10月は久しぶりにデイトレやスキャルピングでFXトレードに夢中になった月となりました。
私は昨年末から抱えていた含み損をロスカットできず、今年9月に利益確定するまで静観する日々が数ヶ月も続いていたので、デイトレやスキャルピングをすることができませんでした。
これ以上ロットを増やしてしまうと、強制ロスカットされてしまう危険があると思っていたからです。
ただし、ドル円の値動きだけでは毎日かかさず見ていました。
そのせいか、1年前に比べと確実に上達したような感覚を感じました。
トレードはしていなかったですが、ドル円に絞って値動きを毎日見ていたのが効果的だったのかもしれません。
といっても、FXトレーダーとしてはまだまだなので、11月もロットは上げず、0.3ロットでひたすら実践研究をしてきたいと思っています。
2018年10月のドル円(4時間足)
私が利用している「Oanda Japan(オアンダジャパン)」のドル円4時間足のチャートです。
2018年10月のドル円は、月初は1ドル114.5円と高値を付けましたが、その後下落し、一時は1ドル111円台になりました。
最高値から最安値まで3.1円ほどなので、1ヶ月の値動きとしては大きい方だと思います。
私はSELLをするのに苦手意識があったので、月初からの下落をSELLでとることはあまりできませんでしたが、途中からSELLで普通にエントリーすることができるようになってきました。
ただ、10月のドル円は中旬から1ドル112円台で動くようになりました。
月末はドル需要からドルが買われる傾向となり、113円台まで上昇しましたが、113円台の滞空時間は長くありませんでした。
2018年10月の収支
10月はかなりの数のエントリーをしましたが、+61,304円という予想以上のパフォーマンスで終えることができました。
今は1000〜3000円をコツコツと積み重ねていくステージだと思っているので、欲張らずに利益が出た時に確実に利食いするようにしています。
利食いが早すぎたと思うことがほとんどですが、とりあえず、もう少し場数を踏むまでは、確実にプラスで終えられることを重視した方がいいかと思っています。
11月も欲張らずにコツコツ重ねていきたいと思っていますが、11月6日(日本時間で7日)に米中間選挙があります。
私は荒れる展開になるのではないかと思っているのですが、変動幅が大きくなるということは大きく稼げるチャンスでもあるので、この日は積極的にエントリーしようと思っています。
現時点では「上院はトランプ大統領の共和党、下院は野党の民主党がとる」というにコンセンサス(事前予想)となっています。
しかし、2016年の大統領選挙でも予想通りの結果とならなかったので、今回の中間選挙もコンセンサス通りにならない可能性も十分にあります。
「上院は共和党、下院は民主党」というコンセンサスが崩れる展開となった時、ドル円は上下に大きく動く可能性が大です。
過去の事例だと、共和党大統領政権下では中間選挙までの2年間はドル高・円安、中間選挙後の2年間はドル安・円高に振れやすい傾向があるそうです。
米中間選挙とドル円相場の関係/マーケット情報・レポート - 三井住友アセットマネジメント
一般に、共和党は、市場の「自由競争」を重視し、「小さな政府」を標榜するとされています。そのため、過去の政策イメージなどからも、共和党大統領の政権下では「ドル高」が進みやすいとの見方が多いようです。
大統領選挙から中間選挙までの2年間は、4政権ともドル高・円安が進行しました。しかしながら、中間選挙後の2年間をみると、ドル高・円安が続いた政権はなく、4政権ともドル安・円高に転じました。
ドル円BUYのスワップ金利(スワップポイント)がすごい!
昨日のロンドンフィキシングでドル円が大きく下落したので、私は行き過ぎた下落と判断し、逆張りのBUYをしました。
昨日発表されたADP雇用統計の結果が良かったのでは、ドル円は11/2(金)の雇用統計まで上昇するのではないかと思っているので、私は損切りも利食いもせずに、そのまま寝たのですが、朝起きてスワップ金利(スワップポイント)の高さにビックリしてしまいました。
0.3ロットでドル円のBUYをしたのですが、たった1日でスワップ金利(スワップポイント)が684円も付いています。
ということは、0.1ロットで228円ということになるので、1ロットでエントリーしていたら、ドル円の1日のスワップ金利(スワップポイント)は2280円ということになります。
以前は、1ロットでBUYしても、1日に付くスワップ金利(スワップポイント)は500円前後だったので、4倍以上になっています。
購買力平価で考えると、長期で見た場合、高金利通貨は下落するので、2019〜2020年にかけて、ドル円は円高傾向になるかもしれません。
ただ、短期で見た場合なら、今のドル円のスワップ金利(スワップポイント)の高さは非常に魅力的です。
トルコリラのような不確実性の高い通貨ではなく、米ドルと日本円という安定性の高い通貨でこれだけスワップ金利(スワップポイント)が付くのですから。
これほど高いスワップ金利(スワップポイント)が付くなら、多少の含み損を抱えても、損切りせずに保有しておくという選択肢もありだと思います。