FXトレード実践研究ブログ

2022年8月のFX月間収支は-4,132円(前月比-7.7%)、1990年1月〜2022年9月2日までの32年間のドル円チャート、酔った状態だと理性が弱まり損切りに迷いがなくなる現象を体験

9月1日(木)にドル円がとうとう1ドル140円を付けました。

メディアでは「24年ぶりの円安」という見出しが踊りました。

円140円台に下落、24年ぶり円安水準更新: 日本経済新聞(2022年9月1日)

1日のニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで一時1ドル=140円台に下落した。140円台は1998年8月以来、およそ24年ぶりの円安水準だ。米連邦準備理事会(FRB)が急激な利上げを続けるとの見方が広がる一方で、日銀は大規模な金融緩和を続ける姿勢を崩していない。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いの流れが続いている。今年に入って円は25円下がった。

円安が加速し始めたのは3月中旬だ。ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに世界で商品価格が高騰し、物価上昇の加速でFRBを中心に各国・地域の中銀が金融引き締めを急ぐ姿勢を示した。一方、日銀は「物価上昇は輸入インフレ主導で一時的」との姿勢を崩しておらず、物価上昇率が目標の2%に達した後も大規模な金融緩和を続ける姿勢を保っている。日米金利差の拡大が円売り・ドル買いにつながった。

商品価格の高騰で資源を輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大していることも円安材料となっている。輸入企業は支払いのために市場でドルを調達する必要がある。貿易赤字が拡大すればするほど実需の円売りがかさみ、円安・ドル高が進みやすくなる。

ここで過去32年ほどのドル円為替レートを振り返ってみたいと思います。

上の画像はクリックすると拡大できます。

青丸を付けたところを中心に見ていきたいと思います。

まず、1990年4月に1ドル160円を付けています。

1990年といえば、まさに日本の景気がピークの頃です。

日経平均株価は1989年12月29日の大納会に最高値38915.87円を付けています。

日経平均株価 – Wikipedia

そして、「失われた30年」と言われるデフレ不況の始まりもこの頃で、1990年をピークに日本の景気は徐々に低迷していきました。

ドル円は1995年3月まで下落し、最安値では1ドル79円まで下落しています。

その後は上昇し、1998年8月には1ドル147円台まで上昇しました。「24年ぶりの円安」と言われていますが、この頃以来の円安相場が今です。

ただ、1998年8月に最高値を付けた後は2ヶ月ほどかけて1ドル111円台まで36円も下落しています。急激な円高相場です。

今年は3月から半年ほどで25円も円安となり、これも急激な円安と言われていますが、その以上の急激な為替変動が当時に起きています。

さらに、最高値1ドル147円台から1年3ヶ月で1ドル101円台まで下落しています。

この1ドル101円台は過去の為替レートを見ると、頻繁に節目になっていることが分かります。

1ドル101円台までドル円が下落すれば、米株をかなり良い条件(=将来的に為替差損が出やす条件)で買えると言っていいと思います。

ドル円の話に戻りますが、2011年10月には1ドル75円台まで円高が進みました。

この時期は民主党政権時代です。

【図解・政治】衆院選・民主党政権3年の歩み(2012年11月):時事ドットコム

2009年9月に鳩山内閣が発足し、菅内閣、野田内閣と進み、2012年11月に解散。

「日本の戦後政治=自民党政治」なので、この2009〜2012年の3年間はある意味、ドル円もバグったような感じになったのかもしれません。

ここまでの円高になることが将来的にあるのか?

もしなったら、米国株だけでなくハワイに一軒家やコンドミニアムでも買いたいですね。(まぁ、そんな大金持っていませんが、、、)

民主党政権が終わってから自民党政権に戻り、第2次安倍内閣によるアベノミクスが始まりました。

そして、ドル円も上昇していき、1ドル125円台まで上昇。

その後、ブレグジットで2016年6月に1ドル100円を割り、98円台まで下落。

そして、2016年11月の米大統領選挙でトランプが大統領に当選し、このときも為替レートは上下に大きく動きました。

ちょうど、私がFXを始めた頃で、初めて大損した時のことです。

その後のドル円は比較的ボラティリティが低い状態で横ばいでしたが、2022年3月にロシアがウクライナに攻め込み、ドル円はグングンと上昇していきました。

そして、9月1日には24年ぶりの1ドル140円を付けました。

私はこのドル円の上昇に全く乗れませんでした・・・乗れないどころか40万近い損失を出しています。。。

ちなみに、私が使っているXM(エックスエム)では1971年からのドル円を見ることができます。

まだ私は生まれていませんが、1ドル356円とかそんな時代があったんですね。

このチャートを見ていると、1ドル150円になってもおかしくないとすら思ってしまいます。

2022年8月のFX月間収支

2022年8月は4,132のマイナスで終わりました。

8月26日(金)の4エントリーが全て損失で終わってしまいました。

この日はジャクソンホールでパウエル議長が講演する日でした。

金曜日ということもあり、私はすでに軽く飲んでおり、エントリーする予定はありませんでした。

しかし、パウエル議長の講演が始まり、上限に動くドル円や株価指数を見ていたら、いてもたってもいられず本能的にエントリーしてしました。。

すでのホロ酔い状態だったので、酔拳トレードです・・・。

残念ながら、私がエントリーした瞬間に逆方向に動き、損切りで終わりました。。

しかし、びっくりしたのが、あれだけ損切りができなかった私が、酔った状態だと迷うことなく損切りできました。

おそらく、アルコールによって理性が多少失われた状態だったことで、普段なら効いていたストッパーが効かなくなっていたのでしょう。

別人格みたいなものを体感し、面白いな〜と思いました。

しかし、酔拳トレードは今後は二度としません。

雑なエントリー&雑な損切りという印象しかありませんでしたから。

というわけで、8月はムダな損失を出してしまった月となりました・・・。

9月は冷静にトレードと向き合いたいと思います。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:53,530円
  • 月末残高:49,398円(-4,132円)
  • 49,398 ÷ 53,530 = 0.923 → 1 – 0.923 = 0.077
  • 前月比:-7.7%
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