FXトレード実践研究ブログ

2019年10月のFX月間収支は+2,741円(前月比+5.97%)、人はなぜ同じ間違いを犯してしまうのか、、、円高になりにくい環境

10月も9月と同じ間違いを犯してしまいました・・・。

9月の間違いはこれです。。

ドル円SELLを最高値でロスカットで-10万円以上の損失…損切りできず、ナンピンが裏目に、マイナススワップに追い込まれた最悪のパターン…

2019年9月26日

損切りできずに10万円ほどの損失を出してしまいました。

この時は「今後は絶対に損切りを徹底する」と決意したのですが、10月もまた損切りできずに、ずるずると保有してしまいました。。

その結果、1万円以上あった利益の8割が吹っ飛んでしまいました。。

ただ、月トータルではマイナスにはならなくてよかったです。

+2,741円という若干のプラスですが。。

人はなぜ同じ間違いを犯してしまうのでしょうか?

なぜ、損切りできないのか考えたのですが、おそらく私がケチだからだと思います。

数千円を失いたくない・・・」という気持ちが、その後のさらに大きな損失につながっています。

損切りは経費」と言いながらも、損失の確定を戸惑ってしまう・・・。

損切りして一旦リセットした方がいい」と頭では分かっていても、それを実行することができない・・・。

全ては「お金を失いたくない」という気持ちが強いからだと思います。

1000円を失うのは嫌なのに、1000円を利益確定しても何となく物足りなく感じてしまう。

同じ金額なのに、利益の喜びよりも損失の苦痛の方が勝ってしまう。行動経済学にこのテーマについて扱っていた箇所があった記憶がありますが・・・。

この先、損切りできないという自分の性格を変えられるのか分かりませんが、今年残り2ヶ月で来年につながるようなトレードができたらと思います。

FXは他のトレーダーとの戦いというより、自分との戦いです・・・。

そして、来週から欧米市場ともに冬時間に入るので、経済指標の発表が1時間後ろにズレます。

2019年10月のFX月間収支

2019年10月は+2,741円で終えることができました。

10月は青いラインを引いた10/14のsellが損切りできずに2週間ほど持ち越して、最終的にスワップも含めて8,498円のマイナスを出してしまいました。

これがなければ1万円以上のプラスで終えられたのですが。

まさに、コツコツドカンでやられてしまった感じです。

今のドル円のSELL(ショート)は0.1ロットでエントリーすると1日あたり100円ほどのマイナススワップが引かれるので、ジリジリと精神的に追い込まれていきます。。

ショートポジションは長く持っちゃダメですね。ショートポジションの失敗こそ損切りですぐに逃げて一旦リセットすべきです。頭では分かっているけど、損切りできない・・・何度も同じ過ちを犯してしまいます。。変わるのって本当に難しいです。。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:45,906円
  • 月末残高:48,647円(+2,741円)
  • → (48,647 ÷ 45,906)-1 = +0.0597…
  • 前月比:+5.97%

2019年10月のドル円為替レート

私が利用しているXM(エックスエム)のドル円4時間チャートです。

10月は11日からずーと1ドル108円台で動いていました。

28日、29日と109円台に載せても、すぐに108円台に下落。

そして、FOMCがあった30日にバイイング・クライマックスのような動きをして、そこから下落です。

私が損切りした2日後に大きく円高に動きました。。

10月のチャートを振り返ると、23日に下落したところで損切りすべきだったと思います。

この時、含み損が-2000円台半ばまで減ったのですが、自分のエントリーポジションまで落ちてくるのを待っていたら、そこまで落ちずにまた上昇していってしまいました。

エントリーポジションにこだわってしまったという悪い例です。。

また、10月のドル円は下落してもすぐに買いが入る展開、つまり円高になりにくい環境が続きました。

為替レートは様々な要因で上下に動きますが、「生命保険などの外債投資拡大」や「貿易赤字」が要因としてあったようです。

円買い阻む需給要因 外債投資拡大や貿易赤字:日本経済新聞(2019/10/24)

実は今夏以降、円相場の中長期的な動きに影響する需給要因が円安方向に強く働いている。一つは生命保険会社などの機関投資家による外債投資、もう一つは日本企業の貿易に伴う売買だ。

19年に入って外債投資が再び膨らんできたのは日米欧など世界各国・地域が金融緩和路線に一斉にかじを切っているからだ。マイナス金利政策を続ける日欧の長期金利はマイナス圏だ。このため金利低下基調ながらも、プラスの利回りを得られる米債券市場に機関投資家の投資マネーが流れ出している。外債投資は円安・ドル高要因になる。

中国の7~9月期の実質成長率は6.0%で、比較できる1992年以降の最低水準を更新した。日本の対中輸出が落ち込み、夏以降の貿易赤字の主因になった。輸入企業は資源や製品を調達する際に必要なドルなどの外貨を得る目的で円を売るため、貿易赤字は円安要因になる。

この記事をまとめると以下のような流れから円安に傾いていると理解できます。

円安要因(円高になりにくい環境)
  • 日本はマイナス金利 → 自国の債券を購入しても利回りがとれない → 利回りがとれる外国債券(外債)を買う → 外債を買うためにはドルが必要 → 円をドルに両替する → 円を売ってドルを買う → 円安ドル高
  • 米中貿易摩擦で対中国の輸出が落ち込む → 輸出が減る → 輸出品を売って受け取った外貨を円に変える動きが減る → 外貨を売って円を買う動きが減る → 円高ドル安の動きが減る → 円安ドル高

とにかく、様々な要因で為替レートは動くので、教科書的な知識が役に立たないことも多々あります。

そのため、想定外の動きをしたら損切りしないと含み損がさらに膨らむことも多いです。

頭では分かっているのですが、いざ損切りしようとすると、体がなかなか動かないのです・・・。

私のFXトレーダーの修行はまだまだ続きますが、損切りが躊躇なくできるようになったら、FX以外でもいろんなことでもっと結果を出せそうな気がします。

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