昨日は小売売上高、消費者物価指数、イエレンFRB議長の議会証言(2日目)と、アメリカ時間でのイベント満載な1日となりました。
私はなんとか3時まで起きてトレードしていました。
ドル円15分
小売売上高
22:30発表
・1月米小売売上高(前月比) 0.4%(予想 0.1%・前回 0.6%)
・1月米小売売上高[除自動車] 0.8%(予想 0.4%・前回 0.2%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
【指標】1月米小売売上高、予想上回る 前月比0.4%増 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年2月15日
米小売売上高(前月比)は、前回発表の0.6%から1.0%に、除自動車は0.2%から0.4%に修正されています
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
1月の米小売売上高は、市場予想を上回る結果となり、前月結果も上方修正されました。自動車・ 同部品がマイナスに落ち込みましたが、ガソリンスタンドが大きなプラスとなったことが押し上げ要因となり、除く自動車は2016年4月以来の高水準となりました。個人消費の堅調さが示されたことで、⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
1-3月のGDPにも影響を与えそうです。自動車・同部品は-1.4%(前月+3.2%)、GSは+2.3%(+3.2%)、電子・家電は+1.6%(-1.1%)、衣料は+1.0%(+0.1%)、スポーツ・娯楽は+1.8%(-0.2%)、食品・飲料は+0.4%(-0.2%)でした。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
小売売上高(前月比) | 0.4% | 0.1% | 0.6% → 1.0% |
小売売上高[除自動車] | 0.8% | 0.4% | 0.2% → 0.4% |
予想を上回る結果です。
消費者物価指数
22:30発表
・1月米消費者物価指数(前月比) 0.6%(予想 0.3%・前回 0.3%)、コア 0.3%(予想 0.2%・前回 0.2%)
・1月米消費者物価指数(前年比) 2.5%(予想 2.4%・前回 2.1%)、コア 2.3%(予想 2.1%・前回 2.2%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
1月の米消費者物価指数は、前月比で市場予想を上回り、2013年2月以来の高水準となりました。また、前年比でも2012年3月以来の高水準となり、順調に物価上昇が続いていることが示されました。引き続き、原油価格の上昇を背景としたエネルギー価格の上昇が全体を押し上げる要因となってい⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
ます。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数も前月比、前年比共に市場予想を上回っています。品目別では、食品が+0.1%(前月0.0%と、4ヵ月連続で横ばい)、エネルギーは+4.0%(+1.2%)、食品・エネルギー以外では、新車や衣料品、住居費などが値上がりしています。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
消費者物価指数(前月比) | 0.6% | 0.3% | 0.3% |
消費者物価指数[エネルギーと食品を除いたコア](前月比) | 0.3% | 0.2% | 0.2% |
消費者物価指数(前年比) | 2.5% | 2.4% | 2.1% |
消費者物価指数[エネルギーと食品を除いたコア](前年比) | 2.3% | 2.1% | 2.2%万件 |
こちらも、予想を上回る結果です。
ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30発表
・2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 18.7(予想 6.8・前回 6.5)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
同時刻に発表された「ニューヨーク連銀製造業景気指数」も大幅に予想を上回る結果となりました。
これらの良好な結果を受けてドル円は急騰。
ドル円1分足
私はBUYとSELLで上下にイフダンを入れていたのですが、Twitterで結果を見たと同時に、最初に下に動いた時にSELLが引っかかってしまいました。。
その後、一瞬の停止があり、そこで、何を血迷ったかかBUYをキャンセル。小売売上高も消費者物価指数も予想を上回る結果だったのに・・・。
そして、その後、急騰し、上に伸び切ったところで、なぜか裁量でSELL・・・。小売売上高も消費者物価指数もあれひど良い結果だったのに・・・。
人間というのは不思議なもので、SELLですごい含み損を抱えていると、「下に向かって欲しい・・・」という気持ちがあるためか、なぜか同じ方向にエントリーしてしまうのです。。
実は、この時点で昨日から抱えたエントリーの含み損は5万円以上になっていました。。。
この後、ドル円は115円を目指して上にいきましたが、115円に大きなオプションがあったせいか、直前で下へ反転しました。
その結果、この時に入れた2つのエントリーはなんとかプラスで決済できました。
イエレンFRB議長の議会証言(2日目)
【要人発言】イエレンFRB議長「米経済はユーロ圏より急速に回復した」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年2月15日
イエレン議長(下院での議会証言)~「ボルカー・ルール報告、FRBでは特に行動計画せず」、「米経済はユーロ圏より急速に回復した」、「米経済は、FOMCの目標達成にかなり近づいている」 (Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
【要人発言】イエレンFRB議長「バランスシートをゆっくりと縮小させる決意」 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年2月15日
トランプ米大統領~「税制改革、そう遠くない将来に準備整う」 (Bloomberg)
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年2月15日
イエレンさんの議会証言では、昨日と違ってサプライズ的な発言がなかったので、イエレンさんの言葉に対する為替の反応はあまりなかった印象です。
ブルームバーグには以下のような記事がありました。
米の3月利上げの可能性、急速に視界に-予想上回るCPI上昇で – Bloomberg
ほんの数日前にはあり得ないシナリオとされていた3月の米利上げの可能性が、急速に視界に広がってきた。1月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る上昇となったことや、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言内容がタカ派的と受け止められているためだ。
1月のCPIが2013年2月以来の高い伸びとなったのを受け、デリバティブ(金融派生商品)トレーダーが織り込む3月14、15両日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は42%と、今月6日時点の24%から跳ね上がった。
3月利上げの確率については、ジャン・ハッチウス氏率いるゴールドマン・サックス・グループのエコノミストも従来の20%から、30%に高まったと15日のリポートに記した。
3月(3/14〜15のFOMC)利上げの確率が上昇したと書いてありますが、3/15はオランダ総選挙、4月にはフランス大統領選が控えているので、EUリスクを考えると3月は利上げはタイミングに難しいような・・・?
ドル・円が下落、米金利低下や日本株安で売り優勢-113円台後半 – Bloomberg
みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、ドル・円は上値が重たい感じと指摘。「米国の消費者物価指数(CPI)や個人消費の強さを受けてドル買いが入り上昇したものの、対円で115円、対ユーロで1.05ドルの節目を抜けることに失敗したので、目先はポジション調整を誘って、巻き戻しの動きとなっている」と述べた。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)外国為替部の村田雅志通貨ストラテジストは、「昨日の為替相場はちょっとやり過ぎ。115円行かなくて当たり前。ドルはきのう買われたので、売り戻しなのでないか」と説明。「3月米連邦公開市場委員会(FOMC)ぐらいまで今の状況が続き、ドル・円は112~115円のレンジではないか」との見方を示した。
みずほ証の鈴木氏は、「米経済指標が強いので3月の利上げの可能性は排除しないが、今年の米利上げは6月と12月の年2回と予想している。3月に利上げを見送れば失望になるかもしれないが、目先の話」と指摘。「中長期的には米利上げ局面にあり、今年前半は調整して110~115円が主戦場となりそう。トランプ政権の政策や米利上げ姿勢を確認して、年後半に向けて120円を目指す方向」とみる。
エコノミストは直近は112〜115円のレンジで、年末に120円を目指すと言っています。ただ、エコノミストは頻繁に予想を外しますが。。。
昨日のFXトレード成績
取引 | ロット | エントリー価格 | 決済価格 | pips | 損益 |
---|---|---|---|---|---|
sell | 0.20 | 114.434 | 114.364 | 7.0 | +1,400 |
sell | 0.20 | 114.747 | 114.673 | 7.4 | +1,480 |
合計損益 | +2,880 |
昨日から抱えていた含み損エントリーを損切り
今日の午前中、昨日から抱えていた含み損エントリーを損切りしました。
最大で5万円を超える含み損となっていましたが、なんとか-6,700円で損切りできました。
ただ、もうちょっと待てば、ちょいプラスで終えられたのですが・・・。まぁ、タラレバですが。
ただ、思ったよりもスワップが大きかったです。
1泊目は-269円だったのですが、2泊目に-1076円に増えていました。2泊目で807円もマイナススワップが増加です。
ロットは0.5でした。思ったよりマイナススワップが大きかったので、3泊は避けようと思い、損切りしました。