先日、「MT5(MetaTrader5)」でトレードするために、私が利用しているXM(エックスエム)で追加口座を作って、資金振替をしました。
詳細は以下の記事に書いています。
今回は上記記事の続きとなりますが、「MT5(MetaTrader5)」をパソコンにダウンロード&インストールして、追加口座にログインして、実際にMT5でトレードしてみようと思います。
MT5をダウンロード&インストール
私はデスクトップパソコンでトレードしているので、以下のページでパソコン版のMT5をダウンロードします。
https://www.xmtrading.com/jp/platforms
「MetaTrader 4」と「MetaTrader 5」の2つありますが、右側の「MetaTrader 5」から「PC対応MT5」をクリック。
次のページで「ダウンロード」ボタンをクリック。
ダウンロードが完了したら、ブラウザ左下の「xmdrading5setup.exe」をクリック。
ブラウザの左下に表示されない場合はパソコン内の「PC > ダウンロード」に入っていると思います。
MT5のセットアップ画面が立ち上がりました。
「次へ」をクリックするとインストールが開始します。
MT5がどんな取引プラットフォームなのか画面が切り替わりながら説明されますので、完了するまでしばらく待ちます。といっても1分くらいです。
インストールが完了したので、「完了」ボタンをクリック。
デスクトップにMT5のショートカットアイコンが置かれました。
下の黒いアイコン「XMTrading MT5」がXMのMT5のショートカットアイコンなので、ダブルクリックすればMT5が立ち上がります。
上の「MetaEditor5」はMT5用のEA(自動売買システム)を作る時の専用エディターなので、トレードとは関係ありません。
私の場合はデスクトップ画面にアイコンがあるのが好きではないので、デスクトップ画面のショートカットアイコンは削除し、Windowsのツールバーにアイコンを表示するようにしています。
MT5のアプリ本体は「PC > OS > Program Files > MXTrading MT5 > terminal64.exe」に入っています。(私のパソコンの場合)
さて、次はダウンロード&インストールしたMT5にログインしてみたいと思います。
MT5にログイン
先程の「XMTrading MT5」ショートカットアイコンをダブルクリックすればMT5が立ち上がります。
初めてのログインの時だけ上記の画面が表示されます。
「デモ口座の申請」と書いてありますが、ここでは気にしないでOKです。
XMを選択して、「次へ」をクリック。
「既存の取引口座と接続する」にログインID(口座番号)とパスワードを入力し、サーバーを選択します。
私の場合、先日作った追加口座でMT5を動かす予定なので、追加口座を作った時の口座番号とパスワードを入力しました。
口座番号やサーバーを忘れてしまったら、会員ページにログインすれば確認できます。
ログインID(口座番号)とサーバーは口座を作った時に届いたメールにも書いています。
パスワードは上記画面で入力したものです。
ログインID、パスワード、サーバー情報はテキストファイルにメモっておくと管理がラクになるのでオススメです。
MT5にログインできました。
残高に既存口座から追加口座へ資金振替した173,473円と表示されています。
というわけで、すでにトレード可能な状態です。
しかし、初期状態のこの画面でトレードするのは難易度高すぎなので、次に自分がトレードする通貨ペアだけ表示して、もっと見やすいように画面に変更を加えていきます。
ドル円だけ表示して、チャート画面の見た目を変更
4画面表示から1画面表示にして、ドル円のみ表示させます。
画面上で右クリックして「プロパティ」を選択すると、上記ような画面が表示されるので、ここで自分好みの見た目に変更します。
私の場合は「カラー」で色を選んで、「表示」で「期間区切りを表示」のみにチェックを入れ、「共有」で「ローソク足」と「チャートの自動スクロール」にチェックを入れています。
とりあえず、こんな見た目にしてみました。初期画面よりは見やすくなったと思います。
メニューから「表示 > ナビゲータ」と進み、左側に「ナビゲータ」を表示させます。
その後、「インディケータ > トレンド系」と進み、「Moving Average」をチャートにドラッグ・アンド・ドロップします。
とりあえず「期間」を「20」、「種別」を「Simple」、「スタイル」を適当に設定しました。
同じ作業をもう一度繰り返し、今度は「期間」を「200」、「種別」を「Exponential」、「スタイル」を別の色に設定しました。
「Exponential」は直近の価格が優先されます。200期間と長いので「Exponential」を選択してみました。
チャート上に2本の移動平均線が表示されました。時間軸は5分足です。
これでチャート画面の見た目変更は終わりです。
次は実際にエントリーしてみたいと思います。
トレードする前に「ワンクリック注文」を設定
さて、実際にエントリーをしてみたいと思いますが、その前に1つ設定しておきたい項目があります。
MT4やMT5の場合、画面左上のこの部分でロットの大きさを変更したり、BUYやSELLのエントリーをします。
BUYしようと思ったら、右側のBUYをクリックすればエントリーできます。
ただし、ワンクリックエントリーを可能にするには、その前に設定が必要になります。
メニューバーで「ツール > オプション」と進みます。
「取引」タブを選んで、「ワンクリック注文」にチェックを入れます。
「規約と条件に同意する」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリック。
これでワンクリック注文が可能になります。
この設定は最初に1度だけすれば、この後はずーとワンクリック注文ができるようになります。
ワンクリック注文ができないと、エントリーが数秒遅れるので、この設定は絶対にしておいた方がいいと思います。
チャート画面変更と初期設定に関しては、MT4ですが以下の記事でさらに詳しく解説していますので、以下の記事も読んでおいてほしいです。
実際に0.01ロットでお試しトレード
エントリーする前に環境認識を行います。
メニューバーで「表示 > ツールバー > 時間足設定」を選択。
ツールバーに「時間足」のボタンが表示されました。
日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足と見ていき、環境認識します。私の場合、1分足はあまり見ません。
MT5でエントリーするのは初めてなので、とりあえず最小ロットである0.01ロットでSELLしてみました。
緑の点線がエントリーポイントです。
スプレット(証券会社の手数料)があるので、エントリー直後は必ず損益がマイナスになります。
エントリーラインからドラッグ・アンド・ドロップしてSL(ストップロス=損切りライン)とTP(テイクプロフィット=利益確定のライン)を出します。
だいたい1対1ですね。さて、どちらにいくでしょうか?
私はドル円はさらに下落すると思い、SELL(ショート)したのですが、残念ながらドル円は私のエントリー後に上昇し、損切りラインにかかってしまいました。
MT5ではトレード終了時にエントリーポイントとイグジットポイントが点で表示されて結ばれるようです。これはMT4にはない機能です。
さらに、損益だけでなく損益率も表示されるようになっています。これもMT4にはない機能です。
今回のエントリーでは92円の損失で、損益率は-0.09%です。
画面上で右クリックすると表示される項目も、MT5の方が多いですね。
まだまだ慣れませんが、今後はMT5でトレードして徐々に慣れていきたいと思います。