FXトレード実践研究ブログ

2017年1月17日、英国メイ首相の演説とトランプの為替に関する口先介入

昨日は20:45くらいからイギリスのメイ首相の演説がありました。

メイ首相の演説までは、ハードブレグジットになることを恐れて、リスクオフの円買い。

しかし、私はメイ首相の演説よりも、113.50に入っていたオプションに注目してしまい、損失を出してしまいました。。

その後、メイ首相の演説中にドル円は上へ。

ドル円15分足。

演説途中にエントリーし、なんとかプラスを出すことができ、トータルでは+170円という少額ですがプラスで終えることができました。

少額ですが、損失で終わらなかったことは自分の中では大きいように感じています。負け癖って怖いですから。。

ドル円5分足。

私はよく道に迷います。

迷っていて、違う方向に進んでいるのに、構わずひたすら歩いてしまうこともしばしばです。。

つまり、対局を把握するのが下手くそだということです。

昨日も、全くもって対局を把握できていませんでした。

私は、メイ首相の演説をそれほどリスク要因と考えていませんでした。

なぜ、これほどドル円は下げるのか、あまり理解できていませんでした。

ただ、今考えると、市場はハードブレグジットになることを恐れて、リスクオフの円買いをしていただけと分かるのですが、

私はTRADER’S WEB FXのFXオーダーで、113.50に入ってた大型のオプションに過剰に注目してしまい、113.50を付けたら、反転するというシナリオを描いてしまいました。。

そこで、左側の赤ラインの113.496でBUYでエントリー。

しかし、113.50にタッチした後も、そのままずるずると下へ。

一瞬プラスになるのですが、そこではトレーリングを入れずにいたら、また再度下へ。

で、この時にやっと気づきました。

市場はメイ首相の演説までリスクオフの円買いをしているのだと・・・。

そして、右側の赤ラインの113.132でロスカット。3,620円のマイナスでした。。

メイ首相の演説開始

20:45頃、メイ首相の演説が始まりました。

私はNHKのウェブサイトで同時通訳を聞きながら、チャートとTwitterを眺めていました。

ハードブレグジットにはならなそうと市場は判断したのか、ドル円は上へ。

同時に米10年債利回りも上昇しました。

私は真ん中の赤ライン113.107でBUYエントリーし、右側の赤ライン113.293で利食いました。

3,720円のプラスでした。

この後、もう一度エントリーしたのですが、それはトレーリングストップに引っかかってしまいました。

昨日のFXトレード成績

昨日のトレードをまとめると以下の通り。

取引 ロット エントリー価格 決済価格 pips 損益
BUY 0.1 113.496 113.134 36.2pips -3,620
BUY 0.2 113.107 113.293 18.6pips +3,720
BUY 0.1 113.448 113.455 0.7pips +70
合計損益 +170

トランプの為替に関する口先介入

昨日は米国タイムに入ると、急激なドル安円高にいきました。

結局、1.7円ほど下落し、底は1ドル112.56でした。

原因はトランプ次期大統領がウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「我々の通貨(ドル)は強すぎる」と答えたからです。

日本経済新聞によると、トランプはWSJのインタビューで以下のように答えたそうです。

トランプ氏「ドル強すぎる」 通貨安誘導の可能性 米紙インタビューで:日本経済新聞

トランプ次期米大統領は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日付で掲載したインタビューで、対中国人民元を念頭に「我々の通貨(ドル)は強すぎる」と述べた。同日の電子版では、減税による景気刺激でドル高に弾みがついた場合には「ドルを押し下げる」必要が出てくる可能性を示唆した。17日のニューヨーク外国為替市場では「ドル高をけん制した」と受け止められ、円が対ドルで大きく上昇した。

今後も、トランプがドル高について口先介入する度に、ドル円は下落するでしょうから、トランプのTwitterなどは常にチェックしておきたいところです。

モバイルバージョンを終了