FXトレード実践研究ブログ

2022年7月のFX月間収支は+4,283円(前月比+8.7%)、ドル高トレンドは今後も継続するのか?

昨日(2022年8月5日 金曜日)は日本時間21:30に米国の雇用統計の発表があり、予想を大幅に上回る結果で、株価も為替も大きく動きました。

予想25万人に対して、52.8万人という2倍以上の結果が出ました。失業率も予想より低い。

この結果を受けて、株価は下落、ドル円は上昇という真逆の動きをしました。

私はドル円がふき上げた瞬間、BUYでエントリーしようか迷ったのですが、すでにワインを飲んでほろ酔い状態だったので、グッと堪えて見ているだけにしました。過去にほろ酔いエントリーで痛い目にあったことがあるので。。。

雇用統計の結果が良いのに、なぜ株価は下落したのか?

その理由は雇用統計の結果が良いということは、景気は悪くないということなので、インフレ対策としてのさらなる利上げに経済は耐えられるとFRBが考え、今後の利上げ姿勢が強まるからです。

「利上げ = 株にとってマイナス」なので、株価は3指数ともに急降下しました。

「賃金インフレ」を恐れぬ米株市場:日本経済新聞(2022/08/06)

発表前は「雇用統計が強ければ株は売り」との見方があった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速の観測が強まるからだ。

ただ、株価は3指数ともにその後、上昇して戻しています。

一方、「米国が利上げ = 日米金利差拡大 = 金利が低い日本円よりも金利が高い米ドルを買いたい」という発想からドル円は上昇しました。

雇用統計前までのドル円の動きを見ると、「ドル高トレンドは終わったかな?」と感じる時も多々ありましたが、昨晩の雇用統計後の急上昇でドル高トレンドが今後も継続するようにも見えます。

日米金融政策の違いで、金利差がまた拡大していけば、来週以降もドル高トレンドが続き、「1ドル140円」を見れる日が来るかもしれません。

今年は海外旅行は諦めて、国内旅行でもしようかと思っています。

ちなみに、現在の米国(30年、10年、5年、2年、3ヶ月)と日本(10年)の債券利回りは以下のようになっています。

米10年債利回りがまた3%を超えたら、ドル高トレンドが継続するかもしれません。

米国債利回りは完全にインバーティッド(inverted yield=negative yield=逆イールド)しています。

景気後退の兆候となる逆イールドカーブ(長短金利差逆転)が起こる理由、次のリセッションや株価暴落はいつ起こるのか過去チャートから予測

2019年3月27日

逆イールドが発生すると、1年3ヶ月(15ヶ月)後あたりで景気後退が起こる可能性が高いとされています。

年内は大丈夫かもしれませんが、来年のどこかで大きく米国株が下がるかもしれません。

その時に、1ドル120円以下の円高に戻っていたら、米国株の仕込み時になりそうです。

今みたいな1ドル130円を超える円安だと、どれだけ米国株が下がっても買う気になれません。。。

2022年7月のFX月間収支

7月は4,283円のプラスで終えました。

稼いだ金額はたいしたことありませんが、苦手な損切りが迷わずできたのが収穫でした。

もうちょっとエントリーしたかったのですが、7月は途中から夏バテで体調が悪い時が多くなってしまいエントリーが減ってしまいました。。

8月は睡眠環境の質を上げ、体調管理をしっかりして、もっとエントリーを増やしたいと思っているのですが、無理してエントリーするとお金を減らしてしまうのが難しいところです・・・。

ただ、ドル円に関してはスワップ金利がそれなりにつくようになったので、ドル円BUYしたい気分ではあります。

ただ、そんな甘い気分を打ち砕くかのように、マーケットはドル円を下げてくることも多々あるのが難しいところでもあります。。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:49,247円
  • 月末残高:53,530円(+4,283円)
  • 53,530 ÷ 49,247 = 1.087
  • 前月比:+8.7%
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