昨日は20:45くらいからイギリスのメイ首相の演説がありました。
メイ首相の演説までは、ハードブレグジットになることを恐れて、リスクオフの円買い。
しかし、私はメイ首相の演説よりも、113.50に入っていたオプションに注目してしまい、損失を出してしまいました。。
その後、メイ首相の演説中にドル円は上へ。
ドル円15分足。
演説途中にエントリーし、なんとかプラスを出すことができ、トータルでは+170円という少額ですがプラスで終えることができました。
少額ですが、損失で終わらなかったことは自分の中では大きいように感じています。負け癖って怖いですから。。
ドル円5分足。
私はよく道に迷います。
迷っていて、違う方向に進んでいるのに、構わずひたすら歩いてしまうこともしばしばです。。
つまり、対局を把握するのが下手くそだということです。
昨日も、全くもって対局を把握できていませんでした。
私は、メイ首相の演説をそれほどリスク要因と考えていませんでした。
なぜ、これほどドル円は下げるのか、あまり理解できていませんでした。
ただ、今考えると、市場はハードブレグジットになることを恐れて、リスクオフの円買いをしていただけと分かるのですが、
私はTRADER’S WEB FXのFXオーダーで、113.50に入ってた大型のオプションに過剰に注目してしまい、113.50を付けたら、反転するというシナリオを描いてしまいました。。
そこで、左側の赤ラインの113.496でBUYでエントリー。
しかし、113.50にタッチした後も、そのままずるずると下へ。
一瞬プラスになるのですが、そこではトレーリングを入れずにいたら、また再度下へ。
で、この時にやっと気づきました。
市場はメイ首相の演説までリスクオフの円買いをしているのだと・・・。
そして、右側の赤ラインの113.132でロスカット。3,620円のマイナスでした。。
メイ首相の演説開始
20:45頃、メイ首相の演説が始まりました。
私はNHKのウェブサイトで同時通訳を聞きながら、チャートとTwitterを眺めていました。
【要人発言】メイ英首相「英国に偉大でグローバルな貿易国になってほしい」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月17日
【要人発言】メイ英首相「欧州連合(EU)が解体することは望んでいない」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月17日
【要人発言】メイ英首相「欧州連合(EU)に危害を加えるつもりはない」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月17日
メイ英首相~「EUから距離を置こうとしていない」、「EUが不安定になるのを望んでいない」、「英国は、EUと信頼できるパートナーであることを続けてる」CNN
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月17日
【要人発言】メイ英首相「欧州と前向きで建設的な関係を築く」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月17日
メイ英首相~「EU加盟の一部維持や、準加盟国のような扱いは目指さない」(Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月17日
【要人発言】メイ英首相「EU離脱の最終案は議会で採決にかける」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月17日
メイ英首相~「欧州からの移民を管理する」(Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月17日
メイ英首相~「EU出身者の住民の権利保証を最優先にしたい」、「EU単一市場の加盟は提案していない」、「大胆かつ野心的なEUとの自由貿易協定を目指す」(Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月17日
メイ英首相~「関税協定の準加盟国でいる必要ある」、「EU関税同盟と新たな協定結びたい」 (Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月17日
ハードブレグジットにはならなそうと市場は判断したのか、ドル円は上へ。
同時に米10年債利回りも上昇しました。
私は真ん中の赤ライン113.107でBUYエントリーし、右側の赤ライン113.293で利食いました。
3,720円のプラスでした。
この後、もう一度エントリーしたのですが、それはトレーリングストップに引っかかってしまいました。
昨日のFXトレード成績
昨日のトレードをまとめると以下の通り。
取引 | ロット | エントリー価格 | 決済価格 | pips | 損益 |
---|---|---|---|---|---|
BUY | 0.1 | 113.496 | 113.134 | 36.2pips | -3,620 |
BUY | 0.2 | 113.107 | 113.293 | 18.6pips | +3,720 |
BUY | 0.1 | 113.448 | 113.455 | 0.7pips | +70 |
合計損益 | +170 |
トランプの為替に関する口先介入
昨日は米国タイムに入ると、急激なドル安円高にいきました。
結局、1.7円ほど下落し、底は1ドル112.56でした。
原因はトランプ次期大統領がウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「我々の通貨(ドル)は強すぎる」と答えたからです。
日本経済新聞によると、トランプはWSJのインタビューで以下のように答えたそうです。
- 我々の通貨(ドル)は強すぎる(our currency is too strong)
- 米国企業は中国の企業と競争できない(our companies can’t compete with them)
- ドルを押し下げる(get the dollar down)
- 強いドルを持つことは有利な面もあるが、多くの振りな点も抱える(Having a strong dollar has certain advantages. but it has a lot of disadvantages)
トランプ氏「ドル強すぎる」 通貨安誘導の可能性 米紙インタビューで:日本経済新聞
トランプ次期米大統領は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが17日付で掲載したインタビューで、対中国人民元を念頭に「我々の通貨(ドル)は強すぎる」と述べた。同日の電子版では、減税による景気刺激でドル高に弾みがついた場合には「ドルを押し下げる」必要が出てくる可能性を示唆した。17日のニューヨーク外国為替市場では「ドル高をけん制した」と受け止められ、円が対ドルで大きく上昇した。
今後も、トランプがドル高について口先介入する度に、ドル円は下落するでしょうから、トランプのTwitterなどは常にチェックしておきたいところです。