2019年になったので、2018年のFXトレードを振り返りつつ、2019年の目標や課題と向き合ってみようと思います。
まず、2018年はなんとかプラスで終えることができました。
以下のように、年間収支は+205,274円です。
- 1月:+16,819
- 2月:+7,592
- 3月:+8,554
- 4月:+10,098
- 5月:+10,658
- 6月:+12,322
- 7月:+14,764
- 8月:+15,301
- 9月:+21,528
- 10月:+61,304
- 11月:+51,297
- 12月:-24,963
- 年間収支:+205,274
約20万円のプラスですが、現在、21万ほどの含み損を抱えているので、全く喜べません。
また、1年前に立てた目標は「年間100万円プラス」だったので、1/5で終わってしまいました。
この1年を振り返ると、FXトレーダーとして全く成長できなかったという印象しかありません。
原因は、2017年末に抱えたBUYエントリーを2018年9月に決済するまで、ほとんどエントリーできず、スワップポイントを受け取るだけの日々が続いたからだと思います。
つまり、2018年は1月〜9月までほとんどエントリーせずに終わってしまったということです。
エントリーしなければ、成長は当然ありません。
これが敗因の1つだと思います。
さらに、2018年12月にはまた1年前と同じパターンで含み損を抱えてしまい、現在は21万円も含み損が膨らんでしまいました。全く成長できていないことを実感するばかりです。。
2018年のドル円
2018年のドル円の1年間の動きを振り返ってみたいと思います。
上のチャートは私が利用している「Oanda Japan(オアンダジャパン)」のドル円日足です。
移動平均線は水色(25)、ワインレッド(50)、紫(200)となっています。
見ての通り、機関投資家が重視する日足200日移動平均線を下に割っています。
2019年は直近最安値である104.6円まで下落する可能性もありそうです。
2018年のドル円は3月末に1ドル104円台まで下落し、その後、上昇。
10月頭には1ドル114.5円まで上昇しましたが、この114.5円ラインは2017年からずーと抑えられていたラインでもありました。
そういう背景があるので、売りが出やすいラインでもあります。
その後、ドル円は徐々に下落し、12月半ばから株安とともに下落していきました。
2019年は2018年以上に円高が進むという声が多いです。
というのも、2019年にはFRBの利上げが一時停止になると見ているマーケット関係者が少なくないからです。
実際、金利先物市場では「2019年は利上げ0回、2020年に利下げ」という予想が現時点で出ています。
FRBは2019年の想定利上げ回数を2回と見ているようですが、経済指標や株価の動き次第では、2019年は利上げは0回になる可能性もあります。
そうなると、日米の金利差がこれ以上広がらない展開となるので、金利差からのドル買いが起こりづらくなり、その結果、ドル安円高に進みやすい展開となるかもしれません。
といっても、現在の米国の政策金利はオーストラリアやニュージーランドを抜いて、先進国で一番の高金利通貨となっています。
安定した米ドル、基軸通貨である米ドルを保有するだけで、先進国で一倍高い金利が付くという状態なので、1ドル100円を割れるような展開にはなりづらいのではないかと個人的には思っています。
ただ、米中貿易戦争が今以上に悪くなり、リーマン・ショックレベルの株安が起こるような展開になったら、1ドル100円を超える円高になってもおかしくありません。
リーマン・ショックが起きた2008年9月以降、ドル円は3年間も円高が進み、2011年10月には1ドル75円まで下落しました。
実際にどうなるか分かりませんが、私個人的には2019年は2018年よりも円高傾向になりやすい地合いじゃないかと感じています。
これまでの年間収支
これまでの年間収支は以下の通りです。
- 2016年:-665,194円
- 2017年:+428,110円
- 2018年:+205,274円
- トータル:-31,810円
2016年9月にFXを開始しましたが、まだトータルの損益ではプラスにできていません。
2019年はトータル損益をプラスにしたいと思います。
2019年の目標
2019年は金額的な目標を立てないことにします。
というのも、今の私は目標額を立てられるほど、FXトレーダーとしての実力はないと思ったからです。
なので、2019年はもう一度初心に戻って、ゼロからFXを勉強しようと思っています。
FXで利益を上げるのは簡単ではないので、まずは最低限の知識武装は必要です。
FXトレードを通して、自分のダメな部分もだいぶ分かってきたので、目標を打ち立てることより、そこを克服することの方が大事だと思いました。
目標額よりも次の課題と向き合うことによって、この先に良い結果が出ると考えています。
2019年の課題
2017年12月から始まった米国の利上げは、その後も段階的に行われ、現在の米国の政策金利は2.5となっています。
数年前なら先進国の高金利通貨といえば、オーストラリア(1.50)やニュージーランド(1.75)でしたが、今は米国(2.5)が先進国で一番の高金利通貨となっています。
一方、日本は相変わらずの低金利政策で、日米の金利差は広がり、ドル円をBUYするだけで、毎日それなりのスワップポイントが入ってくる環境となっています。
ただ、FXをやるにあたり、このスワップポイントがやっかいだと感じています。
日本は低金利なので、銀行に預金してしていてもほとんど金利は付きません。
一方、FXでドル円をBUYすると、日米の金利差から銀行預金では考えられないほどのスワップ金利が付きます。
そのせいか、「ドル円をBUYすれば、毎日スワップポイントが入ってくるから。」とスワップポイントを過剰に評価し、逆に含み損を過剰に低く評価してしまう自分がいるような気がしています。
「きっと、いつか為替レートが自分のエントリーポイントまで戻ってくるだろう。それまで、スワップポイントを受け取りながら待てばいいか。」
こんな風に考えている自分がいますが、これが諸悪の根源ではないかと最近は思っています。
というのも、これはまさに過去の自分の失敗を認められないマインドに陥っているからです。
失敗と向き合わず、「スワップポイントを受け取れるからいいや」と失敗から逃げいている状態です。
「いつか戻ってくるだろう・・・」と淡い期待を胸に抱いて、何もせずにボーと状況が良くなることに掛けているような状態です。
だったら、早めに損切りしてドテンしてキャピタルゲインを狙った方が効率は良くなります。
ムダに含み損を抱えて、矯正ロスカットの恐怖からエントリーできないということも避けることができます。
はやり、FXで大きな利益を上げるにはキャピタルゲインを狙うべきです。
同時に、FXで大きな含み損を抱えないためにも、スワップポイントよりもキャピタルゲインを重視すべきだと思います。
スワップポイントはあくまで「おまけ」であり、エントリーや利益確定の判断材料として加味しない方がいいと最近は感じています。
マイナスのスワップポイントも同様で、過度に損失感を感じてはいけないと思いました。
どんなにスワップポイントを受け取っても、含み損を抱えていては冷静なトレードはできません。
どんなにマイナスのスワップポイントを払っていても、含み益の方が大きければ問題ありません。
2019年は純粋にキャピタルゲインを重視してトレードしていこうと思います。
スワップポイントではなく、キャピタルゲインと向き合うことを課題としたいと思います。