FXトレード実践研究ブログ

2020年6月のFX月間収支は-36円(前月比-0.01%)、MT4からMT5へ移行、日経平均株価とNYダウの週足フィボナッチ、米ナスダックは史上最高値、ゴールドも過去5年で最高値

6月は別の仕事が色々と動き出し、全くトレードする時間がとれませんでした。。

ただ、空き時間でMT4からMT5へと移行する作業を行いました。

MT5はMT4の最新バージョンですが、多くのトレーダーは未だにMT4を使っている人が多いです。

なぜなら、EA(自動売買ソフト)がMT4しか対応していないものがまだ多いからです。

しかし、私はEA(自動売買ソフト)を使っていませんし、今後も今のところ使う予定はないので、MT5でもいいと判断しました。

まずは私が利用しているXM(エックスエム)の会員ページで追加口座を作って、既存口座から追加口座へ資金振替を行いました。

MT5でトレードするためにXMで追加口座を開設し、既存口座の残高の一部を追加口座へ資金振替した手順

2020年6月27日

次に、MT5をダウンロード&インストールし、チャートの見た目を自分がトレードしやすいように変更して、試しに0.01ロットでエントリーしてました。

MT5をパソコンにダウンロード&インストールしてログイン、チャートの見た目を変更し、試しに0.01ロットでトレード

2020年6月28日

ついでに、XM(エックスエム)でのマルチディスプレイ(2画面表示)のやり方についても書きました。複数モニタでチャートを見ると環境認識(相場が今現在どのような状況なのかを知ること)がやりやすくなります。

MT4やMT5を2画面などの複数モニター画面(マルチディスプレイ)で起動・表示させてトレードする方法

2020年6月30日

結局、6月はMT5のテスト的なお試しエントリー2回で終わってしまいました。

だいぶ別の仕事も落ち着いてきたので、7月は積極的にエントリーして、MT5の使い方に慣れていきたいと思っています。

2020年6月のFX月間収支

6月はSELL1回、BUY1回で合計2回しかエントリーできず、-36円で終わってしまいました。

どちらも初めて使うMT5のテスト的に最小ロットである0.01ロットでエントリーしたので数十円の勝負です。

MT5は損益だけでなく、損益率も一番右に表示されるのが面白いと思いました。

資金振替は2回に分けて行いました。今は入金額全額をMT5の口座に移動したので、7月はMT5一本でいきたいと思っています。

いつまでも小さなロットでトレードしてもたいして儲からないので、7月は0.1ロットだけでなく0.2ロットや0.3ロットに挑戦しようと思っています。

今夜(7/1)は「ADP雇用者数(21:15)」と「ISM製造業景況指数(23:00)」、明日(7/2)は「雇用統計(21:30)」の発表があります。

米国は7/3(金)が独立記念日で休日となるので、7月の雇用統計は金曜日ではなく木曜日の発表となっています。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:273,473円
  • 月末残高:273,437円(-36円)
  • 273,437 ÷ 273,473 = -1.00013…
  • 前月比:-0.01%

2020年6月のドル円、JP225Cash、US30Cashのチャート

2020年6月のドル円4時間足チャートです。

1週目は1ドル109.85円と1ドル110円手前まで上昇しましたが、2週目〜3週目は下落し、4週目から切り替えして、上昇局面を描いています。

今は1ドル108円前後の攻防といったところでしょうか。

2020年6月のJP225Cash(日経平均株価)4時間足チャートです。

23,305円まで上昇しましたが、その後は下落し、現在は三角保ち合いをしています。

この後、上抜けるのか下抜けるのかといったところでしょうか。

2020年6月のUS30Cash(NYダウ)4時間足チャートです。

日経平均株価同様に高値を付けてから下落し、現在は三角保ち合い状態です。

しかし、日経平均株価と比べると下向きの三角保ち合いになっています。

やはり、このあたりはコロナ感染者の増加がアメリカの方が多いことが影響しているのかもしれません。

米国は世界最大の感染者数(2,779,953人)と死者数(130,798人)ですが、日本(感染者数18,723人、死者数974人)はアジアの中でも抑えられている方です。

JP225CashとUS30Cashの週足チャートとフィボナッチ

JP225Cash(日経平均株価)とUS30Cash(NYダウ)の週足にフィボナッチを引いてみました。

日経平均株価はコロナショックで3月23日に15,316円と2016年の水準まで下落しましたが、その後急速に切り上げ、23,300円まで戻しました。

直前最高値(24,157円)に対して96.45%まで戻したことになります。

実態経済を考えると戻しすぎと感じる人がほとんどだと思いますが、それだけ金融緩和は株価に影響を与えるということでしょう。

NYダウはコロナショックで3月23日に18,158ドルと2016年の水準まで下落しましたが、その後急速に切り上げ、27,624ドルまで戻しました。

直前最高値(29,628円)に対して93.23%まで戻したことになります。

アメリカはコロナショック後、日本以上に金融緩和していますが、日経平均株価の方がNYダウよりも直近高値に対して戻しています。

アメリカは11月に大統領選挙がありますが、現状ではバイデンさんが有利です。

バイデンさんが次期大統領になると、トランプ減税は否定され法人税は上がります。これは株価にとってマイナスです。

また、ロックダウンで感染者を抑えたのに、Black Lives Matterをめぐるデモで多くの人が1つの場所に集まり、大きな声を出す状況が続いてます。これは、コロナ第二波の原因となります。

「バイデン大統領誕生」と「コロナ第二波」という2つの要因がNYダウの戻りに影響を与えている可能性はありそうです。

ナスダック100とゴールドは最高値圏へ

100年に1度の危機と言われる新型コロナで経済がストップし、いまだにワクチンも開発されていない状態ですが、日米ともに株価は十分に高く、米ナスダックに関しては史上最高値を更新する強さです。

上のチャートは「ナスダック100指数」の週足チャートです。

ナスダック100(NASDAQ-100)は米国の新興企業が上場するナスダック(NASDAQ)の中で時価総額上位100銘柄の株価指数です。

コロナショックで大きく下落しましたが、その後は最高値を更新しています。

ナスダック100指数の快進撃、インターネット株バブル期超す勢い – Bloomberg(2020年7月3日)

波乱の相場展開となった今年、ナスダック100指数は前年末比プラス圏に浮上しただけではなく、年間騰落率が過去20年で最高の水準に肩を並べる方向にあり、これほど奇妙な事実はない。

米大手テクノロジー企業は新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)を生き残るだけでなく、その結果としての自らの優位性を劇的に高めている。このため投資家は規模と安定性を備える企業の株式に殺到している。

ホッジス・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ゲーリー・ブラッドショー氏は、「このウイルスがこれらの企業のビジネスを2-3年ほど前倒しさせた」と指摘。「地球上で最高の成長企業が極めて低い金利環境で買われている」と付け加えた。

ナスダック100指数は今週も好調に推移し、新型コロナ感染拡大を受けた相場急落が始まった時の水準を600ポイント余り上回って取引を終えた。同指数の上昇ペースをS&P500種株価指数と比較した指標はインターネット株バブル期のピークを超えた。

ここ数年の相場をITバブルにたとえる人がいますが、だとしたら暴落が起こるとすればナスダック(NASDAQ)から崩れていくというシナリオが1つ考えられます。

新型コロナで現実の経済はまだストップしているところも多い中、ワクチンが開発されず第二波・第三波の不安が残る中、史上最高値をつける株価に違和感を持つ人も少なくありません。

その心理の現れがゴールドの価格に出ています。

ゴールドは株や債券のように配当が出ません。しかし、その希少性からリスクオフ局面(株が売られれる局面)に買われる傾向があります。

株価が下がるヘッジとしてゴールドが買われるのです

しかし、今は株価が最高値を更新するようなリスクオン局面(株が買われる局面)です。

リスクオンなのにゴールドは過去5年で最高値を付けています。

これは投資家の「そろそろ現実社会を反映した暴落が来るのではないか・・・」という不安の現れと見てとれます。

二番底が来たら、株に流れていたマネーがゴールドに流れていくと考えている人がいてもおかしくありません。

過去20年のゴールドの月足チャートです。

2010年に過去最高値を付けていますが、最高値まで届きそうな雰囲気があります。

ゴールドが2010年の最高値を更新する時が、株価が大きく下げる時かもしれません。

XM(エックスエム)なら、通貨ペアだけでなく株価指数やゴールドのようなコモディティも売り買いできるので、現物株のヘッジとしても使えます。

また、コロナ二番底のような暴落相場が来たとしても、株価指数をSELLすることによって利益を狙えます。

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