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2016年にFXを開始するがいきなり60万円を超える損失を出す。しかし諦めずにその後もチャート分析を研究。2020年の新型コロナの自粛期間にFXは不況期に強いビジネスと再認識し、さらに研究に熱を入れる。詳しい自己紹介はこちら »

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い、レバレッジが大きくなると証拠金維持率も増え、強制ロスカットまでの距離が遠くなる

先日、FXで強制ロスカットにかからないためには「入金額」「レバレッジ」「ロット数(枚数)」の3つを自分でコントロールすべきと書きました。

FXで強制ロスカットを避けるために注意すべき5つのこと、入金額・レバレッジ・ロット数でコントロール、あとの2つは・・・

2019年10月11日

図で説明すると以下のようになります。

上図の条件でトレードしていた人が下図にように変更すると、強制ロスカットまでの距離を遠ざけることができます。

「入金額」「レバレッジ」「ロット数(枚数)」という3つの要素をまとめて数値で表してくれるのが「証拠金維持率」です。

FXをやるにあたり、「証拠金維持率」を常に意識しておくことは非常に重要です。

まず、以下の2点を確認します。

最初に確認すること
  1. 証拠金維持率が何パーセントになったら強制ロスカットされてしまうのか(FX業者によって違う)
  2. 現在の証拠金維持率(エントリー後に確認)

証拠金維持率が何パーセントになったら強制ロスカットされてしまうのかをまず知る(FX業者によって違う)

私が現在使っている海外FX業者のXM(エックスエム)では、証拠金維持率が20%以下になると損失が大きい玉(エントリー)から強制ロスカットされます。

私が以前使っていた日本のFX業者のOANDA Japan(オアンダ・ジャパン)では、証拠金維持率が100%前後になったら強制ロスカットされます。

このあたりのルールはFX業者によっても変わってくるので、口座開設したらまず最初に確認すべき項目です。(意外と盲点かもしれません)

これを知らずにFXをやっていたら、かなりヤバいと思った方がいいかもしれません・・・。エントリー前に知っておくべきことです。

現在の証拠金維持率を確認する(エントリー後に確認)

XM(エックスエム)やOANDA Japan(オアンダ・ジャパン)で利用できる世界標準の「MT4」というFXプラットフォームでは、エントリー後に以下のように「証拠金維持率」が表示されます。

「証拠金維持率」の数値が小さくなればなるほど、強制ロスカットラインに近づくということです。

最初に、FXで強制ロスカットにかからないためには「入金額」「レバレッジ」「ロット数(枚数)」の3つを自分でコントロールすべきと書きましたが、証拠金維持率を上げるためにもこの3つの項目は関係してきます。

証拠金維持率を上げるには、以下のようにコントロールします。

証拠金維持率を上げるためには
  • 入金額を増やす
  • レバレッジを上げる
  • ロット数を下げる

つまり、「FXで強制ロスカットにかからないための施策」と「証拠金維持率を上げるための施策」は同じということです。

証拠金維持率が上がったということは、為替レートと強制ロスカットラインの距離が長くなったということです。

証拠金維持率が下がったということは、為替レートと強制ロスカットラインの距離が短くなったということです。

私も含め、多くの人は入金額を増やすことは難しいと思います。(お金に余裕がある人は別です)

一方、XM(エックスエム)のような海外FX業者の場合、レバレッジは簡単にコントロール可能です。

日本のFX業者はレバレッジ25倍までという規制があるのでできませんが。

ロット数は自分で上げすぎないように気をつけるだけです。

ただ、負けが続くと、一発逆転を夢見て大きなロットでエントリーしてしまいがちなので、そんな時こそ冷静になる必要があります。

ロットを上げると大勝も狙えますが、大負けになる確率も上がります。

今回はXM(エックスエム)でのレバレッジごとの証拠金維持率の違いを見せたいと思います。

レバレッジを上げれば証拠金維持率が上がることが体感できると思います。

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い

私はXM(エックスエム)に入金後、最初はレバレッジ200倍でトレードしていました。

XM(エックスエム)の場合、会員ページからレバレッジが簡単に変更できるのですが、上の画像では「レバレッジ 1:200」となっています。

2019年8月5日、レバレッジ200倍でドル円を0.1ロットでBUYしました。

証拠金維持率:3063.01%」と書いてあります。

XM(エックスエム)では証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットされるので、この時点でほぼ強制ロスカットにかかることはないことが分かります。

レバレッジが200倍と大きいので、たった10万円の入金でも0.1ロットと低ロットでエントリーすれば、証拠金維持率が3000%以上になります。

まず、この数字をざっくり覚えておきます。

では、XM(エックスエム)の会員ページでレバレッジを変更してみます。

会員ページのトップページから「全口座の概要を表示する」をクリック。

「レバレッジ 1:200」の右側にある鉛筆アイコンをクリック。

ここでレバレッジを変更します。

XM(エックスエム)ではレバレッジ1倍から888倍まで変更可能です。(※入金額が200万円以下の場合、200万円以上になると200倍まで)

今回は200倍から400倍へと変更します。

「1:400」にチェックを入れて、「リクエスト送信」ボタンをクリック。

レバレッジが「1:400」に変更しました。

会員ページのトップページに戻ると、レバレッジが「1:400(400倍)」になっています。2019年8月7日のことです。

2019年8月13日、レバレッジ400倍でドル円を0.1ロットでSELLしました。

証拠金維持率:6635.50%」と書いてあります。

レバレッジ200倍の時が3063.01%だったので、2.1倍ほどの証拠金維持率になっています。(6635.50 ÷ 3063.01 = 2.166…)

では、次はレバレッジ400倍から888倍に変更します。

先程と同様の手順で「1:888」を選択します。

レバレッジが「1:888(888倍)」になりました。2019年8月15日のことです。

2019年8月23日、レバレッジ888倍でドル円を0.1ロットでBUYしました。

証拠金維持率:16205.41%」と書いてあります。

レバレッジ400倍の時が6635.50%だったので、2.4倍ほどの証拠金維持率になっています。(16205.41 ÷ 6635.50 = 2.442…)

ただ、この時は残高が10万円から13万円台まで増えているので、残高の増加も多少影響しています。

その後、大幅なロスカットをして残高を5万円台まで減らし、さらに0.2ロットで9500円ほどの含み損を抱えていた時がありましたが、それでも証拠金維持率は4357.17%もあります。

以上のように、レバレッジを上げると証拠金維持率は上がります。

その結果、為替レートと強制ロスカットラインまでの距離が長くなり、強制ロスカットにかかる確率を減らすことができます。

日本のFX業者(レバレッジ最大25倍)を使って、強制ロスカットに怯えながらトレードしている人は、レバレッジ最大888倍のXM(エックスエム)を使うことで、強制ロスカットの恐怖から逃れることが可能です。

予想外の大きな含み損を抱えてしまったら、為替レートがどこまで動いたら強制ロスカットされるのか計算する

私もよくやってしまうのですが、FXをやっていると自分でロスカットできずに予想外の含み損を抱えてしまうことがあります。

その結果、証拠金維持率がどんどん低く(=為替レートと強制ロスカットラインがどんどん近く)なっていきます。

そんな時は、為替レートがどこまで動いたら強制ロスカットされるのか(=証拠金維持率が強制ロスカットされるパーセンテージに達するのか)事前に計算しておいた方がいいです。

計算方法は「今の為替 – (余剰証拠金 ÷ 保有枚数)」ですが、詳細は以下の記事に書いています。

FXロスカットレートの計算方法、強制ロスカットされる為替レートを知る方法 

2017年3月31日

私が使っているFX業者について

私は現在、レバレッジ最大888倍の「XM(エックスエム)」でFXトレードをしています。

XM
https://www.xmtrading.com/jp/

XM(エックスエム)は海外のFX業者なので、日本のレバレッジ25倍までの規制に縛られることなく、ハイレバレッジでFXトレードが可能です。

強制ロスカットにかかるリスクを低くするために、日本のFX業者では100万円以上の入金は必要だと個人的に思いますが(私は300万円入金していました)、レバレッジ最大888倍のXM(エックスエム)なら10万円の入金でも十分です。

つまり、レバレッジが大きい方が拘束される資金(=口座に入金する資金)も少なくて済むということです。

「FXに挑戦したいけど十分なお金がない...お金が貯まるまで待てない」という人は、 XM(エックスエム)で挑戦してみるといいと思います。いま現在、手元に現金がなくてもクレジットカード入金も可能です。

さらに、XM(エックスエム)なら世界標準のFX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」をデフォルトで利用できます。

「MT4」は日本の多くのFX業者ではなぜか取り扱っていませんが、FXトレーダーの中では 「MT4で取引するだけで勝率が上がる」と言う人もいますし、「MT4じゃなと勝てない」と言う人もいるくらいの高性能な取引ツールです。

世界ではFX取引ツールと言えば「MT4」なのです。

さらに、XM(エックスエム)なら口座開設で3000円受け取れ、さらに入金するごとにボーナスクレジットというトレードに使える資金を受け取れます。

私は10万円を入金して63,509円のボーナスクレジットを受け取り、163,509円からスタートしました。

海外の証券会社ですが、日本語でのサポートも充実しています。私は分からないことがあるとチャットによるリアルタイムサポートで質問して解決しています。

XM(エックスエム)の口座開設や入金方法、入金ボーナスに関しては以下の記事で詳しく説明しています。

XM(エックスエム)の口座開設手順を分かりやすく解説、口座開設で3000円、入金で最大50万円を受け取れ、トレード資金として使えます。

2019年10月3日

XM(エックスエム)の入金方法、入金額は1万円から送金手数料なし、日本の銀行に振込して1時間以内に口座に自動反映、10万円を入金

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XMの入金ボーナス(日本円で最大約50万円)について分かりやすく解説、トレード資金に使えます。

2019年10月9日

世界標準のトレードツール「MT4」のダウンロード、ログイン、設定の仕方については以下の記事で解説しています。

FX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」のダウンロード方法、アプリの立ち上げ、ログインの手順について解説

2019年11月6日

初めてMT4でFXトレードする人が最初に設定しておきたいこと、移動平均線やRSIや複数時間軸チャート表示、ワンクリック取引を可能になど

2019年11月11日

また、FXをやる前に必ず知っておきたいことについては以下の記事で触れています。(意外と盲点ですし、知らないと最悪、資金を溶かすことになります。)

「海外FX証券=ハイレバ=危険」ではない理由、ハイレバレッジで小ロットなら逆に強制ロスカットされにくくなり安全、拘束される資金も少なく済む、けっこう皆さん勘違いされていますがFXを始める前に知るべきことです。

2020年4月8日

FXで強制ロスカットを避けるために注意すべき5つのこと、入金額・レバレッジ・ロット数でコントロール、あとの2つは・・・

2019年10月11日

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い、レバレッジが大きくなると証拠金維持率も増え、強制ロスカットまでの距離が遠くなる

2019年10月14日

今すぐXM(エックスエム)でFX取引したい人は、「リアル口座」「MT4(MT5よりMT4の方が安定していて優秀)」「スタンダード口座」で口座開設することをオススメします。
https://www.xmtrading.com/jp/

口座開設に1〜2日、入金は銀行振込でもクレジットカード入金でも数分で完了するので、最短で2日後にはトレード開始できます。

日本の証券会社でFXをやりたいと考えている人なら、MT4が使える「Oanda Japan(オアンダジャパン)」がオススメです。私も以前、ここでトレードしていました。

広告にはあまり費用を使わない会社なので、日本での知名度はそれほど高くありませんが、実力&歴史ともに兼ね備えた信頼度の高いFX業者です。

ただし、レバレッジが25倍なのでそれなりの資金を入金しないと強制ロスカットにかかる確率が高くなってしまいます。(これは日本のどのFX業者にも言えることです)

私は300万円入金してトレードしていました。

2019年にマンションを購入して頭金の支払いにまとまった資金を入れたため、FXに100万円以上の資金を入れるのは難しいので、XM(エックスエム)に20万円だけ入金してトレード技術を磨いています。

寝ている間に為替レートが大きく動いて、仮に強制ロスカットされたとしても20万円の損失で済むので、心のゆとりを持ちながらトレードと向き合えています。