FXトレード実践研究ブログ

2022年3月のFX月間収支は+840円(前月比+0.2%)、大幅なドル高円安に逆光するナンピン売りで強制ロスカットの恐怖を味わう、含み損も大幅増

2022年3月は急速にドル高円安が進み、ドル円は一時、2015年8月以来の125円まで上昇しました。

3月頭の時点では1ドル115円台でしたが、一気に10円もドル高円安が進みました。

3月頭の時点ではドル円ショートの含み損が18,000円ほどあり、損切りの大切さについて自分に言い聞かすかのように書いていました。

2022年2月のFX月間収支は+5,430円(前月比+1.2%)、損切りは早ければ早いほどいい、損切りするとは自分の過ちを認めること。

2022年3月5日

しかし、この記事を書いたあとにドル円が急上昇し、損切りするどころかナンピンしてしまいました。。

その結果、含み損がどんどんを増えていき、1ドル125円台まで上昇した3月28日(月)には「強制ロスカットされるのではないか・・・?」と恐怖に震えていました。。。

私は当日、のんきにお花見に出かけていました。しかし、途中から花見どころではなくなり、スマホアプリでチャートを確認ばかりしていました・・・。

このキャプチャは12:55なのでお昼ごろです。この時のドル円為替レートは123円台で、まさか数時間後に1ドル125円まで上昇するとは全く思っていませんでした。

ただ、証拠金率(%)がだいぶ減っていたことが気になっていました。

というのも、証拠金率(%)があるところまで減ると強制ロスカットされてしまうからです。

以前、当ブログで「強制ロスカットされる為替レートを知る方法」に関する記事を書いた記憶があったので、その記事を確認したところ、私が使っているXMの場合、証拠金率(%)が20%以下になるとエントリーが強制ロスカットされます。

FXロスカットレートの計算方法、強制ロスカットされる為替レートを知る方法 

2017年3月31日

この記事を参考に、私が強制ロスカットされる為替レートを計算してみると、1ドル125.319円前後です。

122.489 + (141507 / 50000) = 122.489 + 2.83 = 125.319

XMのサイトにもロスカットレベルについて書いてあります。

XMTrading証拠金とレバレッジ

ロスカットレベルとは、未決済ポジションが自動的に決済される有効証拠金レベルを意味します。 取引口座の有効証拠金が必要証拠金の 20% 以下になると、顧客口座のロスカットレベルに達します。

この日のチャートに戻ります。14:55は花見が終わる頃です。

16:34は帰宅途中です。さらに上昇しています。

17時台に入り、欧州勢が動き出し、ドル円はここから一気に上昇します。夏時間の17時台はよく動く時間帯です。

1ドル124.100円。

1ドル124.560円。

この日はスマホばかり見ていたので、充電の減り方も早かったです・・・。

ドル円の為替レートが124.944まで上昇しています。125円にはストップロスが多いと思ったので、ここから一気にさらに上昇してしまうかも・・・と思いながら見ていました。

とうとう125円の壁を突破しました。証拠金率(%)は366.05%まで減っています。

20%で強制ロスカットですから、まだまだと思う人がいるかもしれませんが、レバレッジをかけているので、急速に数値が減少します。

日本のFX業者だったらとっくに強制ロスカットされています。

このあたりのことは以下の記事に詳しく書いています。

「海外FX証券=ハイレバ=危険」ではない理由、ハイレバレッジで小ロットなら逆に強制ロスカットされにくくなり安全、拘束される資金も少なく済む、けっこう皆さん勘違いされていますがFXを始める前に知るべきことです。

2020年4月8日

1ドル125円の壁を突破した時のチャートです。

この昇り龍のようなチャートを見ながら、強制ロスカットの恐怖におびえていました。。。というか、強制ロスカットを覚悟していました。

ロスカットすることから目をそむけた自分のミスだ・・・と。

しかし、ちょうどこのキャプチャを撮ったあたりが天井となり、この語、ドル円は下落していきました。

というわけで、今のところ強制ロスカットはされていませんが、現時点で5エントリーで約30万円の含み損を抱えています。

米国が利上げしたので、1日に付くドル円ショートのマイナススワップも以前よりも増えています。

2022年3月のFX月間収支

3月は840円のプラスで終えました。

といっても、上記のように30万円ほどの含み損がある状態ですが・・・。つまり、損切りできなかっただけです。。

ここまで来ると、どうすればいいのか分からなくなってしまい、ただただ静観しています。。

ただ、今後また1ドル125円のラインは目指してくると思われます。

私が強制ロスカットされる為替レートが1ドル125.319円前後なので、「今のうちに30万円を損切りして、残った約14万で再スタートした方がいい」と思っている自分もいれば、「いやいや、ここから円高になるのではないか?もうちょっと様子を見てみよう」という甘い考えの自分もいます。

正直、どうすればいいのか分かりません、、、この週末にゆっくりと自分と向き合って決めていこうと思います。

前月比パフォーマンス
  • 月初残高:446,831円
  • 月末残高:447,671円(+840円)
  • 447,671 ÷ 446,831 = 1.002
  • 前月比:+0.2%

今後のドル円の予想

2001〜2021年のドル円月足チャートです。

もう覚えていない人も多いと思いますが、2001年にドル円は1ドル135円台まで上昇しています。

その後、2007年と2015年に1ドル125円まで上昇しています。ここが黒田ラインと言われるところです。

そして、今回、2015年8月以来の125円まで上昇しました。

さて、今後のドル円はどうなるのでしょうか?

2001年に付けた1ドル135円を目指すのでしょうか?

それとも、ここから揺り戻して、円高になるのでしょうか?

メディアのニュースなどを見ていると、圧倒的に円安論の方が多いです。

中には1ドル150円と言っている人もいます。

だた、エコノミストやアナリストの予想は外れることも多いですが。

円安の行方、専門家に聞く 「夏に1ドル=135円」の声も: 日本経済新聞(2022年4月1日)

――当面の円相場の見通しは。

 「日米金利差が相場を左右する。米長期金利は3.5%まで上昇余地がある。一方、日銀は2023年4月の黒田東彦総裁の任期までは金融緩和を修正しない見通しだ。長期金利の日米差は、現在の約2%から約3.3%まで拡大するとみている」

 「00年以降の日米金利差と円・ドルの関係を分析すると、1%の金利差拡大で約8円の円安となる傾向にある。現在から10円超の円安となってもおかしくない。今夏にも02年の安値である1ドル=135円程度まで円安・ドル高が進むとみる」(三井住友銀行の宇野大介氏)

――いっそうの円安シナリオも想定されますか。

「24年の台湾総統選を前に中国と台湾の間での地政学リスクが高まれば地理的に近い日本への売りが生じ、1ドル=140~150円程度まで円安が進むリスクもある。台湾海峡の物流が滞れば、エネルギーや食料自給率の低い日本の経済の脆弱性に市場の懸念も集まりやすくなる」(三井住友銀行の宇野大介氏)

「政府によるけん制が圧力となって、3月28日につけた1ドル=125円は一旦の底となり、当面の円相場は120円台前半で推移するとみている」(三菱UFJ銀行の井野氏)

「1ドル=125円86銭を超えるとほぼ20年ぶりの円安水準となり、当面の節目がなくなる。125円台の円安が定着すれば通貨当局の警戒感は一段と高まるだろう。要人発言に注目が集まる」(みずほ証券の上野氏)

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