1月6日(金)は22:30に雇用統計の発表がありました。
結果は予想より悪かったのですが、ドル円は上へ行きました。
米国、非農業雇用者数増減 15.6万(予想17.8万)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年1月6日
22:30発表
・12月米失業率 4.7%(予想 4.7%・前回 4.6%)
・12月米非農業部門雇用者数 15.6万人(予想 17.5万人・前回 17.8万人)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
22:30発表
・12月米民間部門雇用者数 14.4万人(予想 17.0万人・前回 15.6万人)
・12月米製造業雇用者数 1.7万人(予想 0.0万人・前回 -0.4万人)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
5分足ですが、72pipsも動いています。1分足だと67.5pips動きました。
私は前日に4万円以上も損失を出してしまい、気持ちが弱っていたので、事前のイフダンも発表後の裁量エントリーもしませんでした。
だた、予想よりも悪い数値だったので、エントリーしていたとしたらSELLで損失を出していたと思います・・・。
予想よりも悪かったのに、上に行った理由は以下の2つが好感されたようです。
- 前回の数値が17.8万人から20.4万人に上方修正
- 平均時給が前年比で2.9%と2009年5月以来の高い伸び
米非農業部門雇用者数は、前回発表の17.8万人から20.4万人に修正されています。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
22:30発表
・12月米平均時給(前月比) 0.4%(予想 0.3%・前回 -0.1%)
・12月米平均時給(前年比) 2.9%(予想 2.8%・前回 2.5%)
・12月米労働参加率 62.7%(前回 62.7%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を1.9万人下回りましたが、前回結果が2.6万人上方修正されており、均せばまずまず結果。実質ベースでは+18.2万人。平均時給は、前月比で0.4%となり、前回のマイナスが一時的だったことが示されました。また、前年比では⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
2009年5月以来の高い伸びとなったこがやや好感されています。民間部門では、サービスが+13.2万人、小売業や運輸、金融なども伸びています。製造業は+1.7万人、鉱業・林業は-0.2万人、政府部門は+1.2万人でした。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月6日
2017年1月6日発表の雇用統計をまとめると以下のようになります。
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数 | 15.6万人(予想より1.9万人減) | 17.5万人 | 17.8万人 → 20.4万人 |
失業率 | 4.7% | 4.7% | 4.6% |
平均時給(前月比) | 0.4% | 0.3% | -0.1% |
平均時給(前年比) | 2.9%(2009年5月以来の高い伸び) | 2.8% | 2.5% |
米雇用増は予想下回る、賃金大きく増加:識者はこうみる | ロイター
<エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケイト・ウォーン氏>
ほぼ想定内の内容だ。非農業部門雇用者数の伸びは市場予想を下回ったが、過去2カ月分が約2万人分の上方修正となるなど、数字がそこまで正確でないことを踏まえると、15万6000人増も、17万8000人増もさほど大きな差はないと言える。
賃金が前年比2.9%伸びたことは重要だ。市場は労働市場の引き締まりでいつかは賃金が伸びると見込まれているため、さらに注目されるだろう。労働市場の改善がインフレ加速へとつながり、米連邦準備理事会(FRB)は今年、2度ではなく3度利上げする可能性が高いだろう。
雇用統計の数字は予想以下でしたが、市場はこのように判断したのでしょうか?
「経済指標が予想より悪い=SELL」と安易に決め込むのではなく、発表後の値動きを見ながらエントリーするのが正解のようですね。