FXトレード実践研究ブログ

2018年春にFXレバレッジが10倍に規制強化検討、ドル円は一時106円台に、私の含み損は60万弱に。。

昨日(2/13)の日経新聞にFXのレバレッジが10倍に規制強化されるという記事がありました。

FX リスク減へ規制強化 金融庁、証拠金倍率10倍に下げ:日本経済新聞

金融庁は2018年春にも外国為替証拠金取引(FX)の規制を強化する方針だ。個人投資家が預けたお金の何倍まで取引できるかを示す証拠金倍率(レバレッジ)を、現行の25倍から10倍に引き下げることを検討する。外国為替相場が急変動した際、個人投資家や業者が想定を超える損失を抱えるリスクを減らす。

もし、FXのレバレッジが25倍から10倍になってしまったら、FX取引をする人も減るでしょうし、強制ロスカットされて資金を失う人も逆に増えると思います。

私もレバレッジが10倍になったら、FXからは撤退し、株の方に移行することを検討するかもしれません。

レバレッジ10倍では含み損に耐えられずに強制ロスカットされ、入金したお金を一気に失うリスクが増えます。

海外証券の場合、レバレッジが200倍から888倍などとかなり大きいです。

これをリスクと考える人が多いですが、海外証券の「XM(エックスエム)」と日本証券の「OANDA Japan(オアンダジャパン)」の両方を使ったことがある私からすると、レバレッジが大きいことはリスクとは思いません。

むしろ逆で、自分の想定と逆の値動きをしてしまった場合に強制ロスカットのリスクを下げることができるので、含み損に耐えやすいです。

為替は上へいったり、下へいったりするので、含み損が出てもそのまま保有し続けることができれば、その後、含み損はなくなり、含み益に転じることも多いです。

私も過去にそれで乗り切り、100万近くあった含み損を乗り切り、その後、1日で20万円以上も利益確定ができました。

もし、2018年春からFXのレバレッジが10倍になってしまったら、「XM(エックスエム)」のような海外証券に移行する人が増えるかもしれません。

もしくは、仮想通貨に移行する人がさらに増えるかもしれません。

ただし、海外証券も仮想通貨も税制面ではマイナスです。税率一律20%の恩恵を受けることができません。

(追伸 2018年5月30日)

FXのレバレッジが25倍から10倍に引き下げられることはなくなったようです。

FX証拠金倍率、健全性低い業者は上限下げ 金融庁:日本経済新聞

金融庁は外国為替証拠金(FX)取引で、25倍としている証拠金倍率(レバレッジ)の上限を事業者ごとに変える方針を固めた。相場急変に耐えられる経営体力を持っているか厳しく評価し、健全性の低い事業者には自己資本の積み増しや倍率の引き下げを求める。健全な事業者に取引が集まれば、業界の淘汰が進みそうだ。

この日経新聞の記事を読むと、「FX業者ごとにレバレッジの上限を変える」ということのようです。

おそらく、大手事業者はレバレッジ25倍のままで、自己資本が小さい中小事業者のレバレッジのみが引き下げられるということなんだと思います。

いずれにせよ、金融庁がFX業者の健全性をテストするようなので、FX業界がより健全になることにつながると思われます。

そして、今後は自己資本が大きい大手業者に投資家が集まっていくようになるのではないでしょうか。

(追伸 2018年6月16日)

FXに新規制 中小再編の波 健全性、毎営業日チェック 仮想通貨に資金流出響く:日本経済新聞

外国為替証拠金(FX)業界が揺れている。金融庁が検討した証拠金倍率(レバレッジ)規制の強化案は見送りになったものの、業者の健全性を毎営業日評価するなど新規則を導入するためだ。経営体力の弱い中小業者が乗り遅れるのは必至で、再編に追い込まれそうだ。ライバル仮想通貨との競争にもさらされ、瀬戸際に立たされている。

FX取引のレバレッジを25倍から10倍に引き下げる金融庁の規制強化案は見送られましたが、その他の規制が導入されるようです。

たとえば、「ストレステスト」というFX業者に対する健全性評価が年1回から毎営業日に変更になります。

そして、この「ストレステスト」の結果、資本が弱いと判断された業者はレバレッジの上限を引き下げなければならなくなります。

つまり、今後、レバレッジ上限が引き下げられた業者は資本が弱いFX業者ということになります。

そうなれば、そんなFX業者を使う投資家は減る一方ですから、FX業務から撤退などを考えなければなりません。

ただ、投資家としては安心してFX取引できる環境になっていく見方もできます。

おそらく、中小FX業者は今後、大手FX業者に合併などの形で飲まれるような気がします。

2017年末から仮想通貨という新しい資産クラスもでき、FXから仮想通貨へ乗り換えている投資家も少なくありません。

「ストレステスト」対策には「数千万円規模でシステム投資が必要」らしいので、FX業者は今後、大手の寡占状態になる可能性もありそうです。

ちなみに、私は現在「Oanda Japan(オアンダジャパン)」をメインに利用しています。日本はそれほど知名度は高くないかもしれませんが、世界的には日本のFX業者よりも有名な会社ですし、日本のFX業者で数少ないMT4が使える業者でもあります。

ドル円は一時1ドル106円台に、私の含み損は60万円弱に・・・

昨日、今日とドル円は下落し続けており、とうとう本日、1ドル106円台まで円高が進みました。

その結果、BUY3エントリーの私の含み損は60万弱まで膨らみました。

私は300万円ほど入金しているので、証拠金維持率は650%ほどですが、これが100%前後になると含み損が大きなエントリーから強制ロスカットされます。

参考:FXロスカットレートの計算方法、強制ロスカットされる為替レートを知る方法

もし、2018年春からFXのレバレッジが25倍から10倍になったら、いま抱えている含み損に関してはどなってしまうのでしょうか?

10倍だとかなり強制ロスカットされる確立が上がりそうです。。

XM(エックスエム)」を使っていた時はレバレッジを200倍に設定していたので、強制ロスカットのリスクはほとんど感じずにトレードできました。

ひたすら、プラ転するのを待つだけでよかったのですが、レバレッジが10倍になったら、300万円ほどの入金では強制ロスカットはかなり身近になりそうです。。

できれば、現行のレバレッジ25倍を維持してもらいたいのですが・・・。

ここから下は、テクニカル的には円高真空地帯・・・

ドル円週足

私は円安ドル高になって欲しいと毎日のように思っていますが、チャートを見る限り、テクニカル的にはここから先は円高方面は赤い四角のように真空地帯です。

101.23や98.9が次の目安として意識されますが、とりあえずは節目となる105円が意識されることになるでしょう。

105円のラインを割ったら、今度は101.23や98.9が意識に入ってくると思われます。

米長期金利は上昇しているのに、こんなにも円高ドル安になるとは・・・。

本当に為替は難しいですね〜。

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