昨日は午前中に2エントリーし、24時の「12月の中古住宅販売件数」発表時に1エントリーし、なんとか1,830円ほど利食いできました。
ドル円15分足
昨日のチャートを振り返ると、午前中に「W」を付けてから上昇し、「中古住宅販売件数」が発生される2時間前(日本時間で22時)くらいから下落。
そして、「中古住宅販売件数」以後は上昇という流れでした。
ただ、「中古住宅販売件数」は予想以下という結果だったのですが・・・。
中古住宅販売件数
米国、中古住宅販売戸数 549万(予想552万)
— 岡三マン (@okasanman) 2017年1月24日
0:00発表
・12月米中古住宅販売件数 549万件(予想 552万件・前回 561万件)
・12月米中古住宅販売件数(前月比) -2.8%(予想 -1.8%・前回 0.7%)— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月24日
米中古住宅販売件数は、前回発表の561万件から万565件に修正されています。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月24日
【指標】12月米中古住宅販売件数、予想下回る549万件 #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月24日
(速報)ドル、弱含み 米住宅指標は予想下回る #fx
— 楽天FX (@rakuten_fx) 2017年1月24日
ドル円1分足
私は「前回」が「561万件」、「予想」が「551万件」で今回の「予想」の方が「10万円」ほど低かったのと、2時間前から下落傾向だったことを受け、発表12分前からSELLでエントリーしてみました。(左赤ライン)
そして、実際の数値は予想を下回る結果となったので、そのまま下落するかと思っていたのですが、112.891で反発し、なんとなく上昇していくような雰囲気を感じ取ったので、右赤ラインで決済しておきました。
私の予想が当たり、その後は上昇していきました。
最近、経済指標とは逆に動くパターンが多いですね・・・。徐々に、慣れてきましたが。。
12月の米中古住宅販売件数は、4ヵ月ぶりの減少となりました。住宅ローン金利と価格上昇が影響して販売がやや落ち込む結果となりました。住宅在庫は、前月比-10.8%の165万件と1999年12月以来の低水準、販売に対する在庫率は3.6ヵ月で、前月比-7.7%。一戸建て住宅は、前月比⇒
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月24日
-1.8%の488万件、集合住宅が-10.3%の61万件。中間販売価格は前年同月比+4.0%の23.2万ドルと58ヵ月連続で前年同月を上回りました。平均販売価格は+3.0%の27.4万ドル。地域別では、南部が横ばい、西部は-4.8%、中西部は-3.8%、北東部は-6.2%。
— SBIリクイディティ・マーケット (@SBILM) 2017年1月24日
予想よりも悪い結果だった理由は、「住宅ローン金利の上昇」と「住宅価格の上昇」だったようです。
日経新聞の記事を読むと、「住宅の在庫減」も原因だったようです。
全米不動産協会(NAR)が24日発表した12月の中古住宅販売件数は、季節調整済みの年率換算で549万戸となり、前月比2.8%減少した。市場予測(555万戸程度)を下回り、4カ月ぶりに前月を下回った。住宅ローン金利の上昇や在庫減が響いた。前年同月からは0.7%増えた。
結果 | 予想 | 前回 | |
---|---|---|---|
中古住宅販売件数(12月) | 549万件 | 552万件 | 561万件 → 565万件 |
中古住宅販売件数(前月比) | -2.8% | -1.8% | 0.7% |
今朝の「モーニング・サービス」では次のように言っており、どちらかと言うと高評価でした。
「アメリカの住宅指標の堅調さが確認されました。2006年以来の高水準です。
ただ、12月単月では在庫不足や金利上昇の影響もあり、年換算549万戸(マイナス2.8%)と市場予想552万戸を下回りました。特に、在庫不足は深刻で統計を始めた1999年以来、最低の水準まで落ち込みました。
予想より悪いけど、前年同月よりも0.7%増えたし、2006年以来の高水準だから上昇ってことなのでしょうか?
よく、分からないですが、今は経済指標の結果よりも、値動きを見ながら自分の行動を決めるようにしています。
金利上昇は住宅市場に影響を与える
2016年11月9日の米大統領選以来、米10年債利回りが上昇しています。
金利が上昇すると、影響を受けるのが住宅市場です。
なぜなら、住宅ローンの金利も上昇し、住宅を買う人が減少するからです。
日経新聞によると、その傾向が少し出ているようです。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、昨年12月29日に期間30年の固定型住宅ローン金利は4.32%をつけ、大統領選前11月3日の3.54%から急上昇した。NARは今年末までに4.60%まで上昇すると予想する。
在庫減に伴う住宅価格の上昇も住宅市場拡大の重荷となる。12月の中古住宅在庫は前年同月比6.3%減の165万戸で、集計を始めた1999年以降で最低の水準となった。中でも低価格帯の在庫減が顕著で、10万ドル(約1130万円)以下が21.6%減、10万~25万ドルは15.8%減った。NARのチーフ・エコノミスト、ローレンス・ユン氏は「多くの地域での在庫減少と住宅価格・住宅ローン金利の上昇は、初めて家を買う人たちのハードルをこれ以上ないほど高くしている」と分析する。
代わりに人気が高まっているのが、経済全体に与える効果が小さい賃貸住宅だ。ハーバード大学住宅研究所によると、賃貸住宅に暮らす家庭の数はこの10年間で900万世帯増え、過去のどの10年間よりも増えた。貯金が少なく頭金が足りなかったり、新たなローンが組めなかったりする人が賃貸住宅に流れているようだ。郊外に「夢のマイホーム」を建てるより、都市部のマンション暮らしを好む若者も多い。
「郊外の夢のマイホームよりも都市部のマンション暮らし」は日本でも同様の傾向があります。
私の父親世代は、通勤に1〜2時間かけてでもマイホームを購入した世代ですが、今は職場に近い場所に賃貸で住む人が増えていますから。
それにしても、アメリカの住宅ローンの金利は高いですね・・・。4.32%は高すぎます。。
去年の日本の住宅ローン変動金利は0.6%とかになっていましたからね。。
トランプ大統領は就任初日の20日、いきなり住宅ローンの手数料軽減策の停止を打ち出した。オバマ前政権が導入したこの軽減措置は、初めて家を買う若者や低所得者への恩恵が大きかった。NARのユン氏は「手数料の軽減がなければ、3万~4万人が住宅を買うことができなくなるだろう」と指摘する。
トランプさん、いきなりこんな施策をやっていたんですね。。これは、来月の「中古住宅販売件数」も予想を下回るのではないでしょうか・・・?
昨日のFXトレード成績
取引 | ロット | エントリー価格 | 決済価格 | pips | 損益 |
---|---|---|---|---|---|
BUY | 0.1 | 112.571 | 112.574 | 0.3pips | +30 |
BUY | 0.1 | 112.617 | 112.754 | 13.7pips | +1,370 |
SELL | 0.1 | 113.064 | 113.021 | 4.3pips | +430 |
合計損益 | +1,830 |
額は少ないですが、プラスで終えられてホッとしています。とにかく、今は負け癖を付けないことを重視しています。