2019年も早いものであっという間に2ヶ月が終わり、3月に入りました。
今後は寒さは徐々に和らいでくると思いますが、花粉症の季節が始まるので、日本の1〜4月は過ごしづらい日々が続きます。。
2月はほとんどエントリーできず、ただチャートを眺めるだけの日々が続きました。
たまにしたエントリーも、利食いが下手すぎて嫌になるレベルで終わってしまいました。。
その結果、+900円というしょぼい結果でした。
大きな含み損を抱えたエントリーを2つ抱えているので、なかなか積極的にエントリーできませんし、エントリーしても焦って利益確定してしまい、その結果、その後の大きな上昇をとれないという負のスパイラルに陥っています。
唯一の希望は日々受け取るスワップポイント(スワップ金利)くらいでしょうか。
ドル円BUY2エントリーのスワップポイントがとうとう4万円を超えました。
約3ヶ月で40,515円なので、1ヶ月で13,505円ほどのスワップポイントが入ってくる計算です。
仮に、あと3ヶ月ほど保有したら、合計保有期間が6ヶ月となるので、「13,505 × 6 = 81,030」となり、合計で81,030円のスワップポイントとなります。
ドル円が今の為替レートを維持してくれれば、含み損(現在6万円ほど)よりも受け取ったスワップポイントが上回ることになります。
ただ、3ヶ月以内に大幅な円高ドル安相場が来る可能性もあります。
イギリスが3月末に「合意なき離脱」をしたら、2016年6月の時のブレグジット(当日は1ドル99円台までドル円下落)のように一気に円高が進む可能性もあります。
そのため、含み損が5万円ほどまで縮小したら、この時点で損切りして、ポジションフリー状態でやり直すことも視野に入れています。
2019年2月のドル円為替レート
私が利用している「Oanda Japan(オアンダジャパン)」のドル円4時間足です。
昨日はドル円が大幅に上昇し、レンジをうわ抜ける展開となりました。
きっかけは、米国の予想を上回るGDP発表です。
NY円、続落 1ドル=111円35~45銭で終了、米GDPが予想上回りドル買い:日本経済新聞(2019/3/1)
10~12月期のGDPは前期比年率2.6%増と市場予想(約2%増)を上回った。7~9月期の3.4%からは減速したが、企業の設備投資の伸びが支えた。全体の約7割を占める個人消費も堅調な伸びを維持した。米景気減速への警戒感が薄れて米長期金利が上昇し、対主要通貨でドルが買われた。
円相場112円台うかがう 膠着抜けるか:日本経済新聞(2019/3/1)
相場を大きく動かすきっかけとなったのは、2月28日に公表された2018年10~12月期の米国内総生産(GDP)だ。実質GDPは前期比年率2.6%増と市場予想の2.2%を大きく上回る結果となった。18年7~9月の3.4%からは減速したものの、企業の設備投資や個人消費は好調だった。つい2週間前に公表された18年12月の米小売売上高が大幅なマイナスとなり、市場参加者にショックを与えていただけに、予想以上に好調だったGDPの結果は市場の安堵感につながった。
米景気後退への懸念が薄らいだことで、米長期金利が上昇し約2週間ぶりに2.7%台を回復。米金利の上昇が日米金利差の拡大を促し、為替市場では円安・ドル高が進行した。中長期の相場のトレンドを示す200日移動平均などのチャート上重要な節目を抜けたことも円安に弾みをつけた。
米GDP発表前は、米朝首脳会談が思いのほか早く終わり、北朝鮮の非核化が合意に至らなかったというニュースが出ていたので、多くの投資家はリスクオフ寄りの判断をしていたと思います。
つまり、ドル円ならSELL目線だったと思います。
しかし、2018年10~12月期の米GDPが予想を大きく上回り、その結果として米10年債利回りが2.6%から2.7%へと上昇しました。
債券は価格と利回りが逆相関なので、債券利回りが上がったということは、債券価格が下がったということです。
つまり、債券が売られるという典型的なリスクオンの流れとなりました。
また、昨晩の急上昇を見ると、多くのストップロス(SELLの損切り)を巻き込みながら上昇したような気もします。
昨日はドル円SELLで損切りした人も多いのはないでしょうか。
ドル円の日足です。
200日線を超えています。これは年間の平均為替レートを上回ったということを意味します。
節目として意識される線なので、今後、1ドル112円を目指す展開となるかもしれません。
クロスドルを見ると、それほどドルが買われているという印象はありません。実際、ドル指数は96台を維持しています。
クロス円を見ると、明らかにどの通貨に対しても円が売られています。やはり、マーケットはリスクオンの流れとなっているようです。
今日はISM製造業、来週はISM非製造量、ADP雇用者数、雇用統計と大きな経済指標の発表がありますが、この結果が良ければ、ドル円は1ドル112円乗せする展開も有り得そうです。
Oandaの「オープンオーダー・オープンポジション」を見ると、節目の1ドル112円ではなく、1ドル112.25円にSELLオーダーがたくさん入っていることが分かります。
展開によっては、1ドル112.25円のSELLオーダーのストップロス(損切り)を巻き込んで、さらに上昇する可能性もあるかもしれません。
1ドル113円台のBUYで含み損を抱えている私としては、良い結果が出ることを祈るばかりですが・・・。
ドル円週足です。
26週線を少し超えています。
1月3日にフラッシュ・クラッシュが起きた後は、エコノミストやアナリストは1ドル80〜100円ほどの円高予想をする人が多かったですが、現状ではドル円は年始から円安に進んでいます。
あらためて、エコノミストやアナリストなどの証券会社関係者の予想は当てにならないと感じます。。
2019年2月のFX収支
2月はほとんどエントリーしませんでした。
エントリーしても、含み損を抱える前にトレイリングストップに引っかかってしまったりなどで、数百円のプラスで終わってしまいました。
1月3日のフラッシュ・クラッシュ時には37万を超える含み損がありましたが、6万円台まで減少しています。
このまま素直にドル高円安が進むとは思いませんが、なんとかいい形で乗り切れたらいいのですが・・・。
ただ、毎年3月は以下の要素があり、円高になりやすい傾向があります。
- 日本の輸出企業が海外での売上を円に戻す(=円転=外貨を売って円を買う=円高)動きが出やすい
- 投資家が外貨で受け取った利子や配当金を円転する
ただし、季節性とは全く反対の動きをすることもよくあることなので、すべてのファンダメンタルズ要素は為替チャートに織り込まれるという視点を大切にしていきたいと思います。