FXトレード実践研究ブログ

2022年1月のFX月間収支は+7,650円(前月比+1.8%)、2022年の課題である損切りができずにいきなり大きな含み損を抱える、景気後退前のエネルギー価格上昇か?

2022年最初の1ヶ月が早くも終わってしまいましたが、今年は2022年の課題の1つだった損切りができず、いきなり大きめな含み損を抱えるスタートとなってしまいました。。。

2021年のFX年間収支は+53,865円、2022年は9通貨ペアのトレードを上達させ、損切りができるようになり、株式投資に関する記事も書いていく

2022年1月3日

「変わる」というのは本当に難しいもので、「今の自分を否定する行為」でもあるので、どうしても現状維持を選んでしまうようです。。

それでも、損切りできないとトレーダーとしての成長はないと思うので、大きな含み損になる前に損切りできるように変わっていきたいと思います。

すぐに変わることはできないかもしれませんが、いつの日か冷酷非情にサクッと損切りできる自分に変貌できたらと思います。

2022年1月のFX月間収支

1月は7,650円のプラスで終えました。

しかし、2万円以上の含み損があります。。

1/25にエントリーした13,870円の含み損ですが、この時はゴールドが勢いよく上昇していて、ドル円とゴールドは逆相関することが多いので、ドル円をショート(SELL)してサクッと数ピップス取ろうと思ったのですが、ドル円は予想に反して上昇してしまい、そのままどんどん含み損が増えて、損切りできずにそのままって感じです。。

その後、ナンピンのショート(SELL)をしたのですが、今は3月の利上げが控えているので、日米金利差でドル円上昇がコンセンサスだと思うのですが、含み損を抱えると保有エントリーに引っ張られてしまい、ムダなナンピンをしてしまうという負のスパイラルを描いてしまいました。。

今回あらためて思ってことは、損切りに対する瞬発力が必要と思うことです。

「これはミスった」と思ったら、瞬時に損切りして、逆に張るということを迷わずできるようにならないと今後も何度も同じミスを犯してしまうと感じました。

ドル円の日足チャートですが、100EMAも200EMAも上向きで、ここからさらに上昇しそうにも見えるので、2月は序盤から大きめの損切りをすることになるかもしれません。。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:433,751円
  • 月末残高:441,401円(+7,650円)
  • 441,401 ÷ 433,751 = 1.018
  • 前月比:+1.8%

エネルギー価格が上昇すると、その後に景気後退が来る?

私がトレードしているXM(エックスエム)では、エネルギーの先物もトレード可能です。

原油(WTI Oil)、天然ガス(Natural Gas)、ロンドン軽油(London Gas Oil)、ブレント原油(BRENT)があります。

私は最近、これらのエネルギー先物のチャートを表示させて動きを見ています。

原油先物(WTI Oil Futures)の日足チャートです。オレンジのラインは200EMA、ボリンジャーバンド(BB)は2シグマです。(以下同様)

原油は最高値を更新しています。ニュースなどでは今年は1バレル100ドルを突破するという声もあります。

原油、100ドル突破の公算 需要拡大やウクライナ情勢で:ロイター(2022年2月4日)

ストラテジストの間で原油価格が1バレル=100ドルを突破する可能性が高いとの見方が浮上している。世界の需要が旺盛なことが背景。ロシアとウクライナの戦争が今年の大きな懸念要因の一つという。
供給に混乱が生じた場合や、欧州やアジアで高騰している天然ガスに代わって原油の需要が膨らめば、原油価格は上昇する見通し。新型コロナウイルス流行に伴うロックダウン(都市封鎖)の解除も、航空燃料などの需要を押し上げる要因となる。

昨年あたりから「脱炭素」というキーワードを頻繁に見かけるようになりましたが、逆にオールドエネルギーの価格が人類の理想をあざ笑うかのようにグングンと上昇しています。

天然ガスは2021年10月まで上昇し続け、そこから下落してまた上昇していますが、直近では大きく下落しています。

天然ガスと言えば、EUが天然ガスと原子力は持続可能な投資に分類すると報道されました。

原子力・天然ガスは「持続可能」 欧州委が方針: 日本経済新聞(2022年1月2日)

欧州連合(EU)の欧州委員会は1日、原子力と天然ガスを脱炭素に貢献するエネルギーと位置づける方針を発表した。一定の条件下なら両エネルギーを「持続可能」と分類し、マネーを呼び込みやすくする。世界の原子力政策にも影響を与える可能性がある。

ヨーロッパは昨年、風が予定していたよりも吹かなくて、風力によるエネルギーが足りなくなったということがありましたが、自然は人間がコントロールすることはできないので、自然エネルギーに頼っている限り、エネルギーは不安定になりそうです。

また、天然ガスの生産といえばロシアです。

軽油も最高値更新です。

軽油はバスやトラック、ダンプカーなどのディーゼル車の燃料として利用されています。

ブレント原油(イギリスとノルウェーの領海に広がる北海油田)も最高値更新です。

世界3大原油とえいば、「WTI原油(アメリカ)」「ブレント原油(イギリス北海)」「ドバイ原油・オマーン原油(中東)」です。

「WTI原油先物」 – 農林中金総合研究所

原油価格の代表的な指標には、米国産のWTIのほか、欧州産の北海ブレント、中東産のドバイがあり、これら3つが世界の3大原油指標とされている。
なかでも米国産WTIは、取引量と市場参加者が圧倒的に多く、市場の流動性や透明性が高いため、世界の原油の指標価格となっている。WTIの価格が欧州産の北海ブレントや中東産ドバイをはじめ、他の原油指標に影響を与えている。なお日本を含むアジア諸国の原油価格は、中東産原油を買い付けているため、ドバイ価格に連動している。

私が最近、エネルギー先物のチャートを表示させている理由は、過去の景気後退局面の前にエネルギー価格が上昇するという傾向があったからです。

1月のナスダックを中心とした米国株の大きめな調整は、景気後退の事前シグナルかもしれません。

思い出すのは2016年です。2016年は1月に大きく株価が下落し、2月にさらに下落して世界同時株安と言われていました。

ただし、2月に米国株がさらに下げるのならば、そこは絶好の仕込み時になるかもしれません。

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