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2016年にFXを開始するがいきなり60万円を超える損失を出す。しかし諦めずにその後もチャート分析を研究。2020年の新型コロナの自粛期間にFXは不況期に強いビジネスと再認識し、さらに研究に熱を入れる。詳しい自己紹介はこちら »

明日(2020年11月3〜4日)行われる米大統領選の直前まとめ、4年前はドル円のFXで60万ほど損切りしました・・・

とうとう明日(11月3日)は米国で大統領選挙が行われます。

日本時間だと3日の夜から投票が開始され、4日の午前9時ごろから少しずつ結果が出てくる流れになると思われます。

今週は米大統領選以外にも、以下のようにマーケットを左右する米国の経済指標が多々発表されます。

11月1週目に発表される経済指標と政治イベント
  • 11月2日(月)24:00:ISM製造業景況指数
  • 11月3日(火):米大統領選の投開票
  • 11月4日(水)22:15:ADP雇用報告
  • 11月4日(水)24:00:ISM非製造業景況指数
  • 11月5日(木)04:00:FOMCで政策金利&声明発表
  • 11月5日(木)04:30:パウエルFRB議長の記者会見
  • 11月6日(金)22:30:雇用統計

米国は11月1日から冬時間へ

米国では10月31日でサマータイムが終わり、11月1日から冬時間に入りました。

その結果、日本とアメリカ(NY)の時差は13時間から14時間に1時間伸び、米国市場の時間帯や経済指標の発表も1時間後ろになります。

以下のツイッターの画像が非常に分かりやすいです。

60万ほど損切りした4年前の2016年の大統領選の振り返り

4年前のことは今でも克明に覚えています。

2016年といえば、私がFX取引を開始した年です。

大統領選当日にあたる2016年11月8日は日本時間の夜からボラティリティが上がり、ドル円は激しく動き始めました。

私はドル円をBUYエントリーしたのですが、その後ドル円は下落し(=円高になり)、含み損が増えていきました。そこで、ナンピン買いで対抗。

しかし、私のナンピン買いをあざ笑うように翌日のドル円はさらに下落し、9日の夜に60万ほどの損切りをしました・・・。

FXを始めて最初で最後の大敗です・・・。

あの時はFXデビューして3ヶ月ほどだったので、自分が抱えた含み損の金額にビビってしまい、狼狽的に損切りした記憶があります。

あれから4年が経ち、すでに損失は回収しているので4年前のリベンジをしてやろうとは思いませんが、胸の高鳴りを感じます。

「とうとうこの日がまた来たか・・・」という感じです。

上のツイッターの画像を見ると、11月9日に1ドル105円台から101円台へと4円も円高が進んだことが分かります。

もう今となっては信じられないくらいグイングインとチャートが動いた記憶があります。

チャート酔いしてしまい、冷静な判断ができなくなり、損切りというパターンでした・・・。

明日も101円台までドル円は下落するのでしょうか?それとも、4年前とは違い初動は円安ドル高となるのでしょうか?

フロリダ州の結果が勝敗を分ける

様々なメディアで今年の大統領選ではフロリダ州の結果が明暗を分けると報道されています。

トランプ大統領が落としたらダメな州はフロリダ州とテキサス州です。

このどちらかでバイデンに負けたら勝てないと言われています。

フロリダ州はテキサス州よりも早い段階で結果が出るので、フロリダ州の勝敗がその後の勝負を分けると見られているようです。

フロリダ州でトランプが勝てばその後に発表される結果次第、フロリダ州でバイデンが勝てばそのままバイデン勝利でトリプルブルー(大統領、上院、下院すべて民主党)になるかどうかといった感じでしょうか。

ただ、「トリプルブルーになれば株高」と言われていますが、私はそれには疑問ですね。。

誰が言い出したか分かりませんが、ゴールドマン・サックスのような投資銀行が言い出したのなら、トリプルブルーで大きく株価が上昇したところで利益確定の売りをするための事前のポジショントークのような印象を受けています。

大統領選の結果が泥沼化した場合の重要日

さて、今年の大統領選は結果がなかなか決まらないリスクがあると言われています。

接戦でトランプ大統領が負けた場合、郵便投票不正を言い訳にホワイトハウスに居座る可能性すらあると報道されています。

そんな大統領選の投票日以降のスケジュールは以下のようになっているようです。

もし米国大統領がなかなか決まらないといった混乱が生じた場合、株式市場も為替市場もかなりボラティリティ(=変動幅)が上がると思われます。

ただ、株の場合、大きく下げたところでは優良銘柄の仕込み時になるのではないでしょうか。

為替の場合、ボラティリティの高まりは稼ぐチャンスなので、積極的にエントリーチャンスを狙うまでです。

郵便投票などの期日前投票が急増

米トリプル安、侮れない社会主義革命の暗流:日本経済新聞(2020/11/2)

今回の選挙は郵便投票などの期日前投票が急増し、投票率の大幅な上昇が予想されている。その多くは若者やマイノリティー(少数人種)といったトランプ氏の株主至上主義への反感が掘り起こした左寄りの新たな票田とみられている。

今年の大統領選はコロナの影響で期日前投票が急増しているそうです。

もし私が米国民だったとしても、大統領選当日の蜜になりそうな日は避けて期日前投票をすると思います。

投票率が上がると民主党が有利になると言われていますが、それは反トランプの人の投票が多いと見られているからです。

今のアメリカは「トランプか、反トランプか」という二極化しています。

160年前の大統領選で奴隷制に反対のエイブラハム・リンカーンが勝利した。その結果を南部が拒否し、南北戦争が始まった。冗談抜きで今回、同じような事態が起こりかねない――。

反トランプの人たちはなんとしてもトランプを大統領の座から下ろしたいと思っていることでしょう。そのため、普段なら投票に行かないような人も、今年だけは期日前投票で投票するという人は増えているんだと思います。

逆に、Evangelical(=米国の人口の約25%を占めるキリスト教福音派で約72%がトランプ支持と言われている)やプラウドボーイズを中心としたトランプ軍団(Army for Trump)と言われている人たちは、トランプ再選以外は認めないという姿勢になると思われます。

そして、「隠れトランプ」という言葉が定着しているように、今のアメリカでは住んでいる場所や勤務している会社によってはトランプ支持を公に言えない状況となっています。

以下の動画によると、今のアメリカ人は次の3種類に分かれているようです。

  1. 古き良きアメリカを愛する人・・・声高には主張しないが保守思想を大事にしている
  2. BLM(Black Lives Matter/黒人の命は大事 = 反トランプ)運動に不安を持つ人・・・自分が住んでいる地域でBLM運動が暴徒化すると治安が不安
  3. 差別主義者と呼ばれたくない人・・・トランプ支持だと人種差別主義者だと思われてしまうと心配

大統領選に関する3つのアノマリー

東京為替見通し=明日の米大統領・上下両院議員選挙の投開票控えて動意に乏しい展開か | 2020年11月02日(月)08時00分|FXニュース – ザイFX!

10月末のS&P500終値が、7月末の終値を上回れば、現職大統領、あるいは与党候補が勝利、下回れば敗北するというアノマリーがあるが、今年のS&P500は、10月末の終値が3269.96となり、7月末の終値3271.12を1.16ポイント下回ったことで、トランプ第45代米大統領が敗北し、バイデン第46代米大統領が誕生する可能性が高まっている。

米大統領選挙の直前に、失業率が0.5%以上上昇した場合、現職大統領、与党候補が敗北するというアノマリーがあるが、今年は、新型コロナウイルス感染を受けて失業率は上昇しているので、トランプ米大統領の敗北の可能性が示唆されている。

また、リセッション(景気後退)の時の現職大統領は敗北する傾向にあり、今年の米経済はリセッションに陥っていることで、トランプ米大統領の敗北の可能性が示唆されている。

アメリカでは以下のような大統領選に関するアノマリーがあります。

大統領選に関する3つのアノマリー
  1. 10月末のS&P500終値が、7月末の終値を上回れば、現職大統領、あるいは与党候補が勝利、下回れば敗北する
  2. 米大統領選挙の直前に、失業率が0.5%以上上昇した場合、現職大統領、与党候補が敗北する
  3. 米リセッション(景気後退)の時の現職大統領は敗北する傾向にある

1つずつ検証してみようと思います。

10月末のS&P500終値が、7月末の終値を上回れば、現職大統領、あるいは与党候補が勝利、下回れば敗北する

上記は10月30日(金)から過去6ヶ月のS&P500の株価チャートです。

7月31日(金)と10月30日(金)を見比べてみると、ほぼ同じ位置になることが分かります。

アノマリーでは接戦を意味しているのかもしれません。

時系列で見ると、7月31日(金)の終値は3,271.12ポイントに対して、10月30日(金)の終値は3,269.96ポイントと少しだけ下回っています。

アノマリー通りなら接戦でバイデン勝利となります。

ただ、たった1.16ポイントの差ですから、ここはちょっとアノマリーとしては弱い印象です。

米大統領選挙の直前に、失業率が0.5%以上上昇した場合、現職大統領、与党候補が敗北する

失業率は上記のように圧倒的に上昇しています。このアノマリーでは現職大統領であるトランプは敗北します。

米リセッション(景気後退)の時の現職大統領は敗北する傾向にある

新型コロナで米国だけでなく世界中でリセッションが起きています。

このアノマリー通りだとトランプ大統領の敗北ということになりますが、規格外のトランプの場合、過去のアノマリーがどの程度通用するのかといった問題もあります。

SNSが人間の心理と行動に与える大きな影響

テレ東のこの動画が非常に興味深い内容でした。

前回だけでなく今回の大統領選も、SNSが投票結果に与える影響は非常に大きいと感じました。

今の時代、SNSは単なるコミュニケーションツールではなく、人々の心理そして行動に大きな影響を与えるウェポン(武器)となっているようです。

結果は予想せず、値動きに付いていくのみ

ざっくりですが、米大統領選前のまとめをしてみましたが、私は大統領選の結果は予想しません。

4年前はそれで失敗していますし、この4年間でFX取引にとって予想することはあまり意味がないと体感的に学んでいます。

私がすべきことは、ただ値動きに順張りで付いていくのみ。大きく乖離したら、逆張りで欲張らずに取るのみです。

この手の記事などを読むと、「メディア報道に反してトランプが再選するのかもな・・・」と思ったりしますが、仮にトランプが再選しても、通貨がどう動くのかは事前には分かりません。

予想することは柔軟性を失うことに直結するので、ただただ値動きを読むに徹したいと思っています。

いずれにせよ、明日の大統領選はすごく楽しみです。

3日の夜から4日にかけて、チャンスがあればできる限りエントリーしたいと思っています。

ただ、値動きが激しすぎてビビってしまい、エントリーできなくなることも想定しています。そんな時は無理せずにいきたいと思っています。

自分が「いける」と思ったタイミングでのみエントリーしていきたいですね。

今回の大統領選は結果が出た後も揉める可能性があるため、4日以降もボラティリティが高い状態が続く確率が高いです。

でも、それはFXで稼ぎやすい状態が続くことになるので、3〜4日だけでなく年末までできる限り稼げたらと思っています。

私が使っているFX業者について

私は現在、レバレッジ最大888倍の「XM(エックスエム)」でFXトレードをしています。

XM
https://www.xmtrading.com/jp/

XM(エックスエム)は海外のFX業者なので、日本のレバレッジ25倍までの規制に縛られることなく、ハイレバレッジでFXトレードが可能です。

強制ロスカットにかかるリスクを低くするために、日本のFX業者では100万円以上の入金は必要だと個人的に思いますが(私は300万円入金していました)、レバレッジ最大888倍のXM(エックスエム)なら10万円の入金でも十分です。

つまり、レバレッジが大きい方が拘束される資金(=口座に入金する資金)も少なくて済むということです。

「FXに挑戦したいけど十分なお金がない...お金が貯まるまで待てない」という人は、 XM(エックスエム)で挑戦してみるといいと思います。いま現在、手元に現金がなくてもクレジットカード入金も可能です。

さらに、XM(エックスエム)なら世界標準のFX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」をデフォルトで利用できます。

「MT4」は日本の多くのFX業者ではなぜか取り扱っていませんが、FXトレーダーの中では 「MT4で取引するだけで勝率が上がる」と言う人もいますし、「MT4じゃなと勝てない」と言う人もいるくらいの高性能な取引ツールです。

世界ではFX取引ツールと言えば「MT4」なのです。

さらに、XM(エックスエム)なら口座開設で3000円受け取れ、さらに入金するごとにボーナスクレジットというトレードに使える資金を受け取れます。

私は10万円を入金して63,509円のボーナスクレジットを受け取り、163,509円からスタートしました。

海外の証券会社ですが、日本語でのサポートも充実しています。私は分からないことがあるとチャットによるリアルタイムサポートで質問して解決しています。

XM(エックスエム)の口座開設や入金方法、入金ボーナスに関しては以下の記事で詳しく説明しています。

XM(エックスエム)の口座開設手順を分かりやすく解説、口座開設で3000円、入金で最大50万円を受け取れ、トレード資金として使えます。

2019年10月3日

XM(エックスエム)の入金方法、入金額は1万円から送金手数料なし、日本の銀行に振込して1時間以内に口座に自動反映、10万円を入金

2019年10月8日

いま手元にお金がない人でもクレジットカード入金でFX取引ができるXM、即入金ですぐに為替トレード可能。入金額10万円でも8880万円分までの外貨取引が可能に、10万円を入金

2020年3月17日

XMの入金ボーナス(日本円で最大約50万円)について分かりやすく解説、トレード資金に使えます。

2019年10月9日

世界標準のトレードツール「MT4」のダウンロード、ログイン、設定の仕方については以下の記事で解説しています。

FX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」のダウンロード方法、アプリの立ち上げ、ログインの手順について解説

2019年11月6日

初めてMT4でFXトレードする人が最初に設定しておきたいこと、移動平均線やRSIや複数時間軸チャート表示、ワンクリック取引を可能になど

2019年11月11日

また、FXをやる前に必ず知っておきたいことについては以下の記事で触れています。(意外と盲点ですし、知らないと最悪、資金を溶かすことになります。)

「海外FX証券=ハイレバ=危険」ではない理由、ハイレバレッジで小ロットなら逆に強制ロスカットされにくくなり安全、拘束される資金も少なく済む、けっこう皆さん勘違いされていますがFXを始める前に知るべきことです。

2020年4月8日

FXで強制ロスカットを避けるために注意すべき5つのこと、入金額・レバレッジ・ロット数でコントロール、あとの2つは・・・

2019年10月11日

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い、レバレッジが大きくなると証拠金維持率も増え、強制ロスカットまでの距離が遠くなる

2019年10月14日

今すぐXM(エックスエム)でFX取引したい人は、「リアル口座」「MT4(MT5よりMT4の方が安定していて優秀)」「スタンダード口座」で口座開設することをオススメします。
https://www.xmtrading.com/jp/

口座開設に1〜2日、入金は銀行振込でもクレジットカード入金でも数分で完了するので、最短で2日後にはトレード開始できます。

日本の証券会社でFXをやりたいと考えている人なら、MT4が使える「Oanda Japan(オアンダジャパン)」がオススメです。私も以前、ここでトレードしていました。

広告にはあまり費用を使わない会社なので、日本での知名度はそれほど高くありませんが、実力&歴史ともに兼ね備えた信頼度の高いFX業者です。

ただし、レバレッジが25倍なのでそれなりの資金を入金しないと強制ロスカットにかかる確率が高くなってしまいます。(これは日本のどのFX業者にも言えることです)

私は300万円入金してトレードしていました。

2019年にマンションを購入して頭金の支払いにまとまった資金を入れたため、FXに100万円以上の資金を入れるのは難しいので、XM(エックスエム)に20万円だけ入金してトレード技術を磨いています。

寝ている間に為替レートが大きく動いて、仮に強制ロスカットされたとしても20万円の損失で済むので、心のゆとりを持ちながらトレードと向き合えています。