2021年になったので、2020年のFXトレードやドル円為替レートを振り返りつつ、2021年の目標や課題と向き合ってみようと思います。
月ごとの成績は以下のようになり、2020年の年間収支は224,250円のプラスで終えました。
これまでの年間収支
2016年にFXトレードを開始してからの年間収支は以下の通りです。
- 2016年:-665,194円
- 2017年:+428,110円
- 2018年:+205,274円
- 2019年:-9,738円
- 2020年:+224,250円
- トータル:+182,702円
2016〜2020年の5年間の合計収支は182,702円のプラスです。
去年(2019年)までの合計収支が41,548円のマイナスでしたから、やっとトータルでプラテンにできました。
私は何をやるにも最初の5年は修行期間と考えています。
2021年はFXトレード6年目に入るので、新しいステージとしてこれから成長を加速させていきたいと思っています。
2021年の目標はなし、課題は自分のミスを早い段階で見極めて損切りできるようになること
私は年始にはっきりと目標を立てるタイプなのですが、2021年のFXの目標はあえて「なし」にしようと思います。
というのも、株価もそうですが、為替レートも自分の思うままに動かすことなんて100%できません。
できることは、値動きに柔軟に対応するだけです。
その結果として、数字が付いてくればいいかなと考えることにしました。
そのため、「月に○万稼ぐ」といった目標を立てないことにしました。
野村克也氏が「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言いましたが、私の場合、勝った時は運が良かっただけ、負けた時は損切りができずにズルズルと含み損を増やしてしまうパターンが非常に多いです。
根がケチなのか、プライドが高くて自分の失敗を認めることができないのか、理由は色々とあると思いますが、2021年は当たり前のように損切りができるようになることが課題です。
一旦、自分のミスを認め、ゼロベースにしてから新たに勝負に出るということが重要だと考えています。
じゃないと、昨年末のようにナンピンを重ねてなんとか自分のミスを帳消しにしようという行動に出てしまい、さらに含み損が膨らんでしまうという負のスパイラルにハマってしまいます。
含み損を抱えた状態が続くと、過去のミスエントリーにひきずられるエントリーが続いてしまい、トレーダーとして成長ができない状態も続いてしまいます。
株式投資でいうところの「塩漬け」のような状態になり、典型的な負け投資家の道をたどってしまうのです。
自分のミスを早い段階で見極めて損切りできるようになることが2021年のFXトレーダーとしての最大の課題です。
2020年のドル円の振り返り、値幅は約11円
私が利用しているXM(エックスエム)の2020年のドル円日足チャートです。
コロナショック前の2月に最高値を付け、コロナショックでV字に動き、3月末からジワジワと下落しました。
コロナショック後、FRBがゼロ金利政策を取り、米ドルを買っても金利が付かない通貨となってしまったので、米ドルが相対的に他通貨に対して売られる流れが続いています。
ちなみに、2019年のドル円は以下のような動きとなっています。
1月から4月まで上昇し、そこから8月まで下落し、再度年末に向けて上昇しています。
2019年は1月3日にフラッシュ・クラッシュが起きたことが印象的でした。
明日の1月4日(月)は株式投資の大発会であり、FXでも2021年の初日です。
会社によっては明日は休みのところが意外と多いです。
そのため、明日はマーケット参加者が少ない状態であることが予想できるため、何か仕掛け的な動きが出てくる可能性があるかもしれません。
フラッシュ・クラッシュのようなマーケットが混乱するような動きがないことを祈るばかりです。