2016年から海外証券の「XM(エックスエム)」でFXデビューしました。
以前からやりたいと思っていたのですが、なかなか時間がとれずにいたのですが、やっと2016年から時間が取れるような生活様式になったので、さっそくやってみました。
日本のFX業者ではなく、海外業者を選んだ理由は後日説明したいと思いますが、私が調べた結果、海外証券では「XM」がナンバーワンと思ったので、まずは「XM」で口座開設しました。
最初は最小ロットの0.01でトレードし、その後、徐々にロット数を大きくして、最大で1.0ロットまで。
勝ったり負けたりのプラマイゼロが続いていたのですが、11月の米大統領前後で大きな損失を出してしまい、最終的な損益はマイナス665,194円という大損でFXトレード1年目は終わってしまいました・・・。
目次
2016年にFXのために出費した金額合計
最初、100万円を入金した口座の損益計が-348,679円に・・・。
心機一転にと新規口座を作り、新しい口座には300万円を入金したのですが・・・
年末の段階の損益計は-316,515円です・・・。
2つの口座の合計損失は665,194円です・・・。(348,679 + 316,515 = 665,194)
トレード環境にも226,306円(パソコン160,534円、モニタ2台64,368円、キーボド&マウス1,404円)を投資しました。
2016年にFXのために出費した金額をまとめると、以下のようになります。
トレードによる損失 | パソコン | モニタ2台 | キーボド&マウス | 合計 |
---|---|---|---|---|
665,194円 | 160,534円 | 64,368円 | 1,404円 | 891,500円 |
「FXデビューしてなかったら、約89万円が手元にあったのか・・・」と考えると、泣けてきます。。
大きな含み損を抱えた時のパターン
しかし、失敗を重ねていくうちに、自分が大きな含み損を抱える時のパターンも見えてきました。
たいてい、以下のようなケースです。
- エントリー
↓ - シナリオに反して大きく動く
↓ - 含み損を抱える
↓ - ロスカットできない
↓ - 平均取得単価を減らそうと追撃ナンピン
↓ - さらにシナリオに反し、含み損がさらに膨らむ
↓ - ロスカットできない
↓ - どんどん含み損が膨らむ
↓ - 覚悟を決めて、損切り・・・
このパターンが多いです。なぜか、何度も同じ過ちを犯してしまいました。。
他にも損失を出しながら、学んだことがたくさんあります。
FXトレード1年目の665,194円という損失は学習料と考え、ここで一旦、学んだことをまとめておこうと思います。
2016年にFXトレードの実践を通して学んだこと
- トレーリングストップが入ると、負けることがないので安心だが、100ポイント以下だと値動きが大きいとすぐに引っかかってしまう。
- 1分でトレードする場合、1〜2個上の時間軸(5分と15分)のプライマリーをしっかり把握すると、ミスエントリーを減らせる。1時間のプライマリーが下でも、5分や15分のプライマリーが上なら1分ではBUYした方がいい。
- トレイリングストップは40〜75で入れても、すぐに引っかかってしまうことがある。その後、大きく上昇するとすごく後悔するので、200くらいで入れないと意味ない場合も。
- トレイリングに引っかかってしまうと、利益が減る。裁量でいかに高いところで利食いできるかの見極めが大事。張り付いている時にトレーリングに頼りすぎてはダメ。
- 損切りラインは中途半端に入れると、瞬時の大きな下落(ロスカット狩り)に引っかかってしまう。その後、大きく上昇するとすごく後悔する。。エントリー時点で大きく上がるというシナリオを作ったなら、それなりに距離をとって入れた方がいい。ロスカットラインを中途半端に入れると、その後の大きな上昇の恩恵を受けられない。
- プライマリーに逆らってはいけない。スラストアップしたからって、プライマリーに逆らうと大損こく。
- よく分からない時は入らない。エントリーせずに、5000円の損失を出さなかったということは、5000円儲かったのと同じこと。
- ボラティリティが高い時は様子を見て、フェーズを見極めてからエントリーする。フェーズ移行に気づかないと逆に行ってしまう。
- エントリーしたらすぐにロスカットを設定する。これを習慣づければ大きく負けることはない。つまり、勝ちは自分でコントロールできないが、負けは自分でコントロールできる。
- エントリーとロスカットはセット。ロスカットさえ入れておけば、大きく負けることはない。
- 「小ロットでやっているから、損失が出てもたいした額ではない。」この意識で取り組んでいるから、しかるべき場所で利食いができない。
- トレンドが終わって、レンジに入って、そこからフェーズが変わりそうな、変わらなそうな時にエントリーすると、たいてい損する。不明な時は入っちゃダメを徹底しないと、無駄にコツコツ負ける。
- フェーズが移行したのに、前のフェーズのマインドを引きずると痛い目に会う。切り替えが大事。
- エントリーした状態で値動きを見るのと、エントリーしない状態で値動きを見るのとでは、真剣味が違う。
- 波動後期(5波動以降)でエントリーすると、フェーズが変わる危険性を伴う。スラストアップしたからといって勢いでエントリーしない方がいい。
- 順張り(買われているものを買う、売られているものを売る)は正しいけど、波動後期でエントリーが遅ければ、フェーズが変わるリスクを背負うことになる。
- 日足で見て、大陽線の翌日はあまり伸びないことの方が多い。
- ロストカットに引っかかった後が勝負。傷心しているようじゃダメ。そこから再度、エントリーできるかどうかが勝負。
- 損失を取り返そうというマインドだと、不明なところでエントリーしてしまう可能性が高くなる。つまり、負ける可能性が高くなる。
- 自信がない時はロットを減らす。
- ◯◯◯円は越えられないという自分勝手な思い込みはしない。値動きに対処する。
- ロットが小さすぎると緊張感がないし、含み益が出た時にも額が小さいので利食いのモチベーションが上がらず、持ちすぎて悪い方へいってしまうことも。ロットは大きすぎず、小さすぎず。今の自分は0.1〜0.5が最適。
- ロット0.5なら5pipsでも2500円利食えるので、早めに抜けることができる。(0.5x5x1000=2500)早く抜けるということは、大きく儲けられないが、損失のリスクも減らせるということ。
- シナリオと違ったら、すぐに損切りできるようにならないと、その日稼いだ全ての利益を吹っ飛ばすことも。損切りは必要経費。
- 地震速報などの突発的なイベントが起こったら、今保有しているエントリーはすぐに抜いた方がいい。そして、その後の値動きに付いて行くのが正解。急速な値動きの変化は自己強化するので、反対のポジションを持っていた場合はかなり危険。
- 損切りできなくて、既存のエントリーを補足するために(購入単価を下げるために)、プライマリーに反した追撃はしない。これは「お祈り」以外の何物でもない。
- 材料で大きく動いて、自分のポジションと逆の値動きになったら、すぐに抜けるが基本。そして、その後の値動きに付いていき、損失をカバーし、さらに利益を出していけばいい。
- 経済指標によるフェーズの見極め、フェーズが変わったら即座にポジション切りを徹底させないと、今まで稼いだ金を一夜にして失ってしまう。
- 人間というのは同じ過ちを犯してしまうもの・・・。「もうやらない」と思っていても、決めていても、なぜか同じミスをしてしまう・・・。自分では冷静のつもりでも、実はあたふたしている。
- チャートが先行して、事実は後追いで追いついてくる。ファンダメンタルを妄信するより、値動きから市場参加者の心の中を探る方がいい。
- FXトレードは反省にしっかり時間を使わないと、同じミスをして、資産が増えるどころか減ることに。
- 損失が出ていると、取り返そうと思って余裕がなくなり、ムダにエントリーして、さらに損失を膨らませてしまうことに。
- エントリー後、大きな逆の値動きがあった時に、すぐに損切りできないと、その後、大きな含み損を抱えることが多い。ナンピン追撃した時は特に。
- 自分のシナリオに反した大きな逆の動きがあった時は、すぐに損切りして、新しいシナリオを考えないとダメ。
- まずは、しっかり全体分析。そして、シナリオを決める。なるべく初動で入る。あとは、シナリオが崩れるまで一喜一憂せずに待つ。待つのも仕事。変に利食いラインを近づけない。伸びると思った時は伸ばす。じゃないと、いつまでたっても、損大利小。
- 大きく負けないこと、なるべく勝ちを伸ばすこと。今までは全くの逆で、負けを伸ばし、勝ちが短い。だから、儲からない。
- 勝ちを伸ばすとは、時間を見方に付けること。伸びるには時間がかかる。朝から夜まで10時間くらいかかることもザラ。でも、想定通り伸びれば、お金にお金を稼いでもらっていることに。お金に働いてもらっていることに。
- この先、伸びると思ったら、トレーリングストップでゼロラインは引かずに、一旦マイナスを受け入れた方がいい場合もある。実際、含み損を少し抱えても、その後プラスに伸びることはよくある。多少の含み損は調整の範囲。
- 雇用統計のような、大きめの材料相場のイフダンショートはスリッページが起こりやすい。
- 1分足で5回(5分)挑戦して超えられない場合、逆に転換する確率が高い。
- 取り戻そうと、大ロットでギャンブル的に入ると、逆に大損する。
- 経済指標発表前はインサイダーがある可能性があるから、裁量で入るとしても、できるだけ直前に入る。あとは、イフダンで対応する。
- 経済指標発表の1時間くらい前からインサイダーと思われる動きが出るケースがある。こんな時は、発表後に同じ方向に動くことが多い。予兆?
- 経済指標が良かったとしても、チャートが下に向かっていたら、市場の思惑は下ということ。必ずしも、「経済指標が予想よりも良い」=「BUY」ではない。値動きに対処する。
おわり
なんだか、まとまりない感じですが、日々付けていたメモから抜粋しました。
2017年はFXで稼げるようになるといいのですのが・・・。
Oanda Japan(オアンダジャパン)口座開設・MT4用のアカウト作成・入金・トレード開始までの流れ
私は現在、「OANDA(オアンダ)Japan」で世界標準の取引ツール「MT4(MetaTrader 4)」を使ってFXトレードをしています。
「OANDA(オアンダ)Japan」の口座開設からトレード開始までの一連の流れを以下の記事にまとめていますので、もしよかったら参考にして下さい。
↑口座開設について。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)には「NYサーバー」と「東京サーバー」がありますが、両者の違いについて。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)を作る手順。
↑作ったサブアカウント(サブ口座)に入金すれば、トレード開始です。
↑「NYサーバー」のアカウトから「東京サーバー」のアカウントに資金を移動。