FXトレード実践研究ブログ

2017年のFX年間収支は+428,110円、2018年の目標と課題

2018年になったので、2017年のトレードを振り返りつつ、2018年の課題や目標と向き合ってみようと思います。

まず、2017年はなんとかプラスで終えることができました。

以下のように、年間収支は+428,110円です。

マイナスは1月だけで、2〜12月までプラスですが、内容はホントにメチャクチャというか、「依然としてまだまだ下手くそ」「運が良かっただけ」という印象しかありません。。

さらに、2017年はプラスですが、FXを開始した2016年の年間収支は-665,194円だったので、トータルでは237,084円のマイナスです。(665,194 – 428,110 = 237,084)

いずれにせよ、2017年もマイナスを出すようだったら、もうFXは辞めようと思っていたので、プラスで終えられてよかったです。

今のところ、「なんとか生き延びられた」という感じでしょうか・・・。

2018年の目標

2018年の目標ですが、まず最低限として「2016年からのトータルでプラスにする」というのがあります。

現状では2016〜2017年でマイナス236,983円なので、2018年の年間収支はこの金額以上にする必要があります。

ただ、これは最低限の目標です。

FX3年目になるので、できるだけ大きな成長を遂げたいと思っています。

2017年は約42万円のプラスだったので、2018年は切りの良い「年間100万円プラス」を目標にしたいと思います。

年間100万円ということは、月平均では8万3333円プラスということになります。

正直、今の私の実力からすると、ちょっと厳しい目標なのですが、全く不可能とも思いません。

2017年にやってきたミスを繰り返さなければ、可能性はあるのではないかと思っています。

2018年の課題

2018年の課題としては「SELLでエントリーして利食いする」というのがあります。

私の今までのトレードを振り返ると、おそらく9割以上がBUYエントリーです。

ドル円のチャートが上へ上昇するタイミングばかり探しているような気がします。

しかし、「FXで大きな利益を稼いでいる人はSELLでとっている」ということを耳にしたので、2018年からはSELLでもとれるようになろうと思います。

確かに、ドル円のチャートを見ていると、上昇よりも下降の方が勢いがあるんですよね。

たとえば、上のチャートはドル円1時間足ですが、上手な人ならピンクの部分でSELLでエントリーしているはずです。

こういったところでとれないというのは、FXトレーダーとしては致命傷だと思いました。

もちろん、ドル円の上昇圧力が強く、大きく上昇するような場面ではBUYで着いていきますが、なんだかんだ言って2018年もそれほどドル高円安にならない可能性も大なので、SELLで着いていった方が良い局面も2017年同様に多いと思います。

おそらく、私が2018年に年間収支を100万円プラスにできるかどうかは、「SELLでエントリーして利益確定できるかどうか」にかかっていると思います。

ただ、1つ問題があって、2017年の年末にBUYした2エントリーが大きな含み損(1/3現在で7万円ほど)を抱えており、この2エントリーがなくならないと、SELLエントリーは心理的に難しいかもしれません。。

BUYで含み損を抱えていると、どうしても「上にいって欲しい」という気持ちが働くので、BUY目線になってしまいます。。

ただ、そんなことでは2017年と変わらないので、なんとか克服したいと思っています。

2018年もOanda Japan(オアンダジャパン)のMT4でトレードしていきます。

仮想通貨のトレードをやらない理由

2017年は仮想通貨に投資していた人が一番儲かったと思います。

人によっては、「FXなんてやってないで仮想通貨やった方が儲かるよ」と言う人もいます。

でも、仮想通貨って税金が高いんですよね。。総合課税の「雑所得」なので。

仮想通貨利益は「雑所得」 損益通算不可、国税が見解:日本経済新聞(2017/9/12)

雑所得・・・所得税の区分のうち、給与所得や事業所得などほかの項目にあたらない所得。シャウプ勧告に基づき1950年に創設された。公的年金や、作家以外の人が得る原稿料や印税、講演料などが該当する。雑所得のうち、外国為替証拠金取引(FX)や商品先物の利益は一律20.315%の税率が適用される。その他の利益は原則、所得に応じた累進税率が適用される。

仮想通貨の所得計算、具体例公表 国税庁がQ&A:日本経済新聞(2017/12/1)

国税庁はビットコインなどの仮想通貨で生じた利益が「雑所得」にあたるとの見解を8月末に明らかにした。雑所得は10ある所得区分の一つで、給与などと合わせた全体の所得額に応じて5~45%の税率を適用する。上場株式や公社債などを売却した際の税率は20.315%で、より高くなるケースも出る。

仮想通貨、急騰支える高税率 ビットコイン長者からは悲鳴も:日本経済新聞(2017/12/5)

現在の税法では、株式・外国為替証拠金取引(FX)の取り扱いはビットコインと異なる。個人が株式やFXの売買で手にした利益は一般的に申告分離課税の対象となり、給料などとは別に税金を計算する。住民税を含めて約20%の所得が税金の対象になる。

一方、ビットコインの使用(売買や購入)などで発生する利益は雑所得に分類して給料などに上乗せし、総合課税として税金を計算する。2017年の所得税と住民税(一律10%)を加えた税率は所得が330万円超~695万円以下では30%だが、所得が増えるにつれて税率も上がり1800万円超~4000万円以下では50%、4000万円超では55%に達する。株価指数先物やオプション取引も同じ雑所得だが、特例が適用されて税率は約20%だ

仮想通貨で「億り人」がたくさん出ているようですが、1億円稼いだら税率55%(所得税45%+住民税10%)なので税金は5500万円となり、手元に残る額は4500万円になってしまいます。

「4500万円も残るのだから問題ない」と考えるならいいと思いますが、もしFXで1億円稼いでたら、税金は約2000万円で約8000万円が手元に残ります。

おそらくですが、将来的にも仮想通貨は、株式投資やFXのように申告分離課税の一律20%にはならないと思います。

なぜなら、株式は「国に所属する企業」に対するものであり、通貨は「国に所属する法定通貨」ですが、仮想通貨はどこの国にも属していないからです。

税率を下げるメリットが国にありません。

なので、税制上の優遇は将来的にもないと思います。

むしろ、国としては税金をたくさん取れるチャンスと考えているのではないでしょうか?

このような税制上のデメリットが大きいので、私は「長い目で見たらFXトレードの技術を磨いた方がいい」と判断し、仮想通貨はやらずに、FXを毎日コツコツとやっています。

ビジネスというのは最終的には税金との勝負みたいなところがあるので、稼げる額だけでなく、税率も考えて行う必要があると考えています。

最終的に自分で使えるお金は「手元に残ったお金(売上 – 諸経費 – 税金)」のみなので、税金もコストとして考えるべきだと思っています。

そういう意味では、「高税率な仮想通貨」は「高コストなビジネスモデル」という見方もできると思っています。

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