前回の記事で海外FX業者「XM(エックスエム)」の口座開設の手順を説明しました。
上記の記事をまとめると、口座開設申請からトレード開始までは以下の手順になっています。
- 口座開設の申請
- メールが届くので認証リンクをクリック
- 会員ページにログイン
- 必要書類をアップロードして24時間以内に口座を有効化
- 取引ツール「MT4(MetaTrader4)」をダウンロード
- 口座が有効化したというお知らせメールが届く(←前回の記事ではここまで解説)
- トレード資金を入金(振込してから約1時間以内に自動反映、1万円以上の入金なら手数料0円)
- MT4にログイン
- トレード開始
今回は7番目の「入金方法」を解説します。
XM(エックスエム)は海外のFX業者なので、入金も国際送金で難しいと思う人もいるかもしれませんが、指定された日本の銀行に振込すればOKなのですごく簡単です。
あっという間で拍子抜けするくらいサクッと入金されます。
また、いま何らかの理由で手元にお金がない人でも、クレジットカードを持っていればクレジットカード入金によって今すぐトレード開始することも可能です。私は銀行振込で10万円、クレジットカード入金で10万円を入金しました。
では、実際に私が2019年7月末に銀行振込で10万円を入金した手順をこれから解説します。
目次
XM(エックスエム)の銀行振込での入金方法、会員ページで振込先を確認
まず最初にXM(エックスエム)の会員ページにログインします。
「ログイン」と書いているところに「会員番号(ID)」を入力します。
「会員番号(ID)」は口座開設申請後に届くメールに書いています。
認証リンクをクリックしてから届くメールにIDとして8桁の数字が書いてあると思いますが、それです。
「パスワード」は口座開設申請時に自分が入力したものです。
両者を入力したら「ログイン」をクリック。
XM(エックスエム)の会員ページにログインしました。(※私の名前や口座番号は消しています。)
現在の残高は0円です。
口座開設したばかりの人なら「クレジット」に3000円と書いてあるかもしれません。これは口座開設した時にのみ受け取れるボーナスクレジットです。
私は2016年に口座開設していて、過去に全額出金しているので、現在は「クレジット」も0円です。
「入金」ボタンをクリック。
複数の入金方法がありますが、銀行振込の場合は「Local Bank Transfer」を選びます。
「Local」は「地元=日本」、「Bank」は「銀行」、「Transfer」は「移す」という意味ですが、要するに「日本の銀行に移す=日本の銀行に振込する」という意味です。
「入金」ボタンをクリック。
ちなみに、今現在、銀行口座に預金がないなら、クレジットカードによる入金も可能です。
VISAかJCBかMastercardのみですが、クレジットカード入金の場合は「Credit/Debit Cards」の入金ボタンをクリックします。
たとえば、クレジットカードで10万円を入金するということは、クレジットカードで「トレード資金10万円」という商品を購入したということです。
後日、その10万円をクレジットカード会社に払います。
クレジットカードなら分割払いもできますし、今すぐトレードしたいけどお金がないという人は、クレジットカード入金をするという選択肢もあります。
また、カードによってはマイルやポイントが貯まったりしますから、クレジットカード入金の方が得という見方もできます。
たとえば、100万円を入金するとなると、かなりのマイルやポイントが貯まるでしょうから、私ならクレジットカード払いを選ぶと思います。
クレジットカード入金の手順については以下の記事で詳しく説明しています。
次のページに振込先の銀行の情報が掲載してあります。(銀行情報なので念のためボカしています)
上記の口座に振込すれば、通常1時間以内にXMの口座に資金が入金されます。
振込前にいくつか注意点がありますので、以下にまとめます。(上の画像の茶色の文字の部分から重要なところだけピックアップしてみました)
- 振込人名義には「ローマ字表記の氏名」と「口座番号(ID)」を書く
- 1万円以上の入金額なら送金手数料は0円(XMが負担)、1万円未満なら1500円
- 1回の最大送金額は1000万円まで
- 振込後1時間以内に口座に入金が反映
1つずつ詳しく解説します。
振込(入金)前の注意点(1)
振込人名義にはローマ字表記の氏名と口座番号(ID)を書く
XM(エックスエム)は海外に拠点があるFX業者のため、振込人名義は日本語ではなく英語(ローマ字)表記にします。
あなたの名前が「山田太郎」だった場合、普段なら日本語のカタカナ名(ヤマダ タロウ)で振込すると思いますが、今回は「Taro Yamada」とローマ字表記にします。
さらに、XM(エックスエム)の口座番号(ID)を名前の後ろに付け加えて「Taro Yamada 20049186」などとします。
TaroとYamadaの間に半角スペース、YamadaとIDの間に半角スペースが入っています。
ローマ字表記と口座番号(ID)の2つの情報がないと、1時間以内に入金が反映されないので注意して下さい。
振込(入金)前の注意点(2)
1万円以上の入金額なら送金手数料は0円
通常、日本から海外に資金を移すためには送金手数料がかかりますが、XMの場合、入金額が1万円以上なら送金手数料はXMが負担するので0円になります。
自分の口座から振込先銀行への振込手数料はもちろん自分で負担しますが、私が利用しているネット銀行では月に数回の振込手数料無料サービスがあるので、実質手数料0円で入金できました。
XMへの入金額が1万円未満だと1500円の送金手数料がかかるので、実質的にXMへの入金額は1万円以上ということになります。
ただし、私個人としては最低でも5万円くらいは入金した方がいいと思っています。できれば、私のように10万円くらい。お金に余裕がある人はもうちょっと。(私はマンションを購入して頭金の支払いがあったので10万円しか用意できませんでした)
FXでは手元の資金量に余裕があればあるほど、強制ロスカットにかかってしまう確率を減らすことができるので、少ないより多い方が心に余裕を持って取り組めます。
ただし、XMの場合、200万円以上を入金するとレバレッジが最大888倍から200倍になってしまうので、200万円以下の入金をオススメします。
また、1万円しか用意できなくても、0.01ロットでトレードをすれば十分に楽しめます。1万円しか入金できない場合は最小ロットである0.01ロットで始めることをオススメします。
振込(入金)前の注意点(3)
1回の最大送金額は1000万円まで
1回の最大送金額は1000万円までです。
しかし、1000万円は個人的には多すぎるような気がします。
1000万円も余裕資金があるなら、レバレッジが高い海外FXには100万円くらい入金しておいて、残りの900万円は他で運用した方がいいような気がしますが・・・。
50〜100ロットなどの大ロットでエントリーする人は1000万円くらいの入金が必要なのでしょうか?私にはよく分からない世界です。。
ちなみに、先述した通りXM(エックスエム)は200万円以上の入金額になるとレバレッジが最大200倍までとなります。
そのため、888倍などの大きなレバレッジでトレードしたい人は200万円以下の入金額にする必要があります。
入金額とレバレッジを掛けて計算してみれば分かりますが、100万円入金してレバレッジ888倍ですと8億8800万円の元本になるので十分すぎると思います。(100万円 × 888倍 = 8億8800万円)
1000万円入金してレバレッジ200倍なら元本20億円です。。私には全く実感が沸かない数字です。。
振込(入金)前の注意点(4)
振込後1時間以内に口座に入金が反映
問題がなければ、振込してから1時間以内にXM(エックスエム)の口座に入金が反映されます。
おそらく、XM(エックスエム)が立て替えて入金しているのだと思われます。
XM(エックスエム)は入金も出金も反映が非常に早いです。
海外の業者というと、ちょっと怪しいイメージを持っている人もいるかもしれませんが、XM(エックスエム)に関してはそれはないです。
老舗になるには長い期間をかけて顧客と誠実に向き合う必要があります。
ちょっとでも不正をしたり、信頼を損なうようなことをしたら、すぐに顧客からそっぽを向かれます。
XM(エックスエム)は海外FX業者の中では老舗的な存在です。
私も2016年から利用していますが、入金・出金のスピードが早いですし、日本語サポートもしっかりしているので、すごく安心して利用できています。
では、次に実際に指定先口座へ振込して、XMの口座に入金されるまでの手順を紹介します。
指定先口座へ振込
私は住信SBIネット銀行をメインに使っています。
「振込依頼人名」は「ローマ字表記の名前+口座番号(ID)」を入力します。
たとえば、あなたの名前が「佐藤紀美」で口座番号(ID)が「20066559」なら「Miki Sato 20066559」と入力します。
「金融機関」「支店名」「預金種目」「口座番号」はXMの指定通りにします。
「振込金額」は私の場合は「10万円」です。
確認画面です。
振込完了しました。
日時は「2019年7月30日 11:32」になっています。
この後すぐに、住信SBIネット銀行から「振込受付のお知らせ」というメールが届きました。
日時は先程と同じ「7月30日 11:32」です。
そして、その16分後にXM(エックスエム)から「入金処理が成功しました」というメールが届きました。びっくりするほどの早さです。
「振込後1時間以内に口座に入金が反映」ということでしたが、1時間もかかりません。15分くらいです。
つまり、入金作業をして15分後にはMT4にログインしてトレードできるということです。
では、MT4にログインする前に、XM(エックスエム)の会員ページに再度ログインして、ボーナスクレジットがどれくらい付いたのか確認しましょう。
入金後に受け取ったボーナスクレジットを確認
会員ページにログインしました。
「残高」は「JPY 100,000.00(10万円)」となっているので、住信SBIネット銀行から振込した10万円がXM(エックスエム)の口座に入金されたということです。
さらに、入金前は0円だった「クレジット」に「63,509円」が入っています。これが入金すると受け取れるボーナスクレジットです。
その結果、「有効証拠金」が「163,509円」になっています。
これは「入金した10万円」と「入金に対するボーナスクレジット63,509円」の合計額です。
ボーナスクレジットは日本のFX業者にはないサービスです。
ボーナスクレジットは引き出すことはできませんが、以下のようなメリットががあります。
- 仮に、入金額全て(今回の場合なら10万円)を全て溶かしてしまっても、クレジットを使ってFXトレードを継続できる。
- クレジットの分だけ手元資金が厚くなるので、強制ロスカットにかかりずらくなる。
特に、1番目のメリットが大きいと感じてます。
仮に、私が入金した10万円を全て溶かしてしまっても、「クレジット」の「63,509円」を使ってトレードが続行可能です。
レバレッジ888倍のXMなら、「63,509円」あれば0.1ロットでそれなりの取引が可能です。
なんとか挽回して、溶かしてしまった10万円を取り戻すだけでなく、さらに稼ぐことも可能です。
「有効証拠金」がある限り、戦うことはできるのですから、可能性は閉ざされていません。
日本のFX業者なら入金額を全て溶かしてしまったら、そこがゲームオーバーです。さらに、追証(足りない分の追加の入金)を要求されることもあります。XMのような海外のFX会社では追証はありません。
私の場合、10万円を入金して「63,509円」のボーナスクレジットを受け取りましたが、この額の計算方法やボーナスクレジットに関するさらなる詳しい説明は以下の記事に書いてます。
XM(エックスエム)の入金方法に関しては以上ですが、まとめると以下の2点で話は終わります。
- 指定された銀行に振込(入金額が1万円以上なら送金手数料0円、200万以上だとレバレッジが最大888倍から200倍に縮小)
- 振込後、15分ほどたってからXMの口座に入金が反映される