私は現在、海外証券の「XM(エックスエム)」と日本証券の「OANDA JAPAN(オアンダジャパン)」で口座を開き、FXトレードをしています。
最初は「XM(エックスエム)」で始めたのですが、「XM(エックスエム)」は海外証券なので税金が雑所得になってしまい、税制メリットを享受できません。
税制についての詳細は「FXトレードでMT4が使える国内証券会社と海外証券の最大のデメリット」に書いています。
そのため、現在は日本証券の「OANDA JAPAN(オアンダジャパン)」をメインに使っています。日本証券なので税率は20%で済みます。(雑所得だと累進課税で20%以上になることも)
2つのFX業者でドル円のトレードをしてちょっと意外だったのは、スワップ金利がかなり違うということです。
私は先日まで、「XM」で0.8ロット、「OANDA」で0.9ロットを保有していました。
その際、1日付くスワップ金利は「XM」が約1円、「OANDA」が約145円でした。
「OANDA」では損切りできずに、含み損を抱えながら数日保有していたとしても、毎日145円のスワップ金利が入ってきてくれました。
現在は、「OANDA」で0.6ロット分はプラスで決済しており、保有ロットは0.3ロットになっていますが、毎日50円ほどのスワップ金利が入ってきます。
ポジションをとっただけで、毎日それなりのスワップ金利が入ってくれば、お金に働いてもらう状態を作ることができます。
でも、ドル円のBUYでスワップ金利がほとんど付かない「XM」では、ポジションをとって数日保有していても、お金に働いていもらう状態を作ることができません。
そこで、XMとOANDA(オアンダ)の通貨ペアごとのスワップ金利を比較してみることにしました。
目次
(追伸 2018年6月11日)最新のスワップ金利比較をしました
XMとOANDA(オアンダ)の通貨ペアごとのスワップ金利比較
スワップ金利はその時の為替レートによって違ってきます。なので、毎日、少しずつ違いが出ます。
スワップ金利は以下のページで確認できます。
※以下のスワップ金利は2017年5月13日(土)のものです。
※1ロット(10万通貨)を24時間保有した場合
通貨ペア | XM | OANDA | ||
---|---|---|---|---|
Buy/Long | Sell/Short | Buy/Long | Sell/Short | |
EUR/USD ユーロ/ドル |
-7.99 | 1.61 | -559.38 | 84.73 |
GBP/USD ポンド/ドル |
-6.22 | 0.18 | -439.53 | 79.87 |
USD/JPY ドル/円 |
0.26 | -7.24 | 124.09 | -403.28 |
USD/CHF ドル/スイスフラン |
2.53 | -8.64 | 201.64 | -821.5 |
AUD/USD オーストラリアドル/ドル |
-0.51 | -3.41 | 0.03 | -343.66 |
AUD/JPY オーストラリアドル/円 |
1.93 | -7.57 | 206.19 | -526.92 |
NZD/JPY ニュージーランドドル/円 |
1.76 | -7.44 | 174.9 | -600.19 |
EUR/JPY ユーロ/円 |
-4.17 | -2.67 | -254.29 | -186.48 |
XMのスワップ金利が低い理由ですが、私はレバレッジが関係しているのかと思っていました。
XMのレバレッジは200倍ですが、OANDAのレバレッジは20倍だったからです。
ただ、XMに問い合わせたところ「リクイディティープロバイダーが異なりますと価格も異なって参りますかと存じます。スワップの計算にはレバレッジは関わってまいりません。」とのことでした。
私は今後、スワップ金利目的としてOANDAでオーストラリアドル円の保有を考えてきたいと思います。
(追伸)
BUYだとOANDAの方がスワップ金利が高いですが、SELLだとXMの方がマイナスのスワップ金利が低いです。
つまり、スワップ的には、BUYならOANDAが有利、SELLだとXMが有利ということになります。
Oanda Japan(オアンダジャパン)口座開設・MT4用のアカウト作成・入金・トレード開始までの流れ
私は現在、「OANDA(オアンダ)Japan」で世界標準の取引ツール「MT4(MetaTrader 4)」を使ってFXトレードをしています。
「OANDA(オアンダ)Japan」の口座開設からトレード開始までの一連の流れを以下の記事にまとめていますので、もしよかったら参考にして下さい。
↑口座開設について。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)には「NYサーバー」と「東京サーバー」がありますが、両者の違いについて。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)を作る手順。
↑作ったサブアカウント(サブ口座)に入金すれば、トレード開始です。
↑「NYサーバー」のアカウトから「東京サーバー」のアカウントに資金を移動。