昨日は22:30から「新規失業保険申請件数」、24:00から「新築住宅販売件数」の発表がありました。
私はトレードしようと思っていたのですが、かなり疲れていたので、やっても損失を出すイメージしか沸かず、見てるだけにしておきました。
ドル円15分足
「新規失業保険申請件数」のあと下、「新築住宅販売件数」のちょっと前から上へ。
新規失業保険申請件数(前週分)
米国、失業保険申請件数 25.9万(予想24.7万)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年1月26日
22:30発表
・米新規失業保険申請件数 25.9万件(予想 24.7万件・前回 23.4万件)
・米失業保険継続受給者数 210.0万人(予想 204.0万人・前回 204.6万人)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
米新規失業保険申請件数は、前回発表の23.4万件から23.7万件に、失業保険継続受給者数は204.6万人から205.9万人に修正されています。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
【指標】米新規失業保険申請件数25.9万件 予想より弱い #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月26日
ドル円、伸び悩み 米雇用指標は予想より弱い #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月26日
米失業保険申請件数は、市場予想を上回り、2週ぶりに増加しました。ただ、節目となる30万件は、99週連続で下回っています。そして、申請件数の4週移動平均は、前週比-0.2万件の24万5500件となり、1973年11月3日までの週以来の低水準となっています。また、集計が1週遅れる⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
失業保険継続受給者数は、3週ぶりに増加しています。受給者数の4週移動平均は、前週比-1250人減の209.2万人でした。受給者比率は、前週比横ばいの1.5%。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
新規失業保険申請件数(前週分) | 25.9万件 | 24.7万件 | 23.4万件 → 23.7万件 |
失業保険継続受給者数 | 210.0万人 | 204.0万人 | 204.6万人 |
失業保険の申請件数なので、多ければ多いほど景気が悪いということです。
節目となる30万件は99週連続で下回っているということなので、30万件に近づくと黄色信号ということでしょうか。
ドル円1分足
昨日の「新規失業保険申請件数」は予想よりも悪かったので、ドル円は下落しましたが、すぐに下げ止まり、90分後の「新築住宅販売件数」の発表を待つことに。
新築住宅販売件数(12月)
米国、新築住宅販売戸数 53.6万(予想58.8万)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年1月26日
0:00発表
・12月米新築住宅販売件数 53.6万件(予想 58.8万件・前回 59.2万件)
・12月米新築住宅販売件数(前月比) -10.4%(予想 -0.7%・前回 5.2%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
米新築住宅販売件数は、前回発表の59.2万件から59.8万件に修正されています。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
【指標】12月米新築住宅販売件数、53.6万件 予想下回る #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月26日
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
新築住宅販売件数(12月) | 53.6万件 | 58.8万件 | 59.2万件 → 59.8万件 |
新築住宅販売件数(前月比) | -10.4% | -0.7% | 5.2% |
ドル円1分足
「新築住宅販売件数」は予想を下回りましたが、ドル円はほとんど下がらず、上いって下いって、7分後から上へ向かいました。
こういうことがあるから、難しいですね。。
「予想」と「結果」だけで判断してはやられてしまいます。あくまでも値動きを見ながらの判断が求められます。
12月の米新築住宅販売件数は、4ヵ月ぶりに減少し、2016年2月以来の低水準となりました。12月の中古住宅販売は前月比で減少しましたが、2016年の年間ベースでは2006年年以来の高水準となり、住宅需要が高まっていることが示されました。住宅在庫は、前月比+4.0%の25.9万件⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
在庫率は5.8ヵ月と、適正水準の6.0ヵ月を引き続き下回っています。地域別では、北東部が+48.4%、中西部は-41.0%、南部が-12.6%、西部は-1.3%。販売物件の中間価格は、前月比+4.3%の32万2500ドル、平均価格は、前月比+5.1%の38万4000ドルでした。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月26日
アメリカの新築住宅の販売件数は年間で見ると、2016年の年間ベースでは2006年以来の高水準ということです。
- 住宅在庫:25.9万件(前月比+4.0%)
- 在庫率:5.8ヵ月(適正水準 6.0ヵ月)
- 北東部:+48.4%
- 中西部:-41.0%
- 南部:-12.6%
- 西部:-1.3%
- 中間価格:32万2500ドル(前月比+4.3%)
- 平均価格:38万4000ドル(前月比+5.1%)
新築住宅販売件数 by モーニングサテライト
今朝の東京テレビの「モーニングサテライト」では「新築住宅販売件数」だけ以下のように取り上げられていました。
新築住宅販売件数は10ヶ月ぶりの低水準。
12月の新築住宅販売件数は53万6000戸で前月に比べ10%減少し、市場予想の58万8000戸も下回る。
地域別では北東部で増えた一方、オハイオ州やインディアナ州などの中西部で大きく減少。
12月新築住宅販売件数(前月比)
・北東部:+48%
・中西部:-41%
・南部:-13%
・西部:-1%
価格の中央値は32万2500ドルで前月から4%の値上がり。
市場関係者からは大統領選挙後の住宅ローン金利の上昇が販売件数の落ち込みに影響したとの見方が出ている。
今回、販売が冴えない原因である価格の上昇に関しては、12月の在庫月数が5.8ヶ月と2015年9月の水準まで上昇したことで、今後は供給過剰から価格の上値を抑える効果が出てくるのでは、と考えている。
2013年にバーナンキ前FRB議長が量的緩和縮小をし、金利が上昇した時も新築住宅販売は落ち込んだ。
ただ、住宅建設大手の「D.R.ホートン」は、足元の金利上昇は雇用や消費者センチメントといった経済の良好なファンダメンタルズが背景にあることなどを理由に、11月上旬に発表した2017年通期の売上見通しを据え置くことに。
目先、販売件数が落ち込む可能性はあったとしても、過度に悲観的になる必要はなさそう。