コロナショックでリスクオフの円高ではなく円安になった理由、資産の現金化(キャッシュイズキング)による米ドル需要でドル円は1ドル101円台から111円台へV字上昇

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2020年2月末に起きたコロナショックは、2008年9月のリーマンショック以来の大暴落相場となっています。

通常、株式市場が暴落するようなリスクオフ局面では、ドル円は円高方向に進む傾向があります。

実際、リーマンショック時は以下のチャートのように大幅な円高が進みました。

2008年9月のドル円は1ドル108円台でしたが、年末の2008年12月には87円台まで下落していますので、4ヶ月で21円も下落したということです。

そして、その後もドル円は下落し続け、最終的には2011年10月の1ドル75円台を大底としました。

つまり、リーマン・ブラザースが倒産した2008年9月15日からドル円が底を付くまでに3年もかかったということです。

このように、リスク(=ボラティリティ=変動幅)が比較的高い資産からマネーが逃げていくリスクオフ局面では、日本円は買われる(=円高になる)傾向がありました。

その理由は、以下の記事に書いた通り複数あります。

少子高齢化が進み、国の借金も多い日本の「円」がなぜ安全資産なのか?「リスク回避の円買い」「有事の円買い」など、リスクオフ局面で円が買われる理由

2019年2月2日

しかし、リーマンショック以来の暴落相場であるコロナショックでは、ドル円は少し違う動きをしています。

上のチャートはドル円の4時間足です。見ての通り、一旦大きく円高(=ドル円の下落)が進みましたが、その後は円安(ドル円の上昇)に傾き、ほぼ全値戻ししています。

コロナショック(=暴落相場)が本格的に始まったのは、週明けの2月24日(月)です。日本は天皇誕生日の振替休日で2/22(土)〜2/24(月)の3連休でした。

アジア圏のみの問題と思われていたコロナウィルスが欧米圏にも広がり、世界的なパンデミックの様相を帯びてきたことで、マーケットも一気にリスクオフ(リスク資産の売却)に傾きました。

2月21(金)には1ドル112円台だったドル円も2月24日(月)から円高が進んでいきました。

特に、3月9日(月)のドル円は1ドル105円台からのギャップダウンで始まり、そのまま101円まで円高(=ドル安)が進みました。たった1日で約4円の円高です。

このまま1ドル100円割れするのか?

リーマンショックの時は4ヶ月で21円も下落したのですから、今後ジリジリと1ドル91円くらいまで下落してもおかしくありません。(112 – 21 = 91)

しかし、ここから逆回転が始まり、一気にV字回復かのように今度は円安(=ドル高)が進んでいきます。

そして、約1ヶ月で全値戻しの一歩手前の1ドル111円台まで戻しています。

実は、私は2月時点でドル円の動きに違和感を感じていました。

それは、以下の記事で触れているのですが、『今後は「有事の円買い」から「有事のドル買い」にシフトする可能性も十分にありそうです。』と書いています。

2020年2月のFX月間収支は+20円(前月比+0.01%)、「有事の円買い」から「有事のドル買い」に転換か?

2020年3月2日

今までは「有事の円買い」になることが多かったのですが、2020年2月は「有事のドル買い」が優位に進んでいると感じる場面が多かったです。「今までと違うな・・・」と感じていました。

そして、3月頭に「コロナショックがきっかけで、2018年〜2019年の2年間は値幅が10円以下だったドル円がとうとう大きく動き出すのではないか?」と仮説を立てました。

FXで利益を出すには、値幅が小さいよりも値幅がある程度あった方が有利です。

そこで、3月からドル円のトレードをいつもよりも積極的にやることにしました。2020年は株よりもFXに優位性を感じたからです。

2020年は株式投資よりFXに優位性?ドル円為替レートのボラティリティ(値幅)が大きくなりFXで稼ぎやすい相場環境に、不況期は新しいお金持ちが生まれるチャンス

2020年3月15日

その結果、3月5日〜24日までのパフォーマンスですが、以下のように今のところプラスにできています。本業以外でこれだけの副収入があると助かります。

ちなみに、米ドルが上昇したのは対日本円だけでなく、ほとんどの通貨に対して3月9日あたりから上昇しています。

各国通貨に対して米ドルが買われてドル高になっています。

コロナショックでリスクオフの円高ドル安にならずに、なぜ円安ドル高になったのか?

なぜ、3月9日からV字上昇をしたのか?

今回はこの理由を探っていきたいと思います。

コロナショックでリスクオフの円高にならずに円安(=ドル高)が進んだ理由

まずは、ドル円が1ドル110円を超えて、111円まで戻した3月20日の記事を引用します。

ドル大幅高、新型コロナ懸念でドル需要拡大=NY市場 – ロイター(2020/3/20)

終盤のニューヨーク外為市場ではドルが幅広く上昇した。新型コロナウイルスによる景気鈍化懸念を受け、各国中銀が市場沈静化に向けた政策を打ち出しているにもかかわらずドル需要が高まっている。

バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「ドルの強さは強力なショートカバーによるものだ」とし、「ドルは世界の資金循環の大部分で資金調達に利用されていたが、資金循環が逆転し、調達通貨が買い戻されている」と述べた。

ショートカバーとは「売りポジションの買い戻し」のことです。つまり、SELL(=ショート)で利益を狙っていた投資家がドル円上昇で踏み上げられて、ポジションを解消(=買い戻し=BUY)したということです。

「ドルは世界の資金循環の大部分で資金調達に利用されていたが、資金循環が逆転し、調達通貨が買い戻されている」という表現がちょっと難しいですね。。

ただ、この後に引用する日経新聞の記事を読むと、この表現の意味合いが見えてきます。

ドル、34年ぶり高値に 資金確保に世界が殺到:日本経済新聞(2020/3/20)

外国為替市場でドルが34年ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受け、基軸通貨であるドル資金を確保する動きが加速しているためだ。

そもそもコロナ感染が拡大する前からドルは上昇基調にあった。そこにパンデミックが加わり、先週以降は短期のドル資金の需要が拡大し、ドル相場が急上昇。企業は市場で短期資金を調達しづらくなり、銀行間でもドルの短期資金が逼迫、金利の上昇を招いている。米国の投資家は海外にある資産を売却し、母国に資金を戻す動きを強めている。あらゆる金融資産の値動きが激しいこともドル需要の急激な拡大につながっている。

いわゆる「悪いドル高」といわれる現象が起きるのは、08年のリーマン・ショック以来のことだ。基軸通貨のドルが調達しづらくなると、世界の銀行による投融資にも影響がでてくる。ヘッジファンドの運用にも支障が出て株価や債券など金融資産の価格変動を大きくするおそれもある。

基軸通貨であるドル資金を確保する動きが加速」ということですが、この記事を読んでもはっきりとはその理由は見えてきません。

ただ、「銀行間でもドルの短期資金が逼迫、金利の上昇を招いている。」とあるので、いつもとは違う何かが起きていることは実感できます。何も問題が起こっていなかったら金利は上昇しないからです。

米欧中銀、信用収縮回避へ 金融市場が逼迫 FRB、MMF支援 欧州中銀、国債購入:日本経済新聞(2020/3/20)

新型コロナウイルスによる経済への打撃が懸念され、金融・証券市場からは資金が引き揚げられている。銀行間取引でも資金が逼迫し、「流動性危機」の様相だ。実体経済への波及を止められるか、瀬戸際の対応が迫られている。

新型コロナウイルスがもたらしている市場の混乱の根っこには「流動性の枯渇による危機」(米運用会社、ルーミス・セイレスのダニエル・ファス副会長)がある。

経済活動がいつ再開できるか不透明なため、企業は手元資金の積み増しに躍起だ。市場のマネーの水位は下がり、調達に困る企業が出てこないか不安が広がっている。

ドル資金の逼迫は顕著だ。銀行が短期市場でドルを調達する際のコストを示すロンドン銀行間取引金利(LIBOR)3カ月物と翌日物金利スワップ(OIS)との差をみると、18日時点で1.01%台と2月末時点の0.2%台から急拡大。2009年3月以来初めて1%を超えた。

4%手前まで拡大した金融危機時は、金融機関の倒産リスクがコスト高の原因だった。今回は銀行自身もどのくらいの資金が必要か見えず、他行に貸したがらない。

銀行間取引で金利が上がり、ドル資金の流動性が枯渇しているようです。

皆がドルを欲しがっているのに、なかなか手に入らない状態のようです。

銀行間取引 疑心暗鬼ならマネー枯渇も:日本経済新聞(2020/3/20)

銀行同士が資金を貸し借りする取引。日本では、呼べば応えるという意味で「コール市場」とも呼ばれる。銀行間の市場での取引金利としてはロンドン銀行間取引金利(LIBOR)や東京銀行間取引金利(TIBOR)などもある。「LIBOR+0.1%」といった具合に、企業向け貸し出しや社債発行などの際の指標になっている。

2008年のリーマン・ショックの際には、信用力の低いひと向けの住宅ローン(サブプライムローン)を束ねた証券化商品を取引相手の金融機関がどれだけ保有しているか分からず疑心暗鬼が拡大。市場でお金の出し手がいなくなり、LIBORが急騰した経緯がある。

新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から、投資資金をドルに換金し手元に確保する動きが強まっている。このためドル資金が枯渇しないように、日銀や米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)など6つの中央銀行は16日、協調してドル資金の供給を増やすことで合意。

リーマンショックやコロナショックのようなリスク資産の暴落局面では、銀行間取引の金利が上がる傾向があるようです。

東京為替見通し=ボルマゲドン対策としてのドル資金争奪戦継続でドル続伸か:FXニュース – ザイFX!(2020年03月20日(金)08時00分)

恐怖指数(VIX)は、2008年のリーマンショックの際には89.53まで上昇したが、今回の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と原油価格急落による「逆オイルショック」により85.47まで上昇している。ボルマゲドン(=「ボラティリティー」+「アルマゲドン」)が全ての市場を下落させ、25兆ドル規模の損失を発生させており、12兆ドル規模のマージン・コール(追証)により、ドル資金の争奪戦となっている。

通常のリスク回避取引は、「リスクパリティー戦略」により株式を売却して、安全資産とされる米国債市場や金市場へ資金が避難するが、ボルマゲドン相場では、株式市場や原油市場での損失を穴埋めし、マージン・コール(追証)を確保するため、米国債や金を売却せざるを得ない状況に追い込まれており、「有事のドル資金確保($cash is king)」の様相を呈している。

世界的なリセッション(景気後退)懸念による世界同時株安、ボルマゲドン対策としてのドルの流動性確保の動きが継続している。世界最大のニューヨーク株式市場(21兆ドル)、米国債券市場(17兆ドル)、原油市場、金市場の下落を受けて、12兆ドル規模のマージン・コール(追証)が発生していると言われており、ドルの流動性確保の動き、ドル需要が高まりつつあり、ドルは全面高の様相を呈し始めている。

この記事を読んだ時に、今のマーケットがどんな状態なのかが少し見えてきました。

通常、リスクオフ局面では株式が売られ、その資金が債券やゴールドに向かいます。

しかし、今回の「コロナショック+原油安相場」では債券やゴールドからもマネーは逃げ出し(もしくは、株で被った損失を利益が出ている債券やゴールドを売却することで穴埋めし)、キャッシュイズキングで世界の基軸通貨である米ドルにマネーが向かっている(=皆が米ドルを買い向かっている)ようです。

利回り狙いのJリート(J-REIT=不動産)も-50%も暴落しました。

コロナショックで東証REIT指数が-50%の大暴落、リートが今まで買われた理由とコロナショック後に大きく売られた理由、個別銘柄の利回り一覧(2020/3/19)、分配金狙いの投資は金持ちの戦略

2020年3月23日

次からは3月23日の記事の引用です。

五輪、延期含め検討へ 国内市場や景気への影響は 関係者の見方:日本経済新聞(2020/3/23)

経済活動の正常化への道筋がみえず、企業や金融機関は決済通貨であるドルを確保しようと「有事のドル買い」が進んでいる。今週発表の欧米の購買担当者景気指数(PMI)といった経済指標は大幅な悪化が見込まれ、ドルを抱え込む動きは続きそうだ。一方、四半期末特有のドル買いの手当が終わればこの状況の緩和につながる。米連邦準備理事会(FRB)や日銀が1週間物のドル供給をきょうから1日1回のペースに増やすことも流動性供給にある程度寄与するだろう。円相場は当面、1ドル=112円が下値のメドになるとみている。

コロナショックの先行きが見えない状態が続いているので、世界の基軸通貨であり決済通貨である米ドルを確保しておこうとする動きが「有事のドル買い」を進めている要因のようです。

新型コロナ危機が招く「新常態」 高い国境、成長阻む:日本経済新聞(2020/3/23)

不安連鎖が世界の金融・株式市場を襲った。ウイルスへの恐怖が、世界の人々をキャッシュ(現金)へと殺到させている。安全資産とされたゴールド(金)でさえ売られ、いつでもモノと交換できるキャッシュが王様になった。
みんながキャッシュに走ると、経済の血液循環である金融は心臓マヒを起こす。そして資金繰りのつかなくなった企業は破綻してしまう。2008年のリーマン・ショックでも経験した金融危機だ。

もちろん危機発生のメカニズムは異なる。リーマンの際は、まず大手証券会社が破綻し、お金が流れなくなったことで、企業活動が止まり世界的な需要蒸発が起きた。

今回の危機は順番が逆である。外出自粛、店舗の営業停止、国境の封鎖。感染拡大を防ぐ一連の措置が、企業の売り上げ急減を招き、資金繰りをぎゅっと締め付ける。そして金融が急収縮している。

いま必要な対応策は、徹底的な資金の供給だ。米連邦準備理事会(FRB)は数兆ドル(数百兆円)規模の巨額の資金を金融市場に流し込んだ。

ドイツ政府はウイルスの打撃を被った企業向けに、無制限の信用供与を行う。日銀は企業が発行する社債やコマーシャルペーパー(CP)の購入額を増やし、FRBもリーマン・ショック後に実施したCP買い上げを再開した。

コロナウィルスのような人類がパニックを起こす未知のウィルスの前では、株・債券・ゴールド・不動産といったどんな資産の保有もリスクでしかなく、安全なのはキャッシュ(現金)のみということなのでしょう。

マーケットは将来の先行きが見えない不確実性を一番嫌います。

コロナウィルスは依然として正体不明ですし、どれほどのダメージを社会や経済、文明にもたらすのか現状では誰も分かりません。不確実性だらけです。

そんな時は、とりあえずキャッシュ(現金)に変えて様子を見ようということなのでしょう。資産の現金化です。

なぜなら、キャッシュ(現金)さえ持っていれば、先行きが見え始めた時にすぐに他の資産に交換できるからです。まさに、媒介としての通貨の役割にフォーカスされている状態と言えます。

ただ、キャッシュ(現金)自体は何も産まないので、いずれ他の資産にマネーは移行していきます。

「有事のドル買い」復活、なるか3度目の正直:日本経済新聞(2020/3/23)

ダウ工業株30種平均が3年1カ月ぶりに2万ドルの大台を下回り、日経平均株価も3年4カ月ぶりに1万7000円を割り込むなかで、投資マネーがドルに流れ込んでいる。米国市場を起点とした2008年秋のリーマン・ショック以降に広がった「有事の円買い」は影を潜め、再び訪れた市場動揺で「有事のドル買い」が復活しようとしている。

為替市場では基本的に投資マネーが金利差を材料にして動く。円相場であれば、日米間の金利差が広がれば円安・ドル高、縮めば円高・ドル安が進む。このため円相場が日米金利差と大きくかい離して動いている場合、有事の売買が起こっている可能性が高い。

世界の株価が大荒れになるなかで株式などのリスク資産を処分し、最も流動性の高いドルに投資マネーを避難させる動き、「キャッシュ・イズ・キング(現金が王様)」だ。

市場の不安心理が極度に高まり、安全資産とされる金や先進国の国債からも資金が逃げ出し、流動性の高いドルに避難する。まさに「有事のドル買い」が目の前で起こっている。
リーマン・ショック時に米国市場、つまりドルの信認失墜で消えうせた「有事のドル買い」が新型コロナ・ショックで復活する。

コロナショックという有事の前では、ゴールドや国債すらも資金の逃げ場とはならず、最も流動性が高いキャッシュ(現金)のみが逃げ場となっているようです。まさに、キャッシュ・イズ・キング(現金が王様)です。

そんなキャッシュ(現金)の中でも、基軸通貨であり決済通貨である米ドルが選ばれているので、「有事の円買い」よりも「有事のドル買い」が勝り、ドル円の上昇となっているようです。

東京為替見通し=ドル円、ダウ平均の下落を受けたドル資金確保で堅調推移か:FXニュース – ザイFX!(2020年03月24日(金)08時00分)

ドル資金の争奪戦の背景としては、世界的な資産市場の下落を受けたマージン・コール(追証)発生によるドル需要(先週時点で約12兆ドル)や四半期末に向けたドル建て債務の借り換えによる「ドル・クランチ(ドル不足)」などが挙げられている。ドル・クランチは、米連邦準備理事会(FRB)による5中銀へのドル資金供給や無制限の量的緩和策などを受けて鎮静化すると思われるが、ニューヨーク株式市場が続落する限り、マージン・コール(追証)によるドル需要はおさまらないことで、ドル買い要因となっている。

ここからは3月24日の記事の引用です。このあたりから「ドル・クランチ(ドル不足)」という表現をよく見かけるようになりました。

ドルが不足している状態なので、打開策としてFRBが資金供給や量的緩和を拡大しています。

12兆ドルのマージン・コール(追証)とありますが、コロナショックの大暴落相場でヘッジファンドもかなりの損失を出して、解約が相次いでいるようです。

2020年は多くのヘッジファンドが解散に追い込まれる年となりそうです。

ドル高 嵐の前の静けさ 需給緩和、円高反転リスク リーマン危機時再来も:日本経済新聞(2020/3/24)

乱高下を繰り返している株式相場を尻目に円の対ドル相場が円安基調で安定している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う市場の混乱で、米ドルを現金で手元に確保しておく需要が強いためだ。

それでもドル高が進んだのは、安全資産とされる金や国債まで売却し、とにかくドルを現金で確保したい需要が急速に強まったためだ。企業や金融機関のほかファンドも投資家からの解約に備えてドル確保を急いだ。

想起されるのはリーマン危機時の相場だ。08年9月15日に米リーマン・ブラザーズが破綻してから約3週間、円相場は1ドル=105円前後で安定していた。ただ、その後は80円台まで急上昇した。リーマン破綻直後の9月18日、日米欧6中銀が協調してドル資金供給策を発表するなど、現在と動きも重なる。

シティグループ証券の高島修氏は「ドル需給逼迫が一巡すれば月内にも円高に転じる可能性がある。ファンダメンタルズは円高要因が多く、1ドル=100円の突破もあり得る」とみる。

とにかく、今のように先が見えない、先が読めない状態では、基軸通貨&決済通貨ある米ドル(現金)を確保しておきたいという需要が増加するのでしょう。

コロナショックで投資を辞める人も多いでしょうから、そういった人がファンドの解約を請求すれば、ファンド運営側は現金で投資家に返金する必要があります。そのためにも、手元に現金が必要になります。

そして、現金が必要になるほどリスク資産(株・債券・コモディティなど)を売却することになるので(換金売り)、さらにリスク資産が暴落していくという流れになります。

円安・ドル高、反転も 衝撃の「米失業200万人増」予想:日本経済新聞(2020/3/24)

このところ、ドルと円はどちらも「安全通貨」とみなされてきた。岡三オンライン証券の武部力也氏は「いまは『必要に迫られてドルを買う』投資家が中心。中銀による流動性拡大でドルを慌てて手当てする必要がなくなれば、リスク回避の局面で買われるのは円」とみる。「ドル調達の制約が解消されれば、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)と比べ高すぎるドルを売って、円に換える動きが強まる」(TDセキュリティーズ)との見方もある。

投資家が資産を売却して現金を確保する過程で、特需が発生したドル。だが、QUICK・ファクトセットによると、主要通貨に対する総合的な価値を表すドル指数は24日、17年1月以来の高水準を付けた20日を1%ほど下回る101台後半に低下している。邦銀などが外貨を調達するのに利用する「ベーシススワップ」をみるとドルの逼迫感はひところより落ち着いている。

世界最大の経済大国である米国で新たに200万人もの失業者があふれるなら、ドルの一段高へのハードルは高くなる。「安全通貨」としては円の方が存在感を示しそうだ。

「ヘッジファンドの現金(米ドル)確保のための換金売り」や「資産の現金化」の流れが落ち着いてくれば、ドルの対する需要が減少するので、今度は円高ドル安方面へ逆回転するかもしれません。

私もそろそろ円安トレンドが終わるんじゃないかと思っています。

今後はドル円BUYをするにしても、視線短めで慎重にいきいたと思います。

私が使っているFX業者について

私は現在、レバレッジ最大888倍の「XM(エックスエム)」でFXトレードをしています。

XM
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XM(エックスエム)は海外のFX業者なので、日本のレバレッジ25倍までの規制に縛られることなく、ハイレバレッジでFXトレードが可能です。

強制ロスカットにかかるリスクを低くするために、日本のFX業者では100万円以上の入金は必要だと個人的に思いますが(私は300万円入金していました)、レバレッジ最大888倍のXM(エックスエム)なら10万円の入金でも十分です。

つまり、レバレッジが大きい方が拘束される資金(=口座に入金する資金)も少なくて済むということです。

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さらに、XM(エックスエム)なら世界標準のFX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」をデフォルトで利用できます。

「MT4」は日本の多くのFX業者ではなぜか取り扱っていませんが、FXトレーダーの中では 「MT4で取引するだけで勝率が上がる」と言う人もいますし、「MT4じゃなと勝てない」と言う人もいるくらいの高性能な取引ツールです。

世界ではFX取引ツールと言えば「MT4」なのです。

さらに、XM(エックスエム)なら口座開設で3000円受け取れ、さらに入金するごとにボーナスクレジットというトレードに使える資金を受け取れます。

私は10万円を入金して63,509円のボーナスクレジットを受け取り、163,509円からスタートしました。

海外の証券会社ですが、日本語でのサポートも充実しています。私は分からないことがあるとチャットによるリアルタイムサポートで質問して解決しています。

XM(エックスエム)の口座開設や入金方法、入金ボーナスに関しては以下の記事で詳しく説明しています。

XM(エックスエム)の口座開設手順を分かりやすく解説、口座開設で3000円、入金で最大50万円を受け取れ、トレード資金として使えます。

2019年10月3日

XM(エックスエム)の入金方法、入金額は1万円から送金手数料なし、日本の銀行に振込して1時間以内に口座に自動反映

2019年10月8日

いま手元にお金がない人でもクレジットカード入金でFX取引ができるXM、即入金ですぐに為替トレード可能。入金額10万円でも8880万円分までの外貨取引が可能に

2020年3月17日

XMの入金ボーナス(日本円で最大約50万円)について分かりやすく解説、トレード資金に使えます。

2019年10月9日

世界標準のトレードツール「MT4」のダウンロード、ログイン、設定の仕方については以下の記事で解説しています。

FX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」のダウンロード方法、アプリの立ち上げ、ログインの手順について解説

2019年11月6日

初めてMT4でFXトレードする人が最初に設定しておきたいこと、移動平均線やRSIや複数時間軸チャート表示、ワンクリック取引を可能になど

2019年11月11日

また、FXをやる前に必ず知っておきたいことについては以下の記事で触れています。(意外と盲点ですし、知らないと最悪、資金を溶かすことになります。)

「海外FX証券=ハイレバ=危険」ではない理由、ハイレバレッジで小ロットなら逆に強制ロスカットされにくくなり安全、拘束される資金も少なく済む、けっこう皆さん勘違いされていますがFXを始める前に知るべきことです。

2020年4月8日

FXで強制ロスカットを避けるために注意すべき5つのこと、入金額・レバレッジ・ロット数でコントロール、あとの2つは・・・

2019年10月11日

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い、レバレッジが大きくなると証拠金維持率も増え、強制ロスカットまでの距離が遠くなる

2019年10月14日

今すぐXM(エックスエム)でFX取引したい人は、「リアル口座」「MT4(MT5よりMT4の方が安定していて優秀)」「スタンダード口座」で口座開設することをオススメします。
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口座開設に1〜2日、入金は銀行振込でもクレジットカード入金でも数分で完了するので、最短で2日後にはトレード開始できます。

日本の証券会社でFXをやりたいと考えている人なら、MT4が使える「Oanda Japan(オアンダジャパン)」がオススメです。私も以前、ここでトレードしていました。

広告にはあまり費用を使わない会社なので、日本での知名度はそれほど高くありませんが、実力&歴史ともに兼ね備えた信頼度の高いFX業者です。

ただし、レバレッジが25倍なのでそれなりの資金を入金しないと強制ロスカットにかかる確率が高くなってしまいます。(これは日本のどのFX業者にも言えることです)

私は300万円入金してトレードしていました。

2019年にマンションを購入して頭金の支払いにまとまった資金を入れたため、FXに100万円以上の資金を入れるのは難しいので、XM(エックスエム)に20万円だけ入金してトレード技術を磨いています。

寝ている間に為替レートが大きく動いて、仮に強制ロスカットされたとしても20万円の損失で済むので、心のゆとりを持ちながらトレードと向き合えています。