2020年になったので、2019年のFXトレードやドル円為替レートを振り返りつつ、2020年の目標や課題と向き合ってみようと思います。
2019年の月ごとの成績は以下のようになり、年間収支は-9,738円のマイナスで終わってしまいました。
- 1月:+16,581
- 2月:+900
- 3月:0
- 4月:+5,904
- 5月:+6,361
- 6月:+4,880
- 7月:引越などで忙しくてノートレード
- 8月:+38,046
- 9月:-92,140
- 10月:+2,741
- 11月:+1,470
- 12月:+5,519
- 年間収支:-9,738
9月の-92,140円が痛いですね。。コツコツと積み上げてきた利益をドカンとやられてしまう展開となってしまいました。。
残念ですが、2019年にした経験を2020年に活かしていけたらと思います。
目次
これまでの年間収支
2016年にFXトレードを開始してからの年間収支は以下の通りです。
- 2016年:-665,194円
- 2017年:+428,110円
- 2018年:+205,274円
- 2019年:-9,738円
- トータル:-41,548円
2016〜2019年の4年間の合計終始も41,548円のマイナスです。
2020年はFXトレード5年目なので、プラスにしていきたいと思っています。
2020年の金額的な目標は月5万円、年間60万円のプラス
一応、2020年の金額的な目標も立ててみたいと思います。
2020年の目標は月5万円のプラスを12ヶ月続けて、年間60万円ほどのプラスを目指したいと思っています。
本業の収入に加えて月5万円の副収入があると助かりますよね。
それを空いた時間でFXで稼げたらと思っています。FXのいいところは、自宅で空いた時間で平日24時間いつでもできるところですから。
ただ、過去の私のパフォーマンスからすると、月5万円はかなり高いハードルだったりするのですが・・・。
まぁ、ベストを尽くします。
2019年のドル円の振り返り、約8円の過去最小の値幅、動かないドル円の理由とは?
私が利用しているXM(エックスエム)の2019年のドル円日足チャートです。
2019年は1月3日にフラッシュ・クラッシュが起こり、たった10分でドル円の為替レートが108円台から104円台へと4円も円高となるスタートで始まりました。
その後は4月半ばまで上昇し、2019年の最高値である1ドル112.380円をつけ、GW前から反転して円高に向かいます。
5月から8月までジワジワと円高が進み、8月末の1ドル104.459円を底に、今度は円安に反転。
12月のクリスマスまでは横ばい相場が続きましたが、12月30日の大納会から2020年年始にかけて、フラッシュ・クラッシュを警戒したような下落が起きています。
XM(エックスエム)のチャート上では、2019年のドル円は上は112.380円、下は104.459円で、値幅としては7.921円でした。(112.380 – 104.459 = 7.921)
日本経済新聞の記事によると、2019年のドル円の年間値幅が約8円というのは過去最小だったようです。
低温経済、為替動かず 円の対ドル年間値幅が最小:日本経済新聞(2019/12/24)
日米欧で為替相場が動かなくなっている。2019年の円の対ドルの値幅(高値と安値の差)は24日時点で8円30銭にとどまり、2年連続で過去最小を更新する見通しだ。
円が対ドルで高値をつけたのは1月3日に一時、1ドル=104円10銭まで急騰した「フラッシュ・クラッシュ(ドルの瞬時の急落)」のときだ。一方、安値は米中貿易協議の合意に期待が高まっていた4月24日の112円40銭。その後は安値と高値を突き破る動きにはならなかった。足元の円相場は1ドル=109円台で推移しており、過去最小だった18年の年間値幅(9円99銭)を下回るのが確実な情勢だ。
為替が動かない最大の理由は世界的に物価が上がらず金利も低いことだ。同じ方向を向いていれば、2つの国や地域の物価・金利の差を調整する為替相場の動きは鈍る。
さらに市場関係者が注目するのが電子取引の普及だ。コンピューター・プログラムが売買を繰り返すアルゴリズム取引は、人を介するより圧倒的に処理が速く、大量の注文をさばける。米ゴールドマン・サックスで顧客向けの電子取引を統括するダミエン・バンダーウィルト氏は「顧客の希望により近い価格で取引が成立し、値幅が小さくなっている」と指摘する。
上記の記事を読むと、ドル円の値幅が小さい理由は「低金利」と「アルゴリズム取引」にあるようです。
私も2019年のドル円はあまり動かなくて「トレードチャンスがない・・・」と思ったことが多かった印象があります。
私はFXを始めた当初、「まずは、ドル円だけを極めよう」と思っていたのですが、今年後半からこの考えが変わり、以下のように思うようになりました。
「ドル円以外の通貨ペアにも挑戦した方がいいのでは?」
「為替だけでなく株価指数やコモディティもトレード対象とした方がいいのでは?」
「ドル円だけにこだわることはチャンスを自ら逸している行為になるのではないか?」
2020年の課題は為替だけでなく、株価指数やコモディティもトレードすること
私が利用しているXM(エックスエム)には、ドル円やユーロドルのような通貨ペアだけでなく、株価指数やコモディティもトレード対象として存在しています。
私はサブで使っているノートブックにもMT4をインストールして、以下のように各種通貨ペアだけでなく、米ダウや日経平均株価といった株価指数、ゴールドなどコモディティのチャートを表示させています。
特に、米ダウ30、日経225、ゴールドの動きを見ながらドル円をトレードしています。
でも、2020年からは今まで見ていただけの株価指数やコモディティもトレードしてみようと考えています。
たとえば、以下のチャートは米ダウ30の2019年一年間の日足チャートですが、押し目でBUYしておけばひたすら儲かっていたと思うのは私だけでしょうか・・・?
過去数十年の歴史を見ると、米ダウ30やS&P500といった米国の株価指数は日経平均株価と違って基本的に右肩上がりで上昇していくので、「BUYしておけばOK」みたいな投資対象として捉えることが可能です。
仮に、リセッション(景気後退)が来て下落相場が始まるとしても、SELLで利益を上げることが可能です。
それこそ、リーマンショックのようなリセッションが来たとしたら、米ダウ30も日経225もドル円も同時にSELLをして利益を上げることが可能です。
ちなみに、XM(エックスエム)には通貨以外の投資対象として以下のものがあります。
コモディティはゴールド(金)とシルバー(銀)があります。
株価指数(現物)は様々な国のものがあります。
このあたりは日本のFX会社と違ってワールドワイドな品揃えです。
先物は期限があるのでハードルが高い印象がありますが、コーヒーやココア、砂糖、コーン、石油といったコモディティもあります。
2020年から2021年にかけては世界的なリセッションが起こる可能性もあるので、とりあえず、米ダウ30やゴールドをテスト的にトレードしてみたいと考えています。
リセッションが起こると、株価指数は当然下落しますし、通貨は円高になりますが、ゴールドは安全資産として買われる(上昇する)傾向があります。
通貨もドル円だけでなく、流動性のあるユーロドルやユーロ円、ポンド円あたりにも挑戦してみたいと思っています。