FXトレード実践研究ブログ

ISM製造業後にロシア疑惑でドル円が大きく下落、スキャで参戦で+29,061円

12月1日(金)は日本時間0:00に「ISM製造業景気指数」の発表がありました。

私は事前にドル円BUYでエントリーしていたのですが、発表前に利食ってしまいました。

ISM製造業の発表後にチャートに大きな動きが出るなら、また参戦しようと思っていたのですが、ISM製造業は予想とほぼ同じ数値だったので、発表後に大きな動きはありませんでした。

金曜日ということもあり、その後はビールを飲みながら部屋で海外ドラマを見ていたのですが、ドル円が大きく下落したことに気づきました。

まるで北朝鮮がミサイルを撃った時のような下落だったので、何が起きたのかと思いツイッターをチェックすると、ロシア疑惑の新たなニュースが出たことが原因のようでした。

私はほろ酔いだったので、「ここはSELLで利益を上げるチャンス」と瞬間的に思い、スキャ(スキャルピング)で参戦することにしました。

その結果、1日の利益額としてはおそらく今年最大であろう、29,061円を利食うことに成功しました。

年内50万円利食いという目標を達成するために、12月は目標利食い額を14万円に設定しているのですが、12月は初日から29,061円も利食いすることができ、目標達成に向けて幸先の良いスタートを切ることができました。

2017年11月のISM製造業景気指数

ISM製造業発表後のドル円の動きを振り返ってみたいと思います。

ISM製造業は予想58.3に対して、結果は58.2とほぼ同じ数値が発表されました。

ISMの数値は予想よりも0.1ほど悪かったですが、50より上だとドル円の上昇にポジティブな材料となることもあり、少しだけドル円が上昇しかけました。

さらに、米税制改正に対するポジティブなニュースが出て、さらにドル円上昇の期待が出てきました。

私もこのままNYタイムでは113円まで乗せてくる展開となるのかな・・・と思いながら、海外ドラマを見ていたのですが、ここで突然、ロシア疑惑に関するニュースが出て、ドル円は一転してすごい勢いで下落していきました。

ISM製造業発表後にドル円は少し上昇しましたが、ロシア疑惑後はまるでナイアガラの滝のごとく下落し、最終的に140pips(1.4円)も下落しました。

ロシア疑惑〜マイケル・フリンが「ロシアに接触しろとトランプに指示された」と発言

このマイケル・フリンの発言のニュースが出て、ドル円は急落しました。

ISM後にSELLしていた投資家はかなり儲かったのではないでしょうか?

ドル円だけでなく、日経平均先物や米ダウ、米10年債利回りまで下落しました。

ロシア疑惑はトランプ政権に対するマイナス材料でもあるので、政権不安から株も大きく売られました。

ダウもS&P500もナイアガラの滝のごとく下落しました。

株価のこの動きを受けてか、ホワイトハウスから「マイケル・フリン以外に影響を受ける人はいない」という声明文が発表されました。

この後、ドル円の下落も収まったように感じました。

12月1日(金)の収支

ロシア疑惑はMT4の時間で18時10分(日本時間で深夜1時10分)に発表されました。

私はドル円の急落を見て、18時11分50秒に最初のSELLしました。

そして、その後もSELLを重ね、スキャルピングで小さな利益を重ねていくスタイルに徹しました。

青い部分ではSELLを中心にスキャしていましたが、徐々に下がり具合が減ってきたので、そろそろ上昇するかなと思い、赤い部分ではBUYを中心にエントリーしていきました。

結果的に、このロシア疑惑後に約1時間で24,700円ほど稼ぐことができました。

今回は自分にとってとても良い経験となったので、今後もドル円に影響がでる経済ニュースが出た時は、積極的にスキャで参戦していきたいと思いました。

長く保有すれば保有するほど、予想外の動きが発生するリスクも高まるので、スキャのような数秒単位の保有なら、もうちょっとロットを上げてもいいのかなとも思いました。

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