昨日は日本時間10時頃にアメリカがシリアにミサイル攻撃をしたというニュースが流れて、ドル円は一気に急落し、110.12円まで下落。
先物や現物に比べると、圧倒的早さで反応していました。
「110円を割るかな・・・」とも思ったのですが、21:30発表の雇用統計までは緩やかに上昇。
2日前のADP雇用統計が非常に良かったため、マーケットは昨日の雇用統計も予想を大幅に上回る結果になることを織り込んでいたようです。
しかし、雇用統計は予想を大幅に下回る結果に・・・。
「今度こそ110円を割るか・・・」と思ったのですが、110.14円まで急落した後はまさかの上昇・・・。
その後、「金曜日だし利益確定の売りが出て、引けにかけて下落するだろうな」と思いながら寝たのですが、夜中にニューヨーク連銀総裁のダドリー総裁の発言を受け、さらにドル円は上昇し、最高値で111.35円を付けました。
なんとなく、今後、ドル円はまた上昇するような予感がしています。(BUYの含み損を抱えているので、単なる私の願望かもしれませんが・・・)
私は雇用統計発表時にイフダンでトレードしました。

ドル円15分足
雇用統計
米国、非農業雇用者数増減 9.8万(予想18万)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年4月7日
米国、失業率 4.5%(予想4.7%)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年4月7日
米国、U6失業率 8.9%(前回9.2%)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年4月7日
3月米失業率 4.5%(予想 4.7%・前回 4.7%)
3月非農業部門雇用者数 9.8万人(予想 18.0万人・前回 23.5万人)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年4月7日
・3月米平均時給(前月比) 0.2%(予想 0.2%・前回 0.2%)
・3月米平均時給(前年比) 2.7%(予想 2.7%・前回 2.8%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年4月7日
【指標】3月米雇用統計、非農業部門雇用者9.8万人増 予想下回る #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年4月7日
非農業部門雇用者数:予想18万人、結果9万8千人
失業率:予想4.7%、結果4.5%
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2017年4月7日
過去の数字も3万人ほど下方修正されている
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) 2017年4月7日
米10年債利回り、低下幅拡大 2.2801%前後で推移 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年4月7日
(速報)ドル円、失速 米雇用者数が予想を大幅に下回る #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年4月7日
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
雇用統計(非農業部門雇用者数) | 9.8万人 | 18.0万人 | 23.5万人 → 21.9万人 |
失業率 | 4.5% | 4.7% | 4.7% |
平均時給(前年比) | 2.7% | 2.7% | 2.8% |
平均時給(前月比) | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
1月 | 2月 | 3月 | |
---|---|---|---|
雇用統計(非農業部門雇用者数) | 23.8万件 | 21.9万件 | 9.8万件 |
失業率 | 4.8% | 4.7% | 4.5% |
平均時給(前年比) | 2.8% | 2.8% | 2.7% |
平均時給(前月比) | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
米雇用者数:3月は9万8000人増に急減速、失業率低下-賃金伸び鈍化 – Bloomberg
米国では3月、雇用者数の伸びが急減速した一方、失業率はほぼ10年ぶりの水準に低下した。
アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「雇用者数の伸びが減速していても、それが労働市場の軟化を意味しているかは分からない」と指摘。「減速しつつあるのか、今後減速するのかという点では、人材需要の鈍化というより人材不足の面が恐らく大きいだろう」と続けた。
雇用情勢は天候にも大きく左右される傾向がある。3月の統計に関しては、雇用統計の調査期間に北東部が大雪に見舞われたことや、季節外れの暖かさとなった2月の後で3月がより平年並みの気温になったことも影響した可能性がある。
3月米雇用は昨年5月以来の小幅な伸び、失業率10年ぶり低水準 | ロイター
雇用者の増加数は1月と2月は20万人を超えていたが、3月は減速。これまで暖冬の恩恵を受けていた建設業、製造業、レジャー産業などで雇用増の勢いが鈍ったことも要因として挙げられる。
3月は気温が低下したほか北東部が荒天に見舞われたことで、エコノミストの間では天候要因により雇用増が鈍ったとの見方が出ている。
アメリプライズ・フィナンシャル・サービシズのシニアエコノミスト、ラッセル・プライス氏は「データ収集期間に天候要因が大きく作用した可能性がある。今回の雇用統計以外の基調的なデータを見れば、雇用増はまだ堅調であることが分かる」と指摘。
ウニクレディト・リサーチの首席米国エコノミスト、ハーム・バンドホルツ氏は「過去数カ月にわたる暖冬により雇用が押し上げられていた。気温が平年並みに戻り、一部地域が雪嵐に見舞われたことでその反動が出た」とし、「労働市場の健全性について懸念はしていない」と述べた。
縁辺労働者や正社員を希望しながらパートタイムで就業している人を加えたより広義のU6失業率は8.9%と、前月の9.2%から低下し、2007年12月以来の低水準を付けた。
米失業率10年ぶり低水準 3月4.5%、雇用は9.8万人増どまり:日本経済新聞
失業率は米連邦準備理事会(FRB)が完全雇用とみる水準よりも低く、人手不足で雇用環境には逼迫感も出ている。こうして大勢の人を雇い入れるのが難しくなっていることが、3月の雇用者数が低調だった背景にあったもようだ。
3月の失業率は2007年5月(4.4%)以来、9年10カ月ぶりの低い水準だ。転職の多い米国は完全雇用とされる失業率の水準が日本よりも高く、FRBは4.7%程度とみている。
ニューヨーク連銀総裁 ダドリー総裁の発言
最近、気づいたのですが、ドル円はダドリー総裁の発言に非常に反応しやすいようです。
米国株小安い、弱い雇用統計やNY連銀総裁発言など材料視 | ロイター
ダドリー総裁は、4兆5000億ドルに膨らんだバランスシートを縮小する際には利上げを避けるだろうとし、利上げ計画を単に「小休止」する可能性があると述べた。利上げの停止期間はそこまで長くないことを示唆したとの見方から、米国債利回りが上昇、米株価を押し下げたと市場関係者は話している。
昨日のトレード
取引 | ロット | エントリー価格 | 決済価格 | pips | 損益 |
---|---|---|---|---|---|
SELL | 0.3 | 110.572 | 110.383 | 18.9pips | +5,670 |
私は雇用統計の発表直前に上下にイフダンを入れて待っていましたが、結果が予想に反して悪かったためか、一瞬で直下しました。
おそらく、アルゴリズムで「◯◯以下だったらSELL」みたいなプログラムが組まれているのでしょう。
一瞬の直下だったため、為替の下に入れていたSELLのイフダンだけでなく、利食いラインにも一瞬で突き抜けました。
私は利食いラインを110.423に入れていたのですが、実際には110.383で利食われているので、4pipsほどスリページが起こったようです。
でも、今回は利益が拡大する方にスベったので、ラッキーでした。
為替の上に入れていたBUYのイフダンは、直下するのを見て、すぐにキャンセルしました。