今週の月曜日(4/11)の朝に含み損を抱えていた「ドル円SELL」の5エントリーを全て損切りしました。
MT5の画面上だと4/11の1時44分台になっていますが、日本時間だと+6時間なので朝の7時44分台に1つずつ決済ボタンを押して損切りしました。
朝起きてすぐ躊躇することなく、儀式のように1つずつ損切りしました。
朝起きてチャートを見た瞬間に「このまま保有していたら強制ロスカットされて、全額失ってしまう・・・」と思ったからです。
「今ならまだ残高が5万は残るからこの5万で復活しよう」と決意しました。
5エントリーの損切り額はマイナススワップを含めて合計395,630円・・・久しぶりの大きな損切りです。
2016年にFXを開始して3ヶ月後にトランプがアメリカ大統領になったときにドル円が乱高下して、その時にテンパってしまい60万ほど損切りしたことがあるのですが、ある程度の経験を積んでからは最大の損失額となります。
自分の意思で損切りしていなかったら強制ロスカットされていた
今回は強制ロスカットされるのではなく、自分の意思で損切りできたことが唯一の救いだったと今は思っています。
前回の記事で強制ロスカットされるドル円の為替レートを計算したのですが、1ドル125.319円前後でした。
122.489 + (141507 / 50000) = 122.489 + 2.83 = 125.319
結局、ドル円は私が損切りした4/11の朝7時の8時間後に125.319円よりも上に上昇したので、自分の意思で損切りしていなかったら強制ロスカットされていました。残高もほぼゼロになっていたと思われます。
しかし、強制ロスカットは免れることができたので、残高は52,041円が口座内に残っています。
今後、この5万で少しずつ取り返していきたいと思っています。
20万円の入金額が5万2041円に減少
私は20万円を入金し、それを45万ほどまで増やしました。しかし、今回395,630円を損切りしたため、残高は5万円ちょっとになってしました。
しかし、レバレッジ888倍のXMのような海外FXなら5万円あれば外貨取引可能額は4,440万円なのでまだまだ戦えます。(888 × 5万円 = 4,440万円)
外貨取引可能額4,440万円は日本のレバレッジ25倍のFX業者なら口座内に177.6万円があるということです。(4,440万円 ÷ 25 = 177.6万円)
このあたりのレバレッジに関する詳細は以下の記事に書いています。
私は最初、銀行振込で10万円、次にクレジットカードで10万円をXMに入金しました。
今週は損切り後、頭を冷やすためにトレードは一切やりませんでしたが、だいぶ精神的に落ち着いたので、来週からまたトレード再開しようと思っています。
年内に入金額である20万円まで戻すことが今の目標です。
反省点
今回は当然ですが反省点が非常に多いです。
「あのときに損切りしていれば・・・」と何度も後悔しました。
18,000円の損切りをケチって、39万円超も損切りすることになってしました。
この記事を書いた3月5日後に記事名にある通り、自分の過ちを認めてサクッと損切りできていたら18,000円の損切りで済んでいたのですが。
また、3月に入ってから116円台、117円台、120円台で3回ナンピンしてしまったのですが、過去の間違いに引きずられてしまったことも、自分の過ちを認めることができなかった自分の甘さだと認識しています。
「自分の過去の過ちをサクッと認め、ナンピンではなく損切りしてドル円BUYをしていれば・・・」とタラレバですが今となっては思います。
今後は過去の間違いから目をそむけず、素早い損切りをすることをテーマにして、損切りできないケチな性格、過去にこだわってしまうダメな性格を矯正していきたいと思っています。
追伸(5月1日)ナンピンをしないというルールを追加
395,630円の損切りをして2週間が経ち、すでに前向きにトレードと向き合っています。
そして、自分のトレードルールとして「ナンピンをしない」というルールを付け加えました。
ナンピンするという時点で過去の間違ったエントリーに固執する証拠です。
その結果、冷静な判断ができなくなっている可能性があります。
そうではなく、一旦損切りして、ポジションを保有してない状態でBUYをするのか?SELLをするのか?を決める方が冷静な判断ができると感じました。
これが長期目線の株式投資の場合は話が違ってきて、ナンピンが正義になることもあります。
というのも、どんな優良企業でも好調な時と不調な時があり、不調な時には優良銘柄でも株価は下がります。
しかし、その下がったところで買い足せれば将来的なキャピタルゲインにつながりますし、高配当銘柄なら持株数に比例して受け取れる配当金も増えます。
一方、FXの場合は投資対象が通貨なので、企業と違い成長という概念がありません。株式投資とはそもそもが性質が全く違うものです。
ナンピンして運良く報われることもありますが、それは単に運が良かっただけで、運が悪いと今回のように大きな損失を出してしまいます。
運にまかせてFXに取り組む限り、またコツコツドカンでやられる可能性がいつまでも存在します。
それでは意味がないので、「ナンピンをしない」というルールを作りました。
たとえば、BUYをしたけど為替レートが下がり含み損を抱えました。以前なら「この後、上昇するだろう」と思った時はナンピン買いをしていました。
しかし、これからはそこで一旦損切してポジションゼロの状態にして、それでも上昇すると思えば再度BUYするというスタイルでいきます。
やはり、含み損をポジションを抱えた状態では冷静な分析はできません。
どうしても、含み損ポジションにつられて運頼みのトレードになってしまいます。
だからこそ、エントリーする時は常にポジションを持っていない状態でするというルールを作りました。
月足で見るドル円
ニュース記事などでは2002年1月〜2月に付けた1ドル135円まで上昇するのではないかという内容の記事も増えてきています。
しかし、ドル円を月足で見ると、1ドル120円を超えた後は比較的大きめな逆回転(=円高)が起きていることが分かります。
これからさらに上昇するのか?それとも逆回転し始めるのか?
来週からの相場は意外と難しいなと感じています。
日本とアメリカの金利に対する対応だけ見ると、さらに上昇するように感じなくもないですが、為替は金利だけでは決まらないですからね。
偶然ですが、中田敦彦のYouTube大学でも円安について内容を上げていました。
日本がトルコ化してさらに弱小国家にならないことを祈るばかりです。
ただ、この手のタレントが円安をテーマにしたところが、円安の頂点になるという展開もありそうな気がしました。