XMでは2月半ばから、OANDAではFOMCがあった3月15日から、大きな含み損を抱えてしまっています・・・。塩漬けってやつですね。。
これがXMの取引画面です。
「0.2ロット(2万通貨)× 4エントリー」で合計で135,997円の含み損です。
スワップは1エントリーにつき、1日1円ほど付いています。37ということは、1ヶ月以上も保有しているということですね。
3月15日のFOMC前では最大で15万円ほどの含み益が出ていたのですが、FOMC後の急落でプラスがマイナスになってしまいました・・・。欲張った私がバカでした。。
こちらはOANDA Japanの取引画面です。
「0.3ロット(3万通貨)× 3エントリー」で合計で169,500円の含み損です。
この取引画面ではスワップは0になっていますが、口座履歴を見ると、実際には3エントリーで1日145円ほどのスワップ金利が付いています。
1日145円ということは、30日で4,350円、365日で52,925円です。
目次
含み損が大きくなると、強制ロスカットされる為替レートがいくらなのか気になります・・・
XMとOANDAの含み損は大きい時で、合計で50万くらいになった時もあります。1ドル110円を下に割りそうになった時です。
でも、今は1ドル111円後半まで戻ったので、その時に比べるとだいぶ含み損は減りました。
ここまで含み損が膨らむと、強制ロスカットがどうしても視野に入ってきます。
私はどちらの口座にも300万円以上を入金しているので、おそらく大丈夫だと思ったのですが、念のためにOANDAに電話して、ロスカットレートの計算方法を教えてもらいました。
FX ロスカットレートの計算方法
OANDAの場合、ターミナルを表示すると、以下の情報が表示されます。
- 残高
- 有効証拠金
- 必要証拠金
- 余剰証拠金
- 証拠金維持率
OANDAの場合、取引概要ページを見ると、ロスカットの条件は以下のように書いています。
個人・法人のお客様いずれも、証拠金維持率が100%未満となった場合(有効証拠金額が必要証拠金額を下回ることとなった場合)に発動します。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100ロスカットが発動すると損失の大きい建玉から順番に強制決済(ロスカット)されます。このロスカットは証拠金維持率が100%を上回るまで続けられます。
なんだか、意味がいまいち分かりませんが、OANDAの場合、以下のような基準になっているそうです。
- MT4東京サーバーの場合:証拠金維持率が100%(両建てしている場合は90〜110%)を下回ったら、損失の大きい建玉から順番に強制ロスカット。FX TRADEとはリンクせずに単体で動作。
- MT4NYサーバーの場合:証拠金維持率が約100%(両建てしている場合は90〜110%)を下回ったら、全玉を同時に強制ロスカット。FX TRADEとリンクして動作。
私の場合、現状では証拠金維持率が600%以上なので、まだ大丈夫です。なるべく500%以上を保つようにしようとしています。
さて、肝心の「ロスカットレートの計算方法」ですが、以下のように計算します。
今の為替 – (余剰証拠金 ÷ 保有枚数)
たとえば、私の場合、OANDAでは以下のようになっています。
- 今の為替:111.863(BUYのレート)
- 余剰証拠金:2,448,125円
- 保有枚数:90000枚(0.3ロット x 3エントリー = 0.9ロット、0.1ロットが1万枚なので0.9ロットは9万枚)
では、計算してみましょう。
111.863 – (2,448,125 ÷ 90000) = 111.863 – 27.201 = 84.662
というわけで、ドル円の為替レートが1ドル84.662円まで円高になったら、強制ロスカットされてしまうということです。
さすがに、2017年内はないと思いますが、欧州の政治情勢や北朝鮮のミサイルなど、予想もしないことが起こったら、マーケットは大きくリスクオフになりますから、その時は大きく円が買われて円高になる可能性もあります。
なので、できるだけ早く1ドル115円に戻って欲しいと願っている毎日です・・・。
次は、XM(エックスエム)です。
XMは海外証券なので、レバレッジが日本のFX会社よりも大きくなっています。
日本ではレバレッジ25倍が最高ですが、XMでは最高888倍です。
私はレバレッジ50倍でやっています。そのぶん、証拠金維持率に余裕があります。
XMでの強制ロスカットの条件は「証拠金とレバレッジ – 損切りレベル」に以下のように書いてあります。
損切りレベル
ロスカットレベルとは、未決済ポジションが自動的に決済される有効証拠金レベルを意味します。取引口座の有効証拠金が必要証拠金の20%以下になると、顧客口座のロスカットレベルに達します。
チャットで質問したら、以下のようなお返事を頂きました。
弊社ではロスカットは証拠金維持率が20%の時点で行われ、システムは損失が大きいものから順番に取引を一つずつ決済し始め、使用証拠金を減らします。
これにより、証拠金維持率を20%以上に押し上げようとします。
XMでは証拠金維持率が20%になると強制ロスカットされてしまうそうです。
たとえば、私の場合、XMでは以下のような状況です。
- 今の為替:111.872(BUYのレート)
- 余剰証拠金:3,902,454円
- 保有枚数:80000枚(0.2ロット x 4エントリー = 0.8ロット、0.1ロットが1万枚なので0.8ロットは8万枚)
「ロスカットレートの計算方法」は、
今の為替 – (余剰証拠金 ÷ 保有枚数)
でした。
では、計算してみましょう。
111.872 – (3,902,454 ÷ 80000) = 111.872 – 48.780 = 63.092
というわけで、ドル円の為替レートが1ドル63.092円まで円高になったら、強制ロスカットされてしまうということです。
さすがに、1ドル63円にはならないと思いますが・・・。
いずれにせよ、含み損はストレス以外の何物でもなく、毎日、胃がキリキリと痛くなるので、できるだけ早くスクエア、もしくはプラスで終えられたらと思っています。
現状では、自分でロスカットすることは考えていません。これがダメな考え方というのは分かっていますが・・・。
ちなみに、レバレッジを上げることで証拠金維持率を上げることが可能です。
詳細は以下の記事で詳しく説明しています。
(追伸)無事、プラス決済で終えることができました。
XMとOANDAで大きく抱えてしまった含み損ですが、なんとかプラス23万円で決済することができました。
多い時で含み損が100万ほどまで膨らんだ7エントリーを無事にプラスで利食い。+23万円
今回の体験を通して、損切りの重要性を身をもって学びました。
結果的にプラスで終えることができましたが、これはラッキー以外の何物でもないと思うので、今後はもっとシビアに損切りと向き合っていきたいと思います。
現在は、日本の証券会社であるOanda Japan(オアンダジャパン)のみでトレードしています。
その理由は以下の記事に書いてあります。
FXトレードでMT4が使える国内証券会社と海外証券の最大のデメリット
Oanda Japan(オアンダジャパン)口座開設・MT4用のアカウト作成・入金・トレード開始までの流れ
私は現在、「OANDA(オアンダ)Japan」で世界標準の取引ツール「MT4(MetaTrader 4)」を使ってFXトレードをしています。
「OANDA(オアンダ)Japan」の口座開設からトレード開始までの一連の流れを以下の記事にまとめていますので、もしよかったら参考にして下さい。
↑口座開設について。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)には「NYサーバー」と「東京サーバー」がありますが、両者の違いについて。
↑「MT4(MetaTrader 4)」を使うためのサブアカウント(サブ口座)を作る手順。
↑作ったサブアカウント(サブ口座)に入金すれば、トレード開始です。
↑「NYサーバー」のアカウトから「東京サーバー」のアカウントに資金を移動。