昨日のドル円は22:30のNYタイムから大きく下落しましたが、私は今までと同じ過ちを犯さないと決めていたので、覚悟を決めて損切りしました。
私の過去の過ちは、決まって次のようなパターンです。
- ドル円の上昇を見込んでBUY(なぜかBUYばかりしてしまい、SELLが苦手…)
- 想定に反してドル円が下落
- 含み損が膨らむ
- 損切りできなくなるほど含み損が膨らむ
- 証拠金維持率を高めると強制ロスカットの可能性が高まるので、新規エントリーができない(=玉を増やせない)
- ドル円の為替レートが元に戻るまで待つ(=含み益が出るまで待つ)
- 日々、強制ロスカットの恐怖に怯えながら祈るだけの日々が続く…
今のところ、結果的に強制ロスカットは経験せずに、為替レートも元に戻ってきていますが、上記のようなことを繰り返していると、いつか大きな損失を被ると思います。
「損切りは経費」と自分に言い聞かせ、これからはしっかり損切りをしていこう(経費を使っていこう)と決めたので、決済逆指値(Stop Loss)を入れ、それにかかってしまいました。
9900円の損切りです。
その後、「取り返してやる」というダメなマインドが自分の中に生まれてしまい、何度か迷走エントリーをしてしまいました。
でも、少し取り返すことができ、結果的に5798円のマイナスです。
BUYの損切りをした後にBUYばかりしているところが、冷静に分析できていない証拠だと思います。
実際、昨日は「SELLしたら、落ちるところまで待つ」が正解でした。
私が損切りラインである「決済逆指値(Stop Loss)」を入れたのは、前回安値と前々回安値のちょっと下です。
もし、ここで損切りラインを入れていなかったら、今頃かなりの含み損を抱え、ひたすら後悔していたと思います。
損切り後は、4時間足でボリンジャーバンド2シグマの下限だったので、「これ以上は下げないかな」「反発するのでは」を思い、BUYをして少し取り返したのですが、この上昇はSELLエントリーしていた人の利益確定の反対売買(=BUY)で少し戻しただけだと思います。
いま振り返ると、「損切りした後に反対売買(=SELL)して落ちきるまで待てばよかった」と思います。タラレバですが。。
ただ、損切りできたことはよかったと思います。また、同じ過ちを犯していたら、本当に自分が嫌になったと思います。
損切りして損失は出てしまいましたが、今はポジションフリーなのでまた1からやり直せます。
米金利上昇から株安、ドル円下落へ
昨日は米株が大幅に下落しました。
私がNYタイムにトレードしていた時に、ダウが最大で500ドル下げていました。朝起きたら、800ドル以上も下げていたので、ビックリしたのですが、株安を受けドル円もリスクオフの円買いが進み、下落しようです。
ダウとS&P500は3%台の下落ですが、ナスダックが4%マイナスと下落幅が大きくなっています。
米国株、ダウ続落で831ドル安 2月上旬以来の下げ幅:日本経済新聞
株売りのきっかけとなったのは長期金利の上昇だ。米10年物国債利回りは一時3.24%と前日比0.04%上昇した。金利が上昇するとPERが高いハイテクなど「モメンタム株」の割高感が意識されやすい。モメンタム株とは成長期待が高く、値動きに勢いがある銘柄を指す。ネットフリックスは8%安、アマゾン・ドット・コムは6%安、マイクロソフトとアルファベットは5%安となった。
米10年物国債利回り(長期金利)の上昇が株安を引き起こしたようです。
債券の利回りが上がるということは、債券価格は下がっていることなので、債券投資の旨味が増します。
すると、リスクの高い株式投資からリスクが低いけどそれなりの利回りが見込める債券投資に世界のマネーが流れます。
その結果、株価が下がり、リスクオフになり、円が買われ、ドル円は下落という流れになる傾向があります。
米株の急落をきっかけに10日のニューヨーク外国為替市場ではリスク回避のドル売り・円買いが進んだ。これまで円売りを仕掛けていた投機筋が一気に持ち高調整に動いて、円高・ドル安に拍車をかけたようだ。
米株式市場でダウ工業株30種平均が8カ月ぶりの下げ幅を記録したことで、ドルが売られた。外国為替市場関係者の多くが「投機筋が持ち高調整に動いた」(みずほ銀行の唐鎌大輔氏)と話す。
10月2日時点でシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の通貨先物市場での投機筋(非商業部門)による円の売り越し幅は2月以来、8カ月ぶりの水準までたまっていた。唐鎌氏は、当面は投機筋による持ち高の解消が続くとみる。
今の私の課題は、こういった投機筋の仕掛けにうまく乗ることです。
FXの良いところは、「他人の売買のよって自分のお金が増える」というところなので、うまく波に乗れるようになる必要があります。
じゃないと、逆に「他人の売買のよって自分のお金が減る」になってしまうので。。
今夜は21:30に消費者物価指数の発表があります。
欧州タイム、そして消費者物価指数を受けてのNYタイムにドル円がどんな動きをするのか注目したいと思います。
米国株の値動きに左右されそうな気がしますが、チャンスがあったらエントリーしたいと思っています。