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2016年にFXを開始するがいきなり60万円を超える損失を出す。しかし諦めずにその後もチャート分析を研究。2020年の新型コロナの自粛期間にFXは不況期に強いビジネスと再認識し、さらに研究に熱を入れる。詳しい自己紹介はこちら »

1ドル104.4円、米中貿易戦争のさらなる激化でドル円が1月3日のフラッシュクラッシュ(1ドル104.6円)を上回る円高に

先週の金曜日(2019年8月23日)の夜に、米中貿易戦争がさらに激化したことで、マーケットは完全にリスクオフとなり、株安・円高の流れが加速しています。

金曜日の米国市場では3指数ともに大幅下落しました。

ダウが2.3%、S&P500が2.5%、ナスダックが3%のマイナスです。

これを受け、今日(2019年8月26日月曜日)の日本市場も大幅下落で終えました。

日経平均株価が450円ほどの下落ですが、今夜の米国市場次第では明日の2万円割れの可能性もありそうです。

それにしても、今はリート(不動産)が強いです。貿易摩擦の影響を受けないアセットとして、世界のマネーが日本のリートに向かっているようです。そろそろ逆回転しそうな気もしますが・・・。

米債券の利回りも大幅に低下しています。

10年債利回りが1.458%と1.5%を下回っています。

2年債利回りが1.459%なので、ギリギリですが逆イールド状態となっています。

景気後退の兆候となる逆イールドカーブ(長短金利差逆転)が起こる理由、次のリセッションや株価暴落はいつ起こるのか過去チャートから予測

2019年3月27日

米債券利回りの低下は日米金利差の縮小につながるため、ドル円にとっては円高要因となります。

上図は過去5年の米10年債利回りのチャートです。

ちょうど1年前は3%を超える利回りがありましたが、今は半分以下の利回りとなっています。

債券の場合、価格と利回りは逆相関なので、利回りが下がったということは債券価格が上がったことを意味します。

債券価格が上がったということは、それだけ債券を買っている人が増えているということです。

リスクオン時には株式が買われ、リスクオフ時には債券が買われるという特性を考えると、この1年で株式から債券へマネーが移行していることが分かります。

ダウやS&P500が最高値を更新したりなど、米国株が比較的好調なのであまり実感できませんが、米中貿易摩擦が本格化して以降、「株式というリスク資産」から「債券という安全資産」へ世界のマネーは確実に移行しているようです。

そして、今日の日本時間でとうとう米ドルの為替レートが今年1月3日のフラッシュクラッシュを上回る円高となりました。

1ドル104.440円、ドル円が1月3日のフラッシュクラッシュを上回る円高に

私が利用しているXM(エックスエム)のドル円日足チャートです。

今年1月3日はフラッシュ・クラッシュが起こり、大幅な円高となりました。

2019年の為替市場は1月3日からフラッシュクラッシュで大幅な円高に、ドル円は104円台まで急落、強制ロスカットされた人が多いのでは?

2019年1月3日

この日は多くのFXトレーダーが強制ロスカットされ、大きな損失を出してしまったようです。確かに、ここまで動くと、レバレッジ25倍の日本のFX業者では強制ロスカットになってしまっても仕方ないと思います。

私が現在利用している海外証券のXM(エックスエム)ならレバレッジ最大888倍なので強制ロスカットにならずに済んだ可能性もありますが。

この1月3日のフラッシュクラッシュで付けた「1ドル104.6円」は今年(2019年)の円高の目安となっていましたが、とうとう本日(2019年8月26日)それを上回る円高を付けました。

FX会社によって微妙に為替レートに差が出るのですが、私が利用しているXM(エックスエム)では朝7:25分頃に「1ドル104.440円」を付けました。

とうとう割ってしまったので、今後はどこまで円高が進むかに焦点が当たりそうです。

そこで、週足チャートでさらに過去にさかのぼってドル円の過去の推移を確認してみたいと思います。

2015年11月から本日(2019年8月26日)までのドル円の週足チャートです。

これを見ると、1ドル104.6円は1月3日だけでなく、2018年3月でも円高の節目となっていることが分かります。

仮に、このままさらに円高が進むとすると、今度は2016年6月〜11月に付けた「1ドル98.9〜101.2円」がテクニカル的には節目として意識されそうです。

年内か来年か分かりませんが、久しぶりの1ドル100円割れもシナリオに入れておいた方がいいかもしれません。

円高は日本株にとってマイナスなので、仮に1ドル100円割れをすると、日経平均株価も1万8000円台まで下落するかもしれません。

日経平均株価の1万8000円は日銀ETF買いの損益分岐点のようです。

日銀の雨宮副総裁、ETF「日経平均1万8000円割れで簿価下回る」参院財金委:日本経済新聞

日銀の雨宮正佳副総裁は12日の参院財政金融委員会で、上場投資信託(ETF)の買い入れについて、「日経平均株価が1万8000円程度を割り込むと、日銀の保有ETFの時価が簿価を下回る」と発言した。2018年9月末の数値を元に計算したという。

ちなみに、XM(エックスエム)ではドル元のトレードもできるのですが、中国人民元は米ドルに対して本日さらに元安になっており、1ドル=7.1元台は約11年半ぶりの安値です。

日本の輸出企業が円安になると利益が増えるように、元安は中国のグローバル企業にとってはプラスです。

米国は8月5日に中国を為替操作国に認定しましたが、人民元レートは中国人民銀行(中国の中央銀行)が基準となるレートを決めているので、為替操作国の認定なんてお構いなしというスタンスのようです。

それだけ、米国による貿易関税が効いているという表れかもしれません。

いずれにせよ、今日の米国市場でのドル円の動きに注目したいと思います。

「ここから円安へと逆回転を始めるのか?それともさらに円高が進むのか?」の分岐点に来ているように思います。

私が使っているFX業者について

私は現在、レバレッジ最大888倍の「XM(エックスエム)」でFXトレードをしています。

XM
https://www.xmtrading.com/jp/

XM(エックスエム)は海外のFX業者なので、日本のレバレッジ25倍までの規制に縛られることなく、ハイレバレッジでFXトレードが可能です。

強制ロスカットにかかるリスクを低くするために、日本のFX業者では100万円以上の入金は必要だと個人的に思いますが(私は300万円入金していました)、レバレッジ最大888倍のXM(エックスエム)なら10万円の入金でも十分です。

つまり、レバレッジが大きい方が拘束される資金(=口座に入金する資金)も少なくて済むということです。

「FXに挑戦したいけど十分なお金がない...お金が貯まるまで待てない」という人は、 XM(エックスエム)で挑戦してみるといいと思います。いま現在、手元に現金がなくてもクレジットカード入金も可能です。

さらに、XM(エックスエム)なら世界標準のFX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」をデフォルトで利用できます。

「MT4」は日本の多くのFX業者ではなぜか取り扱っていませんが、FXトレーダーの中では 「MT4で取引するだけで勝率が上がる」と言う人もいますし、「MT4じゃなと勝てない」と言う人もいるくらいの高性能な取引ツールです。

世界ではFX取引ツールと言えば「MT4」なのです。

さらに、XM(エックスエム)なら口座開設で3000円受け取れ、さらに入金するごとにボーナスクレジットというトレードに使える資金を受け取れます。

私は10万円を入金して63,509円のボーナスクレジットを受け取り、163,509円からスタートしました。

海外の証券会社ですが、日本語でのサポートも充実しています。私は分からないことがあるとチャットによるリアルタイムサポートで質問して解決しています。

XM(エックスエム)の口座開設や入金方法、入金ボーナスに関しては以下の記事で詳しく説明しています。

XM(エックスエム)の口座開設手順を分かりやすく解説、口座開設で3000円、入金で最大50万円を受け取れ、トレード資金として使えます。

2019年10月3日

XM(エックスエム)の入金方法、入金額は1万円から送金手数料なし、日本の銀行に振込して1時間以内に口座に自動反映、10万円を入金

2019年10月8日

いま手元にお金がない人でもクレジットカード入金でFX取引ができるXM、即入金ですぐに為替トレード可能。入金額10万円でも8880万円分までの外貨取引が可能に、10万円を入金

2020年3月17日

XMの入金ボーナス(日本円で最大約50万円)について分かりやすく解説、トレード資金に使えます。

2019年10月9日

世界標準のトレードツール「MT4」のダウンロード、ログイン、設定の仕方については以下の記事で解説しています。

FX取引ツール「MT4(MetaTrader4)」のダウンロード方法、アプリの立ち上げ、ログインの手順について解説

2019年11月6日

初めてMT4でFXトレードする人が最初に設定しておきたいこと、移動平均線やRSIや複数時間軸チャート表示、ワンクリック取引を可能になど

2019年11月11日

また、FXをやる前に必ず知っておきたいことについては以下の記事で触れています。(意外と盲点ですし、知らないと最悪、資金を溶かすことになります。)

「海外FX証券=ハイレバ=危険」ではない理由、ハイレバレッジで小ロットなら逆に強制ロスカットされにくくなり安全、拘束される資金も少なく済む、けっこう皆さん勘違いされていますがFXを始める前に知るべきことです。

2020年4月8日

FXで強制ロスカットを避けるために注意すべき5つのこと、入金額・レバレッジ・ロット数でコントロール、あとの2つは・・・

2019年10月11日

【実例】レバレッジごとの証拠金維持率の違い、レバレッジが大きくなると証拠金維持率も増え、強制ロスカットまでの距離が遠くなる

2019年10月14日

今すぐXM(エックスエム)でFX取引したい人は、「リアル口座」「MT4(MT5よりMT4の方が安定していて優秀)」「スタンダード口座」で口座開設することをオススメします。
https://www.xmtrading.com/jp/

口座開設に1〜2日、入金は銀行振込でもクレジットカード入金でも数分で完了するので、最短で2日後にはトレード開始できます。

日本の証券会社でFXをやりたいと考えている人なら、MT4が使える「Oanda Japan(オアンダジャパン)」がオススメです。私も以前、ここでトレードしていました。

広告にはあまり費用を使わない会社なので、日本での知名度はそれほど高くありませんが、実力&歴史ともに兼ね備えた信頼度の高いFX業者です。

ただし、レバレッジが25倍なのでそれなりの資金を入金しないと強制ロスカットにかかる確率が高くなってしまいます。(これは日本のどのFX業者にも言えることです)

私は300万円入金してトレードしていました。

2019年にマンションを購入して頭金の支払いにまとまった資金を入れたため、FXに100万円以上の資金を入れるのは難しいので、XM(エックスエム)に20万円だけ入金してトレード技術を磨いています。

寝ている間に為替レートが大きく動いて、仮に強制ロスカットされたとしても20万円の損失で済むので、心のゆとりを持ちながらトレードと向き合えています。