FXトレード実践研究ブログ

エントリーした途端に想定と逆に動き、損切りできずに1万円を超える含み損を抱えたが、なんとかプラスで乗り切る。+6555円

昨日は午前中とロンフィク(深夜0時)にエントリーしたのですが、午前中のエントリーは想定通りにドル円が動いてくれてプラスで終えられたのですが、ロンフィクでは1万円を超える含み損を抱える展開となってしまいました。。

私がロンフィクでBUYエントリーした途端に、リスクオフの円買いが始まってしまいました。。

その後、4時間足の20期間移動平均線でナンピン買い。

最初のエントリーは0.3ロットでしたが、0.5ロット以上は保有したくなかったので、ナンピン買いのBUYは0.2ロットでエントリーしました。

しかし、ナンピン買い後もリスクオフの円高が進み、1ドル112円も割れる展開に・・・。

リスクオフになった原因は米株安と地政学的リスクです。

昨晩はダウ平均は一時400ドルを超える下落となりました。

先日、800ドル以上も下落して、その翌日は世界同時株安のような展開になりましたが、その第二弾が来たかと思ったのですが、先日の暴落は米長期金利上昇とVIX上昇が原因でした。

今回は米10年債利回りは3.1%のままでしたし、VIXは20台で推移していました。

なので、先日ほどの暴落にはならないと思っていました。

また、先日から米国とサウジアラビアの関係悪化不安があります。

サウジ人記者の死亡 トランプ氏「認めざるを得ない」:日本経済新聞

トランプ氏は同日、メリーランド州の空軍基地でも記者団にサウジ人記者が死亡した可能性があると指摘。サウジ政府の関与が明らかになれば「とても厳しい措置」を科す考えを改めて示した。サウジ人記者のジャマル・カショギ氏は2日にトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館に入ったのを最後に消息を絶っている。

昨晩はツイッターでムニューシン米財務長官がサウジでの投資会議に欠席するとつぶやいてから、リスクオフの円買いが加速しました。

カショギ氏の件は人権問題なので、米政府がこの問題に対して何も対処しないとなると、トランプ政権は中間選挙で野党にそこをつかれます。

しかし、米国としてはサウジアラビアとの関係を悪化できないという背景があります。

というのも、中東で対イランに対処するには、イスラエルとサウジアラビアとの関係は維持する必要があるからです。

最近のトランプ大統領のツイッターは中間選挙対策と思われるものが増えています。

上のつぶやきはメキシコ経由で移民が米国に入ってきている動画に対するものです。

トランプ米大統領:メキシコ国境閉鎖も辞さず、軍動員で移民阻止も – Bloomberg

トランプ米大統領は18日、中米からの移民の集団による「襲撃」を阻止するため、軍を動員してメキシコとの国境を閉鎖するとツイートした。

トランプ大統領は選挙公約で「メキシコの間に壁を築く」と言っているので、上のツイッターでの発言は完全に中間選挙対策だと思われます。

というのも、11月6日の中間選挙では、上院は与党である共和党がとることが予想されていますが、下院は民主党がとると予想されているからです。

政治予想サイトから見る2018年米中間選挙のコンセンサス、上院は共和党、下院は民主党のねじれ議会か?

2018年10月19日

トランプ大統領としては、上院も下院も与党である共和党がとって、第二期の大統領選挙への当選につなげたいという思いがあります。

11月6日に向けて、中間選挙対策のつぶやきが増えるでしょうし、外交的にも強硬策に出てくる可能性もあります。

そうなると、リスクオフの円買いが進みやすい展開となってくるので、今後はBUYよりもSELL主体の方がいいかもしれないと感じています。

1万円以上の含み損を抱えたBUY2エントリーでしたが、今日の仲値で無事プラスで終えることができました。

もし、あのまま円高がさらに進んでいたら、またロスカットできずにどんどん含み損が増えて、何もできなくなる展開となっていたので、昨日のロンフィクでのエントリーは結果的にはプラスで終えられましたが、失敗でした。。

あの勢いで下落したのだから、BUYエントリーには途中で見切りを付けて(損切りして)、反対売買のSELLで下落の流れに乗るべきでした。

昨日のエントリーは運が良かっただけですね。

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